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【ブログ記事】キューブリックの三女ヴィヴィアン、CIA職員が「スタンリー・キューブリックを殺したのは私だ」とのTPVショーンのポストに「卑猥な嘘をでっち上げ」と大激怒!

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CIA職員、臨終の告白「スタンリー・キューブリックを殺したのは私だ」  スタンリー・キューブリックは映画を作っただけでなく、真実を暴いた。彼の遺作となった『アイズ ワイド シャット』は、エリート層の儀式の仮面を剥ぎ取り、編集版を提出してからわずか数日後に彼は亡くなった。  公式には心臓発作によるものとされたが、あるCIA職員は臨終の場で、上層部の命令による暗殺だったと告白した。  彼は、私たちが見た『アイズ ワイド シャット』はキューブリックの構想を歪めたバージョンだったと明かした。ナレーションは切り取られ、シーンは丸ごと削除され、エリート層の小児性愛ネットワークを暴くぞっとするようなサブプロットは編集室の床に埋もれていたのだ。 (引用: X@tpvsean/2024年8月19日 ) 父の死について、人々が狂気じみた嘘をでっち上げるのを止める術はない  @TPVSean の「報道」と、その生々しい「臨終の告白」を、私は無理やり最後まで見届けた。そこに真実があるのか​​どうか疑ったからではない―真実などない―ただ、反応する価値があるかどうか判断しなければならなかったからだ。  そこで、残酷なセンセーショナリズムよりも真実を重視する皆さんへ、私の反応を述べる。  父の死に関する何かを見るのは、いつも奇妙で非現実的で不安な体験だ。私自身も、父の死を悼み、深く悲しみ、苦しむ記憶を心に刻み、26年経った今でも涙を流す。そして、その場に居合わせたわけでもなく、父を知らず、何の繋がりもない、堕落した人々が、父の死因について卑猥な嘘をでっち上げている。  まるでマルウェアのように、父の死の真相に紛れ込んでいる。  ショーンが投稿した記事は、父の死に関する長年の陰謀論であり、全く真実ではない。しかし、そこに、人間によるマルウェアとしか言いようのない、忌まわしい例が付け加えられている。歪んだスリルを求める者が、父の人生に紛れ込もうとする、実にグロテスクな試みで名声を得ようとしているのだ。  見知らぬ男が留守番電話に、あなたの父を残酷に殴り、惨殺し、心臓を引き裂いたと告白する。嘘だと分かっていながら、それでもあなたはその残酷さとサディスティックな意図を受け止めざるを得ない。この臨終の懺悔者は、死者を搾取し、同時に悪意に満ちた嘘で生きている者を苦しめることを知りながら、堕落した自慰行為を行...

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その3]撮影しながら性行為の振り付けをする・R指定騒動

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トム・クルーズの窮地を救った謎の美女。演じたのはアビゲイル・グッドというモデルの女性で、声はケイト・ブランシェットが担当した 謎の美女の声を担当したケイト・ブランシェット。キャステングはキューブリックの逝去後だったため、レオン・ヴィタリが行った アメリカではR指定を得るためにデジタル修正された乱交シーン。日本ではオリジナルのままで公開された ●撮影しながら性行為の振り付けをする レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) : 乱交シーンでスタンリーはあることをしたかった。『時計じかけのオレンジ』へのオマージュのようなことをだ。男が手と膝をついて、女が男の背中にいて、後ろからさらに別の男にファックされているというものだ。撮影中に振り付けした。スタンリーが突然思いついたからだ。簡単なものではなかった。誰もポルノ俳優じゃない。彼らはモデルとダンサーだ。そして根性があった。 ジュリエンヌ・デイビス(マンディ役) : スタッフが来てこう言ったんです。「計画の変更があった」って。これからはTバックを身に付けないこと、そして男たちは股間の上のカップを除いて完全に裸になること。私ともう一人の女性は参加しないことにしました。他の女の人たちに「もしこれをやるなら、完全に話は違ってくるわよ。私があなたならギャラの増額を要求するわ」と言いました。 アビゲイル・グッド(謎の美女役) :スタッフはこう言うだけです。「そう。腰をかがめて。あれみたいに。そこに寝て。そうあれみたいに。」って。仮面を付けてるから誰にも自分のことはわからないし、匿名性は保たれ、友達家族に言わなければ、誰にも自分がしたことはバレないけど、簡単なことではなかったわね。 ヨランデ・スナイス (振付師) :乱交シーンの振り付けを始めた時には、会社の仕事もあったの。最初はそこまで振り付けが必要とは思わなかったけど、それは間違いだった。シーンを見てみたら、スタジオでのリハーサルがシーンの撮影に影響されていることがわかりました。カウチ、ベッド、アームチェアー、私たちが家具の周りでした2、3、4人組の振り付けの全てがそこにありました。エロチックだけれど、本物の性交は行われていません。 レオン・ヴィタリ :冒涜的であり優美なことだと思う。テーブルの上で優美なポーズをする、そして同時に不快なことも起こっているという。スタンリーは限...

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その2]さらに本物に近くなる乱交シーン

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映画で使用された仮面はベネチアで調達された 舞踏会や儀式のシーンが撮影された「エルベデン・ホール」 乱交シーンは『ダウントン・アビー』で有名になったハイクレア城の応接室で撮影された ●さらに本物に近くなる乱交シーン ヨランデ・スナイス (振付師) :スタンリーの乱交シーンのビジョンは、後に本当の乱交シーンのようになっていったと思います。問題はそれをするために、さらに追加のお金を払わねばならないことと、何人かはそれをしたくなかったことです。 アビゲイル・グッド(謎の美女役) :レオンはある時カーマ・スートラからの挿絵をたくさん持って来て、「スタンリー、この絵からインスピレーション得られるかい?」って聞いていたの。私たちは「こんなことのためにこの仕事を受けたわけじゃない」と思うようになっていました。でもその頃にはお互いのことをよく知ってたから、どんどん性的になっていくのも驚かなくなっていたわ。 ヨランデ・スナイス :スタンリーはイタリアの仮面のコレクションを持っていました。「コンメディア・デッラルテ」のマスクです。私を家に呼んで一番印象に残るものを選ばされました。共同作業だけど、 自分が乱交シーンをもっと明確にするのためのスタンリーの美術アシスタントになった感じがしました。数週後には儀式や仮面舞踏会、そして外套を脱ぐ儀式について話てくれました。 いろんな儀式の形態を試した。線、道、歩き、境界や祭壇への行列などなど。ある時点で、スタンリーは円がベストだということに気付きました。それが決まってからは彼とレオン、プロダクション・デザイナーと共に見合ったロケーションを探しました。最終的に巨大な会場を使うことになりました。 レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) :エルベデンはギネス家によって所有されていた家だった。マハラジャによって1800年代に建てられ、廊下には手彫りの大理石が使用されていた。建築した時は建築資材を運び込むのに線路を作った。戦争中は秘密の司令部として使われた。何とも奇抜な建物だった。別に使用した家はツタンカーメンの墓を発見した男が所有していた。大規模な美術館がその地下にあった。 トッド・フィールド (ニック・ナイチンゲール役) :  仮面舞踏会のシーンはエルベデン・ホールで撮影された。最初に入った時、音楽用の機材以外は何もなかった。キーボードの前に...

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて

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「イルミナティ」「フリーメイソン」など何かと陰謀論の的になる『アイズ ワイド シャット』の儀式シーン。  ●儀式シーンのリサーチについて ブライアン・クック(助監督) :私はスタンリーによく言ったんだ。「エイドリアン・ラインかトニー・スコット監督を呼んでこのシーンを撮るべきだ。彼らなら撮り方を知ってるよ、スタンリー。でも君は違う!」ってね。それでよく笑いあったものさ。でもね、乱交シーンの撮影日は押しに押したんだ。スタンリーは全然撮ろうという意欲がなかったんだ。ここだけの話、彼の得意分野じゃなかった。複雑で、撮る場所を決めるのも難しかった。しかし、そのためにたくさんのリサーチをした。 アンソニー・フリューイン (キューブリックのアシスタント) :G・レグマンという南フランスに住む友人がいた。彼は我々にシュニッツラーの頃のウィーンの秘密結社と性の慣行について多くの情報をくれた。秘密結社の儀式と黒ミサについてのイラストも送ってくれたね、主に19世紀のものを。沢山の儀式のイラストを集めた。現代のものから古代のものまで。レグマンはフェリシアン・ロップスというとても有名ないろんな種類の春画に長けたアーティストを推薦してくれた。 ブライアン・クック :ニコールが海兵といちゃつくシーンでは、焼き増しの写真を使って、彼女にシーンに何を望んでいるか聞いたんだ。「どういう風にしたい?」って。 彼女は(訳者注:写真を見ながら)「いいえ。絶対だめ。これなら。そう。ダメ。それならOK。」 て答えてくれた。 レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) :私たちは超えることのできない障害を探してたんだ。ソフトコア・ポルノや『レッド・シューズ・ダイアリー』を見た。どれだけのものを映画で見せられるかを知るためにね。そしてもちろん、シーンに喜んで出てくれる人を探さなきゃならなかった。全てのモデル事務所とダンス教室を当たったよ。問題は彼らが完全に自然でなければならなかったことだ。ボトックス(注射)、豊胸手術は絶対ダメ。これは全ての事務所に明確に伝えた。でも何回か事務所に豊胸手術を受けさせることに同意したこともあった。 ヨランデ・スナイスのダンス会社にも連絡をとった。彼らを何ヶ月も週に1、2回呼んでビデオに撮り、いろんなことを試した。 ヨランデ・スナイス (振付師) :モデルたちと多くの時間...

【関連記事】スタンリー・キューブリックの長年のプロデューサーが『ルーム237』を酷評し、『アイズ ワイド シャット』をお気に入りのキューブリック映画に挙げる

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Jan Harlan(IMDb) 「Room 237」を見ましたか?  ああ、なんてバカなんだ。もちろんそう思ったよ。気に入らないという話ではない。ただ馬鹿げている。つまり、(この 映画監督は)明らかにキューブリックが死ぬまで待っていたんだ。こういうことは何度も彼に起こったし、偽の月面着陸をしたという話もそうだ。これは彼が死んでからしかできなかった。人は虫けらのようにやってきて、墓から訴訟できない奴を利用する。いずれにせよ、私はそういうことは気にしない。 (引用: Indiewire/2014年3月31日 )  『時計じかけのオレンジ』以来キューブリック作品に長年プロデューサーとして参加し、義弟でもあるヤン・ハーランが例の『ROOM237』についてインタビューに応えています。ヤンは「何も解明しない陰謀説オタク映画」「明らかにキューブリックが死ぬのを待っていた大バカだ」「墓から出て来れない者を利用している」と批判のオンパレードです。  しかし、あえて私は苦言を言いたい。インタビューでも言及されている「偽の月面着陸」とはこの『オペレーション・ルーン』を指しているのでしょうが、その番組に姉(キューブリックの妻クリスティアーヌ)と一緒に嬉々と出演していたのはあなたでしょ?と。そんなあなたにこの『ROOM237』を批判する資格があるのかと。自作の権利を頑までに守り、TVのオンエアや広告、果ては上映館の壁の色まで口うるさく介入していたキューブリックの遺志を尊重し、あなたの言う「何も解明しない陰謀説オタク」からキューブリック作品を守らなければならないあなたと姉が、どうして『オペレーション・ルーン』などというくだらない番組に出演してしまったのか。その安易な行動がその「大バカども」に免罪符を与えてしまった責任ををどう考えているのか。とことん問いつめたくなります。  映画であれ、写真であれ、絵画であれ、音楽であれ、小説であれ、創作活動をした経験のある方ならよく理解できると思いますが「自作」というものは自分にとって我が子のように愛おしいものです。それを陰謀ごっこの道具にされ、あまつさえ金儲けのダシに使われるのを気にしなかったり、自作は嫌だけど他人の作品なら笑って許せる、という人は創作者でもクリエーターでもなく単なるカネの亡者、守銭奴です。その低レベルなゴミ自称芸術家たちはここに晒してあり...

【関連記事】ホラーの名作『シャイニング』を大胆な手法で検証する『ROOM237』監督インタビュー

キューブリックはアポロ計画捏造に加担していた!?奇抜な解釈で巨匠の脳内を分析した映画 ホラーの名作『シャイニング』を大胆な手法で検証する『ROOM237』監督インタビュー  スタンリー・キューブリック監督が1980年に発表した、ステディカムを用いた美しいカメラワークと悪夢的なイメージでその後のホラーの潮流を変えた作品として知られる映画『シャイニング』。この作品を5人のキューブリック研究家が独自の解釈により読み解いていくドキュメンタリー『ROOM237』が1月25日(土)より公開される。『シャイニング』本作はもちろん、キューブリック監督のフィルモグラフィーを検証しながら、『シャイニング』の舞台となるオーバールックの見取り図の再現や本編を逆再生するなど、大胆な手法を駆使して、アポロ計画捏造への加担やホロコーストとの関連など、コメンテーターたちの奇想天外な持論が映像化されている。今作の監督ロドニー・アッシャーに、制作の経緯について聞いた。 (引用: Web DICE! 骰子の眼/2014年1月23日 )  どうでもいいインタビューですが、このインタビューを読めば分かる通り、自分で監督したのにもかかわらず「この映画がこんなに世界中で公開されるなんて奇跡だ、驚きだ」なんて言っているのはもちろんこの映画が中身の無い、デタラメのオンパレードだと知っているからですね。  対象はなんであれ、深読みごっこなんていくらでもできるし、全く証拠を示さなくてもいいのなら、映画でもなんにでもできてしまいます。小学生の学習発表会でもそれなりの根拠や証拠を示さないと先生から注意されるというのに、そういう意味ではこの映画は小学生以下レベルといって差し支えないでしょう。こんなもので金儲けできるんですから、世の中チョロイものです。それにひっかかる低レベルな人間が如何に多いか、という事でしょう。  人生の全てを映画に掛け、命を削るように作品を創りだしたキューブリックを愚弄するこの行為、なのにその作品を金儲けの道具されても何も感じず、その挙げ句ギャグや冗談で片付けられる人たちは、その人たち自身の人生も「ギャグや冗談レベル」なんでしょう。そういう人たち向けにはそれ相応の学芸会レベル自称アーティスト(笑、達がいますのでそちらで楽しんでもらって、こちら側には来ないで欲しいものです。

【関連記事】すさまじい電波と妄想、無理矢理のこじつけ。『ROOM 237』のあきれた内容

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   『ROOM 237』のプレス向け資料に掲載されていたストーリーの内容が判明しました。これだけ読んでみても凄まじい電波とトンデモっぷりが分かりますのでご紹介します。 ストーリー【ネタバレの可能性あり】 ●『シャイニング』に関する代表的な9つの考察(ストーリー) *これらはあくまで映画で描かれる独自の解釈であり、キューブリックの本意ではありません 1.ふくらし粉の缶詰に隠された意味  映画の序盤、オーバールック・ホテルの料理長ハロラン(スキャットマン・クローザース)の背後にある食料庫の棚に“カルメット”というふくらし粉の缶詰が置かれている。“カルメット”とは北米の先住民が和平の印として吸った長パイプのこと。“カルメット”の缶は後半、主人公ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)がかつて妻子を惨殺した管理人グレイディ(フィリップ・ストーン)の幽霊と対話するシーンにも映っている。キューブリックはこの場面で、わざと複数の缶をバラバラの向きに置いた。それは和平の破綻、すなわち大量虐殺の暗示なのである。 2.タイプライターや“42”という数字に秘められた隠喩  作家のジャックが使用するタイプライターはドイツのアドラー社製だが、アドラーとはナチのシンボルでもあった“鷲”を意味する。劇中、ジャックが着ているTシャツにも“鷲”があしらわれている。またキューブリックは、ナチがユダヤ人の絶滅を決めた1942年の“42”という数字にこだわっており、ホラー映画の形をとって間接的にホロコーストというテーマを扱ったと解釈できる。237号室の部屋番号を2×3×7と掛け合わせると“42”になるのは、単なる偶然なのだろうか? 3.観客の性的な欲求を刺激するサブリミナル効果  『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』で映画術を究めたキューブリックは、新たな挑戦の一環としてCMなどに用いられるサブリミナル効果の手法を導入した。それらは観客の性的な欲求をかき乱すもので、次のような一例がある。映画の冒頭、ジャックがホテル支配人アルマン(バリー・ネルソン)の面接を受けるシーン。まるで冗談のようだが、ジャックとアルマンが握手を交わした直後、オフィスのデスクに置かれた黒いペーパー・トレイがアルマンの“男性自身”に早変わりするのだ! 4.存在するはずのない窓  これもジャックがアルマンのオフィス...

【関連記事】『シャイニング』愛が止まらない!細田守監督が支持する『ROOM237』とは?

 20世紀最高の巨匠スタンリー・キューブリックがスティーヴン・キングの小説を映像化した『シャイニング』は、映画史上最も恐ろしく芸術性の高いホラーとして語り継がれている。そんな伝説の作品に渦巻くミステリーの解明に挑んだ異色作『ROOM237』が著名人の間で話題になっている。  本作は、5人のキューブリック研究家が次々と意外な着眼点や矛盾を指摘し、衝撃的にして奇想天外な『シャイニング』論を披露。キューブリックの長編デビュー作『恐怖と欲望』から遺作『アイズ ワイド シャット』までの全作品の場面映像を引用し、天才監督の脳内を分析するかのような驚くべきドキュメンタリーとなっている。  一足早く本作を鑑賞した板尾創路は「キューブリックの新作は観る事は出来無いけど、この映画を観たら『シャイニング』が新作同様に楽しめた」と絶賛。『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督は「今度はオレの『シャイニング』語りも聞いてくれ! 」とシャイニングフリークであることをカミングアウト。演出家&映画監督の大根仁は「キューブリックが観たらガン無視されるであろう(誉め言葉です!)シャイニング&キューブリックおたく達による妄想コラージュドキュメント。『そんなわけないよ! 』が『いや、あるかも…』になっていくのがたまらない! 」と作品の魅力を分析した。  そのほか、「ここまで愛されるとは、あの世のキューブリックも喜んでいるはず」(映画監督・松江哲明)、「この“第1回シャイニング深読み大会”を見て、俺の話を聞けと世界中から新たな選手が参戦しそう」(漫画家&イラストレーター・花くまゆうさく)、「私も『シャイニング』にとり憑かれた一人。なぜスティーブン・キングは映画を気に入らなかったのか…」(漫画家・いがらしみきお)、「いいともは終わっても『シャイニング』の輪に終わりはない」(演出家&脚本家&俳優・河原雅彦)と、キューブリックへの愛と『シャイニング』への情熱に溢れた言葉が並んだ。  さらに、作家・平山夢明は『シャイニング』を“観るドラッグ”称し、映画監督・樋口真嗣はその衝撃ゆえに「こんなのありか? 多分アウト。訴えられるぞ! 」と本作を評価。マンガ家・カネコアツシは「ここまで人を狂わせる何かを創ってみたい! 」と仕事意欲を触発されたようだ  あらゆる映画ファンの知的好奇心を刺激する、新たな発見に満ちた237号室。そ...

【ブログ記事】『ROOM 237』をネタバレさせ、そのくだらない正体を暴く

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 当ブログで『ROOM 237(ルーム 237)』を散々「金儲け主義者のデタラメ陰謀論映画」とこき下ろしていますが、何故観てもいないのにそう断言できるのか、それを説明したいと思います。  管理人が当ブログの前身であるキューブリックのファンサイト『CataComB』を立ち上げた1998年、『ROOM 237』という『シャイニング』の海外のファンサイトがあるのに気が付きました。内容はマニアとおぼしき連中が、よってたかって『シャイニング』の映像を解析、さまざなま矛盾点や意匠からメッセージをこじつけ、それをネットで披露しあって遊ぶ、という趣旨のサイトだったと記憶しています。  『CataComB』で海外の良質なサイトを紹介するリンクページを設けていた関係上、こういった海外のサイトの内容には注意を払っていました。有益な情報が集まるサイトならともかく、こういった「隠謀論ごっこ」で遊ぶサイトは無益だと判断し、リンクページには載せませんでした。(ある時期は載せていたかも知れません。なにせ昔の話なので記憶が定かじゃないですが、手元に残っている最終ログには掲載がありませんでした。)つまり公開される『ROOM 237』とは、元々はマニアがネット上で『シャイニング』をネタに隠謀論を披露し合うサイトだったのです。もちろんそれに根拠や証拠など必要ありません。本人たちもそれを承知の上での、単なるお遊びですから。  では何故そんなデタラメなサイトが映画化されたのでしょう。これは推察ですが、原因は例の『オペレーション・ルーン』にあると思います。フランスのTV局が製作し、2003年のエープリールフールに放送したこのジョーク番組は大きな話題になり、世界中でオンエアされました。日本でも『ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?』で短縮版ですが取り上げられています。この成功を目の当たりにした出資者が二匹目のどじょうを狙ってネタ探しをしたであろう事は想像に難くありません。その出資者が目をつけたのがネットで隠謀論ごっこをしていた『ROOM 237』だった、という訳です。  しかも『オペレーション…』には大きな「免罪符」が備わっています。それはキューブリックの遺族、妻のクリスティアーヌと義弟のヤン・ハーランが出演し、この隠謀論に加担してしまっているのです。(もちろん最後にネタばらししていますが)つまり、キューブ...

【関連記事】関係者が認めていないS・キューブリックのドキュメンタリーが気になる!

 20世紀最高の巨匠スタンリー・キューブリックの『シャイニング』(80)を徹底分析するドキュメンタリー映画『ROOM237』。サンダンス、カンヌと映画祭で注目されてきた話題作が2014年1月25日(土)より全国順次公開となる。  リゾートホテルを呪われた迷宮に見立てた『シャイニング』を多角的に解明する本作は、筋金入りのキューブリック研究家たちのコメンタリーと共に進行していく。ビル・ブレイクモア(ジャーナリスト)、ジェフリー・コックス(歴史学者)、ジュリ・カーンズ(作家)、ジョン・フェル・ライアン(ミュージシャン)、ジェイ・ウェイドナー(作家、映画製作者、神秘学者)。この5人が斬新かつユーモラスな極私的『シャイニング』論を披露し、映画を読み解いていく。  ただ、本作はキューブリックの家族や『シャイニング』の製作者などには一切承認されておらず、完全に独自の解釈であることも明らかにされており、予告編も“本作は私見である”という内容の注意文から始まる。  いったいどんな映画に仕上がっているのか。日本公開が待ち遠しい!   (引用: MovieWalker /2013年11月29日 )  例の『シャイニング』に関する妄想とこじつけを並べただけの例のゴミ・サギ映画『ROOM237』ですが、ステマを始めたらしくあちこちで記事になっています。いちいち反応してもしょうがないんでスルーしようかと思っていたのですが、さすがに映画の内容に問題アリと判断したのか、記事の煽りがここにきてトーンダウン。「私見」や「独自解釈」、「好き勝手」など微妙な言い回しが増えています。まあ、不幸にも観てしまった方へのクレーム対策でしょうかね、さすがにこの段階で「『シャイニング』の真の姿が暴かれる!」というような煽り文句は危険だと判断したのでしょう。「この言い回しから内容を悟ってね」と言わんばかりです。  さて、こんなゴミ・サギ映画を輸入し、金儲けを企んだ素晴らしい配給会社をご紹介しましょう。ブロードメディア株式会社です。でもまあそのうち社名を変えたりして、したり顔で生きながらえるんでしょうがね。

【関連記事】【MOVIE BLOG】キューブリックの“頭の中”を分析する

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 前作『マラヴィータ』から180度方向転換した新しい担当作品『ROOM237』が2014年1月25日(土)より全国順次公開されます。  20世紀最高の巨匠スタンリー・キューブリックの『シャイニング』を徹底分析するドキュメンタリー映画。とてもとてもレアな作品です。ある1本の“映画”を題材にしたドキュメンタリー自体、かなり珍しいのではないでしょうか。これも謎多き傑作『シャイニング』だから成立するのですが。  この『ROOM237』を宣伝するにあたり、実はとても大きな条件があります。本作の劇中では当然のごとく『シャイニング』の映像がたくさん使われており、コマ送りや画面分割など好き勝手に検証しています。また、キューブリックの長編デビュー作『恐怖と欲望』から遺作『アイズ ワイド シャット』までの全作品の映像を引用しています。劇中に登場するこれら映画の映像およびスチールをポスターや予告編などの宣材に使用できないという、宣伝マン泣かせのしばりがあるのです。  ただ、この条件を逆手に取り、“見せない”“伝えない”ことが、本作の宣伝コンセプトとも言えます。ある5人のキューブリック研究家(『シャイニング』マニア)が大胆かつ奇抜に繰り広げる、『シャイニング』論。あらゆる映画ファンの知的好奇心を刺激する作品です。  伝説の恐怖映画『シャイニング』に残された、想像もつかない壮大な“ミステリー”とは――?ぜひ劇場で<237号室>の扉を開いてみてください。 <『シャイニング』を読み解くキーワード> 1.オーバールック・ホテル 2.カルメット 3.先住民 4.タイプライター 5.ホロコースト 6.存在するはずのない窓 7.双子の姉妹 8.ダニーの三輪車 9.アポロ計画 10.スティーヴン・キング 11.ルームナンバー237 (引用: cinemacafe.net/2013年11月29日 )  もちろんワーナーやキューブリックサイドが宣材にキューブリック作品のビジュアルの使用許可など出すはずがありませんね。上記の記事では「好き勝手に検証」としていますが要するに「デタラメのオンパレード」です。『シャイニング』のドキュメンタリーとなっていますが、『メイキング・ザ・シャイニング』のようなものを想像していはいけません。正確には「『シャイニング』に関する根拠の無い妄想とこじつけを並べる過程のドキュメンタリー」...

【関連記事】ヴィヴィアン・キューブリック。偉大な監督スタンリー・キューブリックの孤立娘が反政府主義者アレックス・ジョーンズの集会に現れる

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映画界の巨匠スタンリー・キューブリックの隠遁生活を送る娘、ヴィヴィアン・キューブリックが反政府アレックス・ジョーンズ集会に出席  先週、いくつかの報道機関が、反政府、陰謀論者のラジオ司会者アレックス・ジョーンズとダラス保安官代理との衝突について否定的な記事を書いた。  オースティン在住のラジオパーソナリティは金曜日、ジョン・F・ケネディ暗殺50周年を記念する市の公式行事に抗議するデモ行進を率いるためダラスにいた。ジョーンズと彼の支持者たちは「隠蔽はやめろ!」などのスローガンを唱えながら行進したが、ある時点で警官らは彼らに別の場所に移動するよう求めた。その後押し合いになり、ジョーンズと彼の支持者たちは警官らに長々と激しい非難を浴びせたが、結局誰も逮捕されなかった。  昨日、このイベントから新しいビデオ(下記参照)が公開され、そこには意外な参加者がいた。故スタンリー・キューブリック監督の娘で、どうやらジョーンズのファンだったようで、スターに夢中になっている様子のヴィヴィアン・キューブリックだ。  ビデオの中で、ジョーンズとキューブリックは、ダラスの保安官の行動に対する衝撃について話し合い、オバマ大統領の「暴政」について悲惨な予測をしながら、彼女の父親の映画に対する熱烈な賛辞を交わしている。 〈中略〉  ヴィヴィアンはサイエントロジーの指導者とともに父親の葬儀に出席したと伝えられている。彼女と家族との隔たりはその後さらに深まり、2009年に姉のアンヤが癌で亡くなったとき、子供の頃からずっと仲が良かったにもかかわらず、ヴィヴィアンは葬儀に出席しなかった。  ヴィヴィアンが社会から孤立していることは、彼女を弟子のように扱っていた有名な父親に痛感された。彼女はまだ17歳で、父のホラー映画の古典『シャイニング』の制作過程をドキュメンタリーで撮影し、24歳で『フルメタル・ジャケット』の音楽を作曲した。しかし、彼女はサイエントロジーに身を捧げていたため、『アイズ ワイド シャット』の制作を手伝うという父親の申し出を断った。  「スタンリーはヴィヴィアンに音楽の作曲を依頼したが、最後の瞬間に彼女は断った」とキューブリックの未亡人クリスティアンは2009年にガーディアン紙に語った。「2人は大喧嘩をした。彼はとても不幸だった。彼女を取り戻そうと40ページにも及ぶ手紙を書いた。カリフォルニア...

【関連記事】名作『シャイニング』の謎に迫るドキュメンタリー映画が来春公開決定

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 恐怖映画の名作として知られる『シャイニング』の謎に迫り、その内容を徹底的に検証するドキュメンタリー映画『ROOM237』が来年1月25日(土)から日本公開されることが決定した。本作を愛してやまない者たちが完璧主義者で知られるスタンリー・キューブリック監督が手がけた作品の謎に迫っている。  『シャイニング』は、冬季閉鎖しているホテルの管理人をすることになった作家のジャックと妻、不思議な力を持つ息子が、ホテルのもつ邪悪な力によって想像を絶する恐怖を体験する様を描いた作品。スティーヴン・キングの同名小説を“原作”としながら、徹底的な脚色が行われた“キューブリック作品”として知られている。自作についてはエンドロールの1コマにいたるまで徹底的にこだわったキューブリック監督は、280日間におよぶ撮影を敢行し、ジャック・ニコルソンら出演者たちを自身が仕掛けた“迷宮”に誘った。撮影は複数の場所で行われ、編集によって物語の舞台となる“オーバールックホテル”を描出。浮遊するカメラワークと、シンメトリー(左右対称)の構図、謎と隠喩に満ちた物語は多くの観客や批評家、研究者を魅了し続けている。  本作は今もなお謎に包まれている本作を多角的に検証するドキュメンタリー。タイトルになった“237号室”は、主人公ジャックが老婆の悪霊と出くわす客室番号だ。劇中では、ジャーナリストのビル・ブレイクモア、歴史学者のジェフリー・コックス、作家のジュリ・カーンズ、音楽家のジョン・フェル・ライアン、神秘学者のジェイ・ウェイドナーが映画『シャイニング』に隠された謎に迫るという。 『ROOM237』 2014年1月25日(土)シネクイントほか全国順次公開 (引用: ぴあ映画生活 )  いくつか同じ記事が出ていますが、日本で公開するという事はそれなりに興行収入が見込めると判断したと言う事でしょうか?もしそうならまあバカにされたものです。キューブリックのアシスタントとして当時スタッフとして参加していたレオン・ヴィタリは「全部たわごと」と言い切っています。まあ内容は上記の自称研究者達が、事細かな映像の瑕疵をあげつらい、こじつけと妄想を並べているだけですから、そんなものに金を払う義理などこちらには一切ありません。  大体彼らが研究対象にしていたのは『シャイニング』のビデオテープです。それを逆再生したところメッセージが現れ...

【関連記事】キューブリックの『シャイニング』のアシスタント、レオン・ヴィタリは『ROOM237』を「まったくのナンセンス」と呼んだ

おかえり。しかし、それは何を意味するのか? 〈前略〉  「私はほとんどの時間、笑い転げていました」と彼は電話で語った。「映画の中で主張されている考えの中には、まったくのナンセンスだとわかっているものもあります。」 〈中略〉  ヴィタリ氏は、キューブリック監督と『シャイニング』の大きな意味について話したことは一度もないと語った。「彼は観客に何を考えるべきか、どう考えるべきかを指示しなかった」と同氏は語り、「観客がそれぞれ違った考えを持って映画館を出たとしても、彼はそれで構わなかった。とはいえ、彼は『ルーム237』の70%、いや80%くらいは聞きたくなかっただろう」と語った。 -なぜだめですか? 「まったく意味不明だから」 (引用: New York Times/2013年3月31日 )  ここで証言しているアシスタントとは、『バリー・リンドン』以降アシスタントとして常にキューブリックの身近にいたレオン・ヴィタリです。もちろん『シャイニング』の製作にも深く関わっていて『メイキング・ザ・シャイニング』でもダニーの遊び相手をしてあげている場面に映っています。  そんな彼が、例のデタラメでっち上げ金儲け「フィクション(notドキュメンタリー)」映画『ROOM237』を一刀両断しています。まあ、レオンを始め当時の制作スタッフには一切取材せずにでっち上げたゴミ映画ですので、この反応は予想通りですね。レオンは「全部たわごと」まで言い切っています。(笑   もしこの映画がヒットするような事があれば、次の矛先は多分『アイズ ワイド シャット』でしょうね。ネット上ではすでにキューブリックの死と絡めた陰謀説が飛び交っていて、活発に活動しているサイトもあるようです。カネの亡者が飛びつくのも時間の問題でしょう。  こんな映画をカネを払ってまで観て、墓荒らしのような連中の片棒を担ぐマネはファンなら絶対するべきではありません。もちろんこんな事をキューブリックが喜ぶはずもなく、生きていれば訴訟も含め、強硬な態度に出ていたでしょう。  まあこういった連中はどこにでも湧いて出てくるものですが、某映画雑誌はご丁寧に紹介記事まで掲載したそうです。日本のマスコミが「マスゴミ」と言われるのも仕方ないですね。ちょっと調べればこの映画がうさん臭い事などすぐ分かるのに。それすらしないのは編集者やライターの知能レベルが...

【関連動画】『ルーム237』の予告編

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 以前紹介した『ルーム237』ですが、予告編が公開されていました。まあ、例のアレのオマージュというかマネというか。音楽は同じようですが当然許可もらってますよね?  このドキュメンタリー自体、映像をコマ送りや逆回したりして陰謀論者が勝手に自説をブチ上げてるだけのようですから「237」の数字にはいくらでも意味付けができそうです。で、暴かれる陰謀がユダヤにナチスだそうで(な、なんだってー!!笑)ここまで定番ネタを振られると逆に嬉しくなっちゃいます。まあお遊びで深読みごっこするなら全然かまいませんが、それを映画にして金儲けするとなると・・・やはり許す気にはなりません。ちなみにこのドキュメンタリーにはこの監督とプロデューサーの見解は入っていないそうです。そりゃそうです、その「本当の『シャイニング』の姿」とやらがでっち上げででたらめだらけだと知ってるから「俺たちは監督とプロデュースしただけ」と言い逃れできるようにするためでしょう。こんな代物は無視するか観るとしてもお金なんて払ってはいけません。次の陰謀論者という「商売人」を生ませないためにも、連中にこういった「商売」が成り立たない現実をしっかりと認識させなければなりませんからね。  キューブリックの死後、『オペレーション・ルーン』がキューブリック作品をエサに陰謀のでっち上げで金儲けする、というダブーを破ってしまいました。しかもそれを許したのが一番キューブリックの身近にいたクリスティアーヌとヤンのハーラン姉弟というから始末に負えない。本来ならキューブリックがそういった雑音を全て排除していたという事実を尊重し、そんな輩から作品を守らなければならない立場だというのに。キューブリック人気にかこつけて一儲けしようといった連中はこれからも蔓延ってくるでしょう。クリスティアーヌとヤンは『オペレーション・ルーン』の責任を取る意味でもそういった連中にちゃんと釘を刺して欲しいものです。

【関連記事】『シャイニング』をコマ送りや逆回しにして分析する映画が登場!「ルーム237」の謎とは?

 第56回ロンドン映画祭で映画『ルーム 237(原題) / Room 237』が上映され、ロドニー・アシャー監督、プロデューサーのティム・カーク、声の出演のビル・ブレイクモアがティーチインに登場した。本作は、スタンリー・キューブリック監督作品『シャイニング』をコマ送りや逆回しにして、そこに隠されたメッセージを読み解くというファン垂ぜんもののドキュメンタリーだ。  タイトルとなったルーム237は、クローズ中のホテルを舞台にした『シャイニング』で、ヌードの美女、実は……が現れる謎の部屋。「最初は217という部屋番号だったのが、実際に舞台となったホテルに217の部屋があり、恐がられるとクレームがきて237にした」と生前キューブリック監督は説明したが、舞台になったホテルに217という部屋などない。  では237という数字は……? と解き明かされていく過程は、キューブリック監督のファンでなくともワクワクさせられること請け合いだ。「われわれが対しているのはIQ200の人物だ」というナレーションもあるように、ここまで仕掛けたキューブリック監督の頭脳に驚くとともに、それらを見つけ出した人々にも脱帽してしまう。  そのうちの1人が紛争地区を担当してきたABCニュースの特派員で、キューブリック研究家としても知られるブレイクモア。ブレイクモアは作中でインディアン殺りくやナチスによるユダヤ人大虐殺を示唆する部分を解説。「キューブリック監督はそれまで培ってきたテクニックを総動員して、最も恐い映画を作った。『シャイニング』には人類の歴史からの恐怖が盛り込まれている。人間は同じ過ちを繰り返してきた」と血塗られた歴史を暗示しつつ、そこから抜け出す道も示した同作の奥深さを語っている。  主演ジャック・ニコルソンのアルコール中毒がキャラクターに影響しているかという質問には、カークが「ジャックは(原作者の)スティーヴン・キングほどにはアル中ではなかったよ」と返答。ブレイクモアは『シャイニング』には、主人公のアルコール中毒に関する話題が出てくる、女医が登場するシーンを含むアメリカバージョンと、そのシーンがないイギリスバージョンが存在することを説明する。  「キューブリック監督になぜかと聞いたら『それが好きだから』という答えだった(笑)。彼のような偉大なアーティストは常にどんどん掘り下げていく。僕が考えるに...

【パロディ】オペレーション・ルーン(Operation Lune)

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 「1969年の月面着陸はNASAがキューブリックに撮らせたヤラセだった!」という世紀のスクープをフランスのTV局が製作した衝撃のドキュメント。なんと言っても登場する面子がすごい。キューブリック関係者だと妻のクリスティアーヌ、義弟のヤン・ハーラン、政府側ではキッシンジャーにラムズフェルド、ローレンス・イーグルバーガーに、NASAでは宇宙飛行士のジェフリー・ホフマンや月面に降り立った当事者であるバズ・オルドリンまで、リアリティーありありですね・・・ってこれは2003年のエイプリールフールにオンエアされたジョーク番組。最後には月面の映像にキューブリックの写真が映っていた、なんてオチまで用意するなど徹底しています。  キューブリックが生きていたら、絶対実現しなかっただろうこの企画、日本ではダイジェスト版が2003年12月31日放送の「ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?」でオンエアされたようですが、TVはあまり見ない方なので残念ながら未見です。フルバージョンでは50分ほどあるようなので、なんとかフルで観てみたい!というのも、番組では関係者として「ジャック・トランス」、「デビット・ボーマン」、「ディミトリ・マフリー」なる人物が出てくるのです。もちろんこれら全部キューブリック作品の登場人物ですね。スタッフ、遊んでます。  このアポロ月面着陸、真顔で信じていないフリをしたり、陰謀説を唱える事で売名行為に走る人も多いせいか、真剣に「捏造」と信じている人も少なくないようです。こういうジョークは分かって楽しむものです。でないと、 こんなムービー も楽しめませんよ。 追記:番組全編の動画がYouTubeにアップされていました(上記)。一応ネタばらしまでしているのですが、恣意的に編集すればいくらでも陰謀論のソースとして悪用できそうです。それにしてもやっかいなものを作ってしまったものです。出演したクリスティアーヌとヤン・ハーランは間違いなく本人ですから、いくらでもその陰謀論の証言者に仕立て上げられてしまえる訳ですからね。 ※『オペレーション・ルーン』を編集し、「ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?」でオンエアされたバージョン。尚番組では最後にネタばらししているが、この動画では恣意的にその部分はカットしている。