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【インスパイア】歌詞がまるっきり『博士の異常な愛情』な、オフスプリング『スリム・ピケンズ・ドーズ・ザ・ライト・シング・アンド・ライズ・ザ・ボム・トゥ・ヘル(The Offspring - Slim Pickens Does the Right Thing and Rides the Bomb to Hell)』

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『Slim Pickens Does the Right Thing and Rides the Bomb to Hell』は2:22から Slim Pickens, well he does the right thing And he rides the bomb to hell Yeah, he rides the bomb to hell Watch the pulse, it quickens after every little sting If you're gonna go to hell Drink it up, you might as well Are you really gonna take it like that? Riding on the missile with the cowboy hat, and Ah-ah-ah, well the world is gonna end So dance around the fire that we once believed in Ah-ah-ah Wanna tear it down again, now 'Cause there's nothing left for us to bleed Give it up, the sons of anarchy So come around and have another round on me Dance, fucker, dance, let the motherfucker burn! hey! スリム・ピケンズがやった通りだぜ 奴は爆弾に乗って地獄に行く 奴は爆弾に乗って地獄に行く 脈を見な、ちょろっと刺せば早くなるぜ あんたが地獄に行きたんだったらな ヤっちまったらそうなるぜ 本当にそんなのでいいのかよ? ミサイルに乗って、カウボーイハットをかぶって あーあーあーっ!世界は終わりに向かっている 俺たちゃ信じてたさ、だから炎の周りで踊ろうぜ あーあーあーっ!ぶっ壊したいぜもう一度 流すほどの血はもう残っちゃないぜ 諦めな、アナーキーの息子よ だからこっちに来な、一杯おごるぜ 踊れよ、クソ野郎、踊れよ、そのくそったれを燃やしてやれ! ヘイ! (The Offspring『Slim Pickens Does th...

【インスパイア?】「白いモノリス」らしき物体が登場するピンク・フロイド『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MV

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視聴は制限がかかっているので YouTubeでご視聴 ください(※一部残酷な描写があるので視聴注意)   このブログでは過去にキューブリック(特に『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』)とピンク・フロイドの関連性について何度か採り上げてきましたが、1975年にリリースされた超名盤『炎~あなたがここにいてほしい』収録曲、『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MVに「白いモノリス」らしきものが登場しているのでご紹介。  まずびっくりしたのが『ようこそマシーンへ』に公式のMVが存在したんですね。しかも『ザ・ウォール』っぽいアニメーションで。全く知らなかったのですが、 wiki によると「『ようこそマシーンへ』のミュージック・ビデオは、後に『ザ・ウォール』のアニメーションを担当することとなるジェラルド・スカーフが製作した」とありますので、このMVをメンバーが気に入り、『ザ・ウォール』での起用につながった可能性があります。  そういう経緯なので、この「白いモノリス」登場にどこまでメンバー、特にロジャー・ウォーターズが関与したのかは不明ですが、『2001年…』が当時の世界中のクリエーターに与えた影響は言うまでもないので、単にジェラルド・スカーフがインスパイアされただけなのかも知れませんね。

【インスパイア】SixTONES『わたし』のMVに『2001年宇宙の旅』のモノリスらしきものが登場

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 人気アイドルグループであるSixTONES(ストーンズ)の新曲、『わたし』のMVのラストに『2001年宇宙の旅』のモノリスらしきものが登場していますのでご紹介。  廃墟にそびえ立つ黒い石版にドリーショットで寄って行き「SixTONES」の文字が出現。たぶん「STONE(石)」とかけているんだと思いますが、それよりも曲が終わった後のプチノイズが気になりました。もちろんデジタル音源の現在、こういったプチノイズは発生しようがありませんのでSEとして使っているんでしょうけど、アナログレコード(ビニール)再評価の昨今、こういったノイズまで一周回って新しいとされる時代なんだなあとしみじみ。まあ、彼らの支持層には「プチノイズ」と言っても通じなさそうなので、詳細は昭和世代に訊いていただけたらと思います。ついでに「本家ストーンズ」についても。

【インスパイア】アークティック・モンキーズ『サック・イット・アンド・シー(Suck It And See)』は『時計じかけのオレンジ)』のアレックスのアパートにあった落書きが元ネタ

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 イギリス出身のオルタナ系ロックバンド、アークティック・モンキーズの2011年にリリースされたアルバム『サック・イット・アンド・シー』、このアルバムタイトルとタイトル曲の元ネタは『時計じかけのオレンジ』でアレックスのアパートにあった落書き「Suck It And See」なんだそうです。  歌詞を読むと直接関係はないようですし、MVもご覧の通り『イージー・ライダー』しているので、インスパイア、つまり「着想元」の範疇を出るものではないとは思います。ですがこのアイデア、「タイトルが失礼である」としてアルバム発売時にシールでタイトル名を隠されるというトラブルがあったそうです(詳しくは こちら )。そしてそれに反抗してドラマーのマット・ヘルダースが『サック・イット・アンド・シー』シングルのジャケ写で中指を立てるということに(笑。  ところで、『時計…』に出てくる落書きの「Suck It And See」の意味は調べた限りでは「ヤッてみな!」という意味だと思います。もちろん性的なニュアンスを多分に含んだものになります。この曲の場合ではどうとでも取れますが、自虐的なラブソングのフリをしたドラッグソング(MVにちらっとマリファナらしきものが登場)にも聞こえますね。 壁の落書きには「Suck It And See」の文字が( A Clockwork Orange(IMDb) )

【インスパイア】ビリー・ジョエルのヒット曲『プレッシャー』のMVに『時計じかけのオレンジ』のルドヴィコ療法が登場

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  ・・・こんな超有名曲のMVにこんなインスパイアがあったとは・・・ところどころしか覚えてないなあ。  1980年代はいわゆるMTV時代で、マイケル・ジャクソンやマドンナといった超々スーパースターは、その最たるもの。今ではライブのダンスパフォーマンスばかり語られますが、MTVなしには彼ら彼女らの世界的大ブレイクは語れないのです。ビリー・ジョエルは1970年代にブレイクしましたが、当然1980年代でもスタジアムクラスのアーティストでした。日本にもたびたび来日していますし、管理人も1987年6月13日の大阪城ホールに参戦してるんですけど、たしかその時にもこの曲はセットリストにあったはず。まあこの曲はシンセバリバリでビリー・ジョエルっぽくなくてあんまり好きじゃないんですけどね。

【オマージュ】キューブリックの孫、KUBRICKの『MANNEQUIN』のMVがとっても『時計じかけのオレンジ』だった件

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 キューブリックの次女、アンヤの一人息子であるサム・キューブリック=フィニーは、以前シールズというデスメタルバンドでギター&ボーカルとして活動していましたが、メンバーの自殺による解散後しばらく音楽活動を停止していました。ところが昨年末あたりから活動再開したことは以前 こちら で記事にしたのですが、新曲『MANNEQUIN(マネキン)』のMVが・・・もうどう見ても『時計…』ですね。まあ、こういったオマージュを捧げるのにサムくんほど適任はないのですが、ご本人ももうキューブリックの孫であることやその影響を隠そうとしていないみたいですし、ここまで来るともう開き直っているとしか言えない感じです(笑。  デジタルダンスポップスとデスヴォイスという組み合わせが新鮮なのかどうかはわかりませんが、デスメタルバンドからのこの明らかな路線変更は売れることを狙ってのことなんでしょう。どこまでメジャーになれるのか興味がありますので、これからもサムくん・・・いや、KUBRICKの活動をフォローしていきたいと思っています。

【家族】キューブリックの孫、サム・キューブリック=フィニーが「KUBRICK」のアーティスト名で音楽活動再開、ただいまMV公開中

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  デスメタルバンド、シールズのボーカル兼ギターで活躍していたキューブリックの実孫(次女アンヤの一人息子)サムくんですが、やっと音楽活動を再開したようです。  シールズは2018年にメンバーが自殺してしまうという残念な終わり方をしてしまったのですが、今度は随分とデジタルでダンサブルな感じですね。とりあえず活動はYouTubeが中心のようですが、2022年4月23日にロンドンでギグも決まってるみたいですし、機会があればぜひ来日していただきたいです。まあ、ご本人はおじいちゃんを全然憶えていないと思いますけど。  KUBRICKのlinktreeは こちら をどうぞ。

【オマージュ】乃木坂46の新・華の2001年組『価値あるもの』のMVが『2001年宇宙の旅』だった件

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 以前、欅坂46が『時計じかけのオレンジ』をモチーフにしたMVを発表していました(詳細は こちら )が、今度は乃木坂46が『2001年宇宙の旅』とキューブリックつながりで攻めてきました。  今年、彼女たちは新成人なんですね・・・。まあ、なんと言いましょうか、流れ行く年月を思うとなんとも言えませんが、彼女たち、もしくは彼女たちのファンの一人でも多くが、元ネタである『2001年宇宙の旅』を視聴していただくことを心より期待いたしております。  あっと、念のため。『2001年宇宙の旅』は2001年公開の映画ではなく、2001年の「未来」を舞台にした1968年公開の映画です。時々勘違いされている方を見かけますので。まあファンにとっては「嬉しい勘違い」ではあるんですけどね。

【インスパイア】マイケル・シェンカー・グループ『アームド・アンド・レディ(Armed and Ready)』のMVが、とっても『時計じかけのオレンジ』だった件

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  MSGロゴやフライングVでおなじみのマイケル・シェンカー・グループのファーストアルバム、『神(帰ってきたフライング・アロウ)』からのシングルヒット曲『アームド・アンド・レディ』のMVが、とっても『時計じかけのオレンジ』だったのでご紹介。これを『時計…』からのインスパイアと言っていいのか微妙な気がしますが、単にアルコールやドラッグのリハビリの苦しみから復活したという意味のような気がしないでもありません。アルバムタイトルもそういう意味でしょう。  1980年代はマイケル・シェンカーを始めギター・ヒーローが多く登場した時代でした。エディ・ヴァン・ヘイレン、アンガス・ヤング、スティーヴ・ヴァイ、そしてイングヴェイ・マルムスティーン・・・。特にHR/HMに興味のない管理人でもこれくらいの名前は思い浮かぶので、好きな方に言わせればもっといると思います。  以前 ガンズの『ウェルカム…』 や、 モトリー・クルーの『フーリガンズ・ホリデー』 などを採り上げましたが、パンクだけでなくHR/HMも『時計…』の引用が目立ちますね。

【オマージュ】MV全編がまるっきり『時計じかけのオレンジ』な、コットンマウス・キングス『Stomp』のMV

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 アメリカのヒップホップグループ、コットンマウス・キングスが2010年に発表した11枚目のアルバム『Long Live The Kings』収録曲『Stomp』のMVが、まるまる『時計じかけのオレンジ』だったのでご紹介。アルバムジャケットも この通り 。もうお約束ですね。  『時計…』はその暴力性からロックやパンク、メタルやヒップホップと親和性が高いことは、世界中の「不良系」アーティストがこぞってオマージュしていることからも伺えます。そしてその影響力は現在まで続いています。キューブリックは良くも悪くもとんでもない映画を作ってしまいましたね。

【インスパイア】『Tattooed in Reverse』のMVで、マリリン・マンソンが『時計じかけのオレンジ』のドルーグのファッションで登場

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  マリリン・マンソンが2017年にリリースしたアルバム『Heaven Upside Down』収録曲、『Tattooed in Reverse』のMVで、マンソンがドルーグのファッションで登場しているのでご紹介。  マリリン・マンソンといえば反キリスト主義者とか、悪魔崇拝者とか、性的虐待とか、性的人身売買とかなにかとお騒がせな印象がありますが、何と言っても1999年に起こったコロンバイン高校銃乱射事件での、犯人の高校生に与えた影響がよく取りざたされます。音楽的にはハードロック、インダストリアル・メタル、オルタナティヴ・ロックということですが、この曲もなかなかヘヴィで背徳的です。  実は、このMVで車椅子を押している看護婦を演じているのはコートニー・ラブで、マッドな女医はリサ・マリー・プレスリーなんだそう。ニルヴァーナとプレスリー・・・いかにもなキャスティングですね。

【オマージュ】King Gnu(キング・ヌー)の新曲『一途』のMVがとっても『2001年宇宙の旅』だった件

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 現在邦ロックのトップランナーと言えるアーティスト、King Gnu(キング・ヌー)の新曲『一途』のMVがとっても『2001年宇宙の旅』だったのでご紹介。  シンプルだけどガツンとしたリフと疾走感あふれる楽曲に、 『2001年宇宙の旅』のスターゲート・シークエンス がハマっていますね。リーダーの常田大希氏は以前インタビューで --- 『AKIRA』や『攻殻機動隊』以外に強く影響を受けた映像作品は何でしょうか? (スタンリー・)キューブリックの作品ですかね。どの作品も良いですが、一番好きなのは『2001年宇宙の旅』かも。でも、キューブリックの作品から直接的に影響を受けているというよりは、キューブリック本人の作品を作るときの姿勢や、マインドセット的なものを尊敬しています。 (引用元: OR NOT|ARTIST INTERVIEW Vol.01 |Interview with Daiki Tsuneta ) と応えていますので、いつかはやってみたかったんでしょう。  この『一途』は12月24日より劇場公開の『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌となっています。その予告編はこちら。 情報提供:Ken・Houndさま

【オマージュ】とっても『時計じかけのオレンジ』的ディストピアな、ケイジ・ジ・エレファント『Cold Cold Cold』のMV

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 ケイジ・ジ・エレファントは2005年に結成された米ケンタッキー州出身のロック・バンドです。1960~90年代的サウンドが特徴的で、アメリカのバンドとは思えないほどブリティッシュ・フレーバーなサウンドを聴かせてくれます。この曲なんか「マージービート?」と思わせますが、それもそのはず、アメリカのバンドなのにデビューは英国でだったそう。  そんな彼らですので、ブリット・ポップ的な要素も満載。下の曲なんかモロにそうですが、MVもちょっと『時計…』っぽいですね。2000年代に入ってからオールドロック・リスペクトなバンドばかりになってしまいましたが、個人的にはもっと「ガツン!」とした音が聴きたいです。

【パロディ】UNISON SQUARE GARDEN『徹頭徹尾夜な夜なドライブ』に『時計じかけのオレンジ』『2001年宇宙の旅』のビジュアルイメージが登場

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 昭和の歌謡曲のようなノリのいいメロディーと歌詞が印象的なユニオン・スクエア・ガーデンのこの曲、MVもサイケ感満載で、それが『時計じかけのオレンジ』のドライブシーン(これは歌詞の「チクタクチク」「ドライブ」のイメージでしょう)や『2001年宇宙の旅』のスターゲートにつながったのかな?という印象です。  2000年代も20年が過ぎ、洋楽の影響を感じさせない「邦(楽)ロック」というジャンルが完全に確立してしまいました。そんな邦(楽)ロックのファンに対して「洋楽を聴いてないなんて云々」なんて無粋なマウントは、もう時代遅れでしかないのかな、と最近こういうバンドを聴くたびに思っています。 情報提供:MASA_kub様

【パロディ】まるっきり『時計じかけのオレンジ』のアレックスのファッションをしたマーク・パンサーが登場するglobeの『genesis of next』

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globe / genesis of next(YouTube)  正直に言いますが、わたくし小室哲哉の音楽が苦手です。それは全盛時代からそうで、まあ、生理的に合わないんだと思います。  何が苦手かと言いますと、メロディも歌詞も全部ダメ。移調で誤魔化したり、何よりもメロに言葉が乗ってなく間延びする「字足らず感」が嫌。「小室進行」って言いますが、そんなの以前からあった定番のコード進行です。そのコード進行に乗せるメロがワンパターン。歌詞も「だからなんなの?」って思うくらい薄っぺらいし。  言葉の選び方にもセンスのなさを感じます。最近のアーティストの言葉選びのセンスの高さや、メロの乗せ方の上手さ(ヒゲダンとかヨネヅとか)には感心するばかりですが、それに比べると小室の歌詞は小学生かと思うくらい幼稚。まあ幼稚な人だってことは一連の事件が証明してしまいましたね。  で、この曲ですが実は当時からこのMVの存在を知っていました。知っていたのに採り上げなかったのは苦手だったからです。生理的に合わないんです。嫌いなんです。だけど当ブログをご覧の方の中にはファンがいるかもしれない・・・もしそうならとても失礼かな、と思っていたのです。  でも、もう過去の人なんで書きます。ファンの方、本当にごめんなさい。

【インスパイア】ノルウェーのシンガーソングライター、イナ・ロードセンの『Aliens (her er jeg)』のMVが『時計じかけのオレンジ』だった件

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  このイナ・ロードセンというアーティストはノルウェーのシンガーソングライターだそうなのですが、ネットでも情報は少なく、詳細はわかりませんでした。オフィシャルツイッターでもフォロワーは8千人程度。ノルウェーの人口は約500万人なので、ノルウェーローカルでは一定の人気を確保しているのかな?という印象です。  2014年にリリースされたこの曲、MVもあんまりお金がかかっていない感はありますが、アイデアもまあ微笑ましいというか・・・(笑。以前も こちら で記事にしましたが、マドンナ、リアーナ、カイリー・ミノーグ、レディ・ガガなどの歌姫系女性ボーカルアーティストがキューブリック作品、特にこの『時計…』にインスパイアされているMVを観ることにすっかり慣れてしまいました。まあそのくらい世界中で引用されているということだと思いますので、また見つけましたら記事にしたいと思います。

【インスパイア】YouTubeのデヴィッド・ボウイ公式チャンネルで、『2001年宇宙の旅』にインスパイアされた名曲『スペース・オディティ』を聴こう!

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 ボウイファン、キューブリックファンには今更説明不要の名曲『スペース・オディティ(Space Oddity)』ですが、長い間不法にアップロードされた荒れた映像のMVしか視聴できませんでした。それがいつの間にか公式チャンネルが立ち上がり、やっと正式に高画質で視聴できるようになったようです。  ボウイが逝去してもう5年が経つんですね。ボウイについては熱心なファンやマニアが大勢いらっしゃるので軽々には語れませんし、語るつもりもありませんが、この曲を聴くとアコギを持ち出してきてC-F-G-Aのリフを弾きたくなるのは管理人だけではないはず・・・(笑。  YouTubeデヴィッド・ボウイ公式チャンネルは こちら 。

【インスパイア】モトリー・クルー『フーリガンズ・ホリデー』のMVに『時計じかけのレンジ』のドルーグらしき姿が登場

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 LAメタルの雄、モトリー・クルーの『フーリガンズ・ホリデー』のMVに『時計じかけのレンジ』のドルーグらしき姿が登場しているのでご紹介。  1994年のアルバム『モトリー・クルー』に収録されたこの曲、ボーカルを聴いてあれっ?と思うかもしれませんが、このアルバムからボーカルがヴィンス・ニールからジョン・コラビに交代したんですね。サウンドもちょっと地味でLAメタルの弾けた感じがないなと思ったら、当時全盛を誇っていたグランジを意識したそう。ハードロック/ヘビメタの門外漢にはトラブルが多いバンド、という印象が強いですが、2019年に『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』という伝記映画が公開され、その乱痴気ぶりが白日のもとに。クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』の成功以来、こういった「ロック伝記映画」が昨今流行っていますが、オリバー・ストーンが嘘八百で映画化した『ド・・・』あっ、関係ないんでヤメておきます。  1980年代に勃興したLAメタルで有名なのは、映画ファンにもおなじみなガンズ・アンド・ローゼス(全盛期は1980年代後期)ですが、そのガンズも『ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル』で『時計…』を引用していました。アメリカでは1980年にビデオが発売になったので、当時その方面で『時計…』流行ったのかも(パーティーでアレをキメながら観てたとか)知れませんね。

【オマージュ】まるっきり『時計じかけのオレンジ』な、サウンドガーデン『ブロウアップ・ジ・アウトサイド・ワールド(Blow Up The Outside World)』のMV

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  以前 こちら でご紹介したサウンドガーデンです。この1996年発表の5thアルバム『ダウン・オン・ジ・アップサイド』に収録された『ブロウアップ・ジ・アウトサイド・ワールド』のMV、一目瞭然で『時計じかけのオレンジ』ですね。一般的にハードロックなグランジと言われるサウンドガーデンですが、この曲はよりオルタナ的なサウンドに変化しています。  その後、1997年にいったん解散した彼らは2010年に再結成したものの、2017年5月17日に中心メンバーだったクリス・コーネルが自殺してしまいました。グランジでフロントマンが自殺といえばニルヴァーナですが、サウンドガーデンも同時期に活躍したにも関わらず、日本での人気はイマイチな感じ。当時はパールジャムの方が人気でした。  グランジは(売れ筋)アメリカン・ハードロック、LAメタルのアンチテーゼとして勃興したのですが、その代表格であるガンズ・アンド・ローゼズの代表曲、 『ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル』 のMVでも『時計…』は引用されていました。同時期にイギリスで勃興したブリットポップの代表格、ブラーも 『ザ・ユニヴァーサル』 で引用しています。まあ、『時計…』がロック系アーティストに人気があるのは昔からですけど、この時期に有名どころがこぞって引用しているのは興味深いですね。

【インスパイア】『シャイニング』にインスパイアされたケイト・ブッシュの曲、『狂気の家(Get Out of My House)』

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  ある年代の方には知られた、イギリスの女性シンガー&アーティストであるケイト・ブッシュですが、 『嵐が丘』 を聴けば「ああ、この曲ね」とほとんどの方がご存知ではないかと思います。そのケイトの名盤『ドリーミング(The Dreaming)』(1982年)に収録された『狂気の家(Get Out of My House)』は『シャイニング』にインスパイアされて制作された曲だそうです。もっとも インタビューで言及 しているのが小説版なのですが、制作時期から考えてキューブリックの映画版を観ていないとは考えられないですね。歌詞もかなり映画版の雰囲気を感じます。  この『ドリーミング』というアルバム、36トラックMTRを2台シンクロさせた72トラックの多重録音を駆使し、ボーカルを重層的に重ねるという作り込みをしたそうです。昨年話題になった『ボヘミアン・ラプソディ』では20トラックくらいをコーラスに使ってオーバーダブしまくったそうですが、72トラックは当時としては驚異的です。  ケイトは音楽的才能と凄まじい表現力とを兼ね備えたまさに「天才」なのですが、1980年代リバイバルの現在でも、あまり語られる機会がないように感じます。四つ打ちのダンス・エレクトロ・ポップばっかりではなく、こういったプリミティブでエモーショナルな音楽性を持ったアーティストも、もっと紹介や再評価をしてほしいですね。