【作品紹介】バリー・リンドン

Barry lyndon(IMDb) 邦題/バリー・リンドン 原題/Barry Lyndon 公開日/1975年12月16日(184分、カラー、ワイド) 日本公開/1976年7月3日 製作総指揮/ヤン・ハーラン 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック 原作/ウイリアム・メイクピース・サッカレー『バリー・リンドン』 撮影/ジョン・オルコット 編集/トニー・ローソン 音楽/ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル、ショーン・オリアダ、フリードリッヒ大帝、ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト、ジョヴァンニ・パイジェロ、ほか 美術/ケン・アダム 出演/ライアン・オニール(バリー・リンドン)、マリサ・ベレンソン(レディ・リンドン)、パトリック・マギー(シェヴァリエ・ド・バリバリー)、ハーディー・クリューガー(ポッツドルフ大尉)、マリー・キーン(バリーの母)、レオン・ヴィタリ(ブリンドン卿)、ドミニク・サヴェッジ(若きブリンドン卿)、デヴィッド・モーレイ(ブライアン)、マイケル・ホーダン(ナレーター)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ 受賞/1975年アカデミー賞、美術監督・装置賞(ケン・アダム他2名)、撮影賞(ジョン・オルコット)、編曲賞(レナード・ローゼン)、衣装デザイン賞 ●ストーリー 第1部:レドモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか 18世紀半ばのアイルランドの農家に生まれたレドモンド・バリーは、父親を決闘で亡くしたため母親ベルの女手一つで育てられた。十代になったバリーは従姉のノーラに恋をし、二人は恋人同士となる。その後ノーラはイギリス軍のジョン・クイン大尉と恋仲となり、家族は裕福なクイン大尉との結婚を望むようになった。そんなクイン大尉に嫉妬したバリーは決闘を申し込み、クイン大尉を倒してしまう。決闘立会人のイギリス軍のグローガン大尉はクイン大尉の死亡を告げ、バリーは警察に知られる前にと、母から旅費20ギニーを渡され村を出た。ところがダブリンへ向かう道中で追いはぎに遭い一文なしになり、仕方なくバリーはイギリス軍の兵員補充に志願して入隊する。数ヶ月後、増援部隊としてやってきたグローガン大尉と再会し、決闘はノーラとクイン大尉の結婚を望む家族が、バリーを村から追い出すために...