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【関連動画】4K UHD『時計じかけのオレンジ』とDVD、BDの画質を比較した動画

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埋め込み不可のため動画は こちら からどうぞ  この動画を見る限りだと、4Kの恩恵が素晴らしくある・・・とは言い難いなと思いました。まあ、チョイスしたシーンにもよりますし、PCのモニタ越しですので、なんとも言えないのですが、DVD、BDと比べて青被りがあるように感じました。理由はわかりませんが。  また、この当時の35mmカラーネガはまだ品質が悪く、キューブリックも苦労した旨の記述が評伝『映画監督スタンリー・キューブリック』にあります。4K UHD『2001年宇宙の旅』は70mmネガを8Kスキャンしたので素晴らしい画質だったのですが、この時代の35mmだと4K程度で画質向上は頭打ちになるんじゃないかな、と判断しています。まあでも購入判断の材料には良い動画ですね。  『時計じかけのオレンジ』 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(2枚組)は こちら 。

【BD/4K UHD】ワーナーより『バリー・リンドン』4K UHD+BDセット2025年12月24日発売決定!!

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バリー リンドン 4K UHD + ブルーレイ セット [Blu-ray](Amazon)  【DISC1】 本編: 約185分 ディスク仕様:   4K ULTRA HD(片面3層) 本編: 2160p Ultra High Definition 本編サイズ: ヨーロピアンビスタサイズ/16×9LB 音声: 1. DTSHDMA 5.1ch:英語 2. DTSHDMA 2.0ch:英語 字幕: 1. 日本語 2. 英語(SDH) 字幕翻訳: 高瀬鎮夫 【DISC2】 本編: 約185分 ディスク仕様:  ブルーレイ(2D)(片面2層) 本編サイズ: スクイーズビスタサイズ/16×9FF 音声: 1. ドルビーデジタル  5.1chEX:英語 字幕: 1. 日本語 2. 英語(SDH) 字幕翻訳: 高瀬鎮夫 (引用: ワーナーブラザース公式サイト )  正直「やっとか・・・」との思いはぬぐえません。ワーナーはBD版発売時にキューブリックの意図通りのヨーロッパビスタサイズの1.66(1.78表示で左右にレターボックス)という仕様にせず、16:9のフル表示で発売して世界中のファンから不評を買っていました。おまけにオープニングロゴをメタル仕様にする改悪までしでかす始末。それを改善したのが後発のクライテリオン版でしたが、残念ながら日本語字幕は未収録。それもあって買い控えをした方にとって、このワーナー版のリリースは心待ちにしていたものなのです。  今回、その問題アリアリのBDとセットで4K UHD版が発売されるわけですが(最悪のBD版との比較をしやすくしてくれたワーナーさんに感謝!とでも言っておきましょう)、残念ながら音声はキューブリックが意図したモノラルは未収録です。モノラル音声版はDVDの初版を入手するしかなさそうです(詳細は こちら )。クライテリオン版の5.1chはアシスタントだったレオン・ヴィタリの監修でしたが、ワーナー版はその表記がないので不明です。加えてクライテリオン版にはあった関係者インタビューなどの特典映像ディスクは未収録になります。まあでもこれは発売元が違うので仕方ないですね。  クライテリオン版の見本動画は こちら にありますが、おそらくこれと同等な品質でのリリースになると思われます(そうですよね?ワーナー...

【DVD/BD】キューブリック作品の初発売DVD(デジタルリマスター前)は所有しておくべきか?

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後に続々とリリースされる DVDボックスセットの第一弾(Amazon) 。発売当時は画質が悪いと不評だった。  キューブリック作品のソフト化はVHS(ビデオテープ)からLD(レーザーディスク)の時代を経て(他にも色々ありましたがそれは省略して)、1990年代の終わり頃からDVD化がスタートしました。このボックスセットは1999年9月9日に発売されたもので、初DVDボックスセットとして所有している方も多いかと思います。  収録作品は『時計じかけのオレンジ』『バリー・リンドン』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』の4枚組。よく知られているようにこのDVDはアスペクト比がスタンダート収録ですが、残念ながらデジタルリマスター前なので、画質は粒状感が目立ちます(下記参照)。あと『シャイニング』はなぜか北米版(143分)のロングバージョンが収録されています。そしてこれが一番重要なのですが、音声がキューブリックの意図したモノラル収録なんですね。ですので、その意味では貴重な盤と言えると思います。  これ以降、デジタルリマスター版、リマスター版、BD、4K UHDと高画質・高音質化が進んでいくのですが、それはキューブリックの伺い知らないところでされていることです。もちろん今更そんなことを言っても詮ないだけですが、一般のファンならともかく、キューブリック原理主義者なら撮影時のアス比(スタンダートやヨーロッパビスタ)でモノラル収録の初DVDは一通り所有してもいいかも知れませんね。  ちなみにキューブリックは上映は『バリー・リンドン』までヨーロッパビスタ、『シャイニング』以降はアメリカンビスタを想定して撮影しています。ですので『シャイニング』以降が16:9収録なのは問題ないのですが、『バリー…』はヨーロッパビスタ想定なので、16:9で視聴する場合は左右に黒帯(ピラーボックス)が必要になります。ですが、現行のBDはそうなっていません。クライテリオン版のBDはヨーロッパビスタでリリースされていますので、将来予想される4K UHDでのリリースの際には、ぜひともヨーロッパビスタでリリースをお願いしますよワーナーさん! 初DVD版(左)とデジタルリマスター版DVD(右)の画質の違い。アスペクト比はどちらもスタンダード。 スタンダート・モノラル収録、北米版(143分)の初DVD版(左)とスタンダ...

【リリース情報】クライテリオン版BD『バリー・リンドン』、キューブリックが指示したアスペクト比1.66でリリース

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Barry Lyndon (The Criterion Collection)(Amazon)  一体今までの混乱は何だったの? と言いたくなりますが、やっと正しいアスペクト比1.66のヨーロッパビスタでリリースされました。  キューブリックは『現金に体を張れ』から『バリー・リンドン』まで、ヨーロッパビスタの1.66で視聴されることを念頭に映画製作をしてきました(例外は『スパルタカス』とシネラマの『2001年宇宙の旅』)。しかし状況はキューブリックの希望とは異なり、アメリカンビスタ(1.85)がヨーロッパビスタを押しやって業界標準の地位を築いてしまいました。仕方なくキューブリックは『シャイニング』から、TV放映やビデオ化を睨んで撮影はスタンダード、上映はその上下をトリミングしてヨーロッパビスタとアメリカンビスタ両方に対応できるフォーマットで映画製作を行いました。なぜならビスタサイズでフィルム制作してしまうと、テレビのスタンダードサイズ(1.33)に収まりきらず、勝手に左右をバッサリカットしてオンエアされてしまう可能性があったからです(あの時代の映画のTV放映ではそれが当たり前で、切れると読めなくなるタイトルやスタッフロールなどは無理やり長体変形をかけてオンエアしていました)。  キューブリック逝去後、テレビはワイド(1.78)が標準になったため、「ビスタサイズのフィルムの左右をバッサリカットしてオンエア」という問題はなくなり、上映サイズ(ヨーロッパビスタ・アメリカンビスタ)≒ワイドテレビサイズでの視聴が当たり前になりました。それに対応して『シャイニング』以降のワイドTV対応のDVD/BDはピラーボックス(左右の黒い帯)はありません。しかしヨーロッパビスタでの上映のみを想定していた『現金…』(BDは日本未発売)『突撃』(BDは日本未発売)『ロリータ』『博士…』『時計…』『バリー…』のDVD/BDには1.78と1.66のサイズ差を埋めるピラーボックスがなければなりません。それが守られていなかったのは『バリー…』のBDだけでしたが、今回のクライテリオン版の登場で、やっとそれが果たされたというわけです。  一時期行方不明と言われていたマスターが見つかったなど、事の詳細はプレスリリースがないので不明ですが、マスターから4Kスキャンされたという画質も見本映像を観る限り期待できそ...

【ブログ記事】『コンバット!』をパクったと言われても仕方のない、北米版『恐怖と欲望』DVD/BDのパッケージデザイン

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 北米版『恐怖と欲望』DVD/BDに描かれているライフルとその先に付けた銃剣のイラストですが、これを見てこのTV番組のオープニングを思い出した方は多いのでは?管理人は『コンバット!』をリアルタイムで観ていた世代ではありませんが、それでも有名なテーマ曲は知っていました。いくら『恐怖…』の内容が偶然『コンバット!』と似ているからといって、それに似せたパッケージデザインを採用する神経が分かりません。ひょっとして『コンバット!』と間違ってこのBDを購入させようとするミス・リード戦略なのでしょうか?  もちろんキューブリックとは何の関係もない話です。『コンバット!』は1962年から1967年までアメリカABCで製作・放映され大人気となり、日本でも放映されました。当たり前ですが、その頃『恐怖…』はキューブリックによって固く封印されていたので、ABCの関係者が『恐怖…』に影響を受けた可能性は皆無です。  何故こんなパクリと言われても仕方の無い、インチキ臭い事をしたのでしょう?北米版販売元のキノ・ローバー社の姿勢は非常に疑問です。日本の販売元のアイ・ヴィー・シーさんはこのデザインを採用しませんでしたので一安心・・・と思っていたのですが、いくつかのグッズで銃剣のイラストを使っているようです(溜息。誰か止める人はいなかったんでしょうか?これじゃキューブリックの『恐怖…』は『コンバット!』のパクリ(あるいは逆に『コンバット!』は『恐怖…』のパクリ)などと誤解されかねません。内容が似ているだけに両者ともにいい迷惑です。  ここで明言しておきます。キューブリックの劇場用映画処女作『恐怖と欲望』と、アメリカABC製作のTVドラマ『コンバット!』。この両者には何の関係も、関連性もありませんし、影響云々もありません。全てはキノ・ローバー社が恣意的に(と考えざるを得ない)ライフル銃と銃剣のイラストをパッケージに採用したのが元凶です。その「元凶」は、日本版の販売元にも誤解を与えて(この事実を知らなかったとすれば)しまいました。こういった販売戦略は中小の配給会社や販売代理店ではよくある事とはいえ、コンプライアンスが叫ばれて久しいというのに、甚だ残念という他ありません。

【関連動画】ワーナー公式『時計じかけのオレンジ』の新しい予告編

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   なんだかネタバレしまくってますが、ブルーレイディスク発売に合わせて再編集された新しい予告編です。今風にカッコ良くは編集されていますが、やはりオリジナルにはかないませんね。

【BD】恐怖と欲望 限定版スペシャルBlu-ray BOXのパッケージとTシャツのデザイン

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恐怖と欲望 限定版スペシャルBlu-ray BOX 【1000セット完全初回限定生産】(Amazon)  どうやら オフィシャルサイト のフォントやデザインを踏襲したもののようです。ただ、外箱がオリジナルなだけで中に入っているBDのパッケージがどうなっているかは不明です。Tシャツは・・・いらないですね、正直。

【BD】『恐怖と欲望』 限定版スペシャルBlu-ray BOX 【1000セット完全初回限定生産】

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恐怖と欲望 限定版スペシャルBlu-ray BOX 【1000セット完全初回限定生産】(Amazon) 特製非売品オリジナルデザインTシャツ(BLACK/Mサイズ) B2オリジナルポスターを収録した限定仕様版スペシャルBD-BOX! 限定1000セットのみ。  ≪特別仕様≫ ■スペシャルアウターBOX ■非売品オリジナルデザインTシャツ(BLACK/Mサイズ) ■オリジナルポスターB2サイズ ■作品解説小冊子  えええー!!こういう商売ですか? うーん、Tシャツとかポスターではなく欲しいのは特典映像じゃないんでしょうか?因にイギリス版DVDでは『海の旅人たち』『拳闘試合の日』『空飛ぶ牧師』が特典映像として追加されているようですが、「限定版スペシャル」を名乗るならそっちじゃないでしょうか。誰得なこのBDボックス。予約が順調だったから販売元が気を良くしたのかもしれませんが、方向性が間違ってませんか?

【DVD/BD】『バリー・リンドン』BDのアスペクト比問題を検証する(追加情報)

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 『バリー・リンドン』BDのアマゾンのレビューを見ていたら、BDのアスペクト比問題でワーナーに問い合わせた方がいらっしゃいましたのでご紹介いたします。 2013年8月8日付けのUrotaさんのレビュー です。  ・・・不幸にも予想が当たってしまいました。どうしてこんな杜撰な事が起こってしまったのでしょうか?とても虚しい気持ちでいっぱいです。もうBDの高画質でキューブリックの指示通りのアスペクト比で『バリー…』を観る事ができないなんて残念でなりません。  でも、まだ希望は捨てていません。オリジナルネガが見つかるかもしれないですし、DVDから高精細にアプコンできる技術が開発されるかもしれません。現にPhotoshopの最新バージョンではピクセルの補完技術が格段に進化しています。ワーナーには責任をとってもらって、DVDの一コマ一コマ全てをフォトショで拡大し、BD化して欲しいくらいです。  しかしこうなると、スタンリー・キューブリック・アーカイブスが公表しているオリジナル(撮影時)アスペクト比の1:1.77という数字が虚偽だという事になってしまいます。つまり、1:1.58のオリジナルネガ紛失の事実を隠蔽するために、現存しているアンサープリントのアスペクト比1:1.77がオリジナルであると主張しているのではないかという事です。  もしそうだとすると、かわいそうなのはレオン・ヴィタリです。推測ですが、彼はネガ紛失の事実を知りつつもワーナーからの圧力で、それを隠蔽しなればならなかったのではないでしょうか。そのため、 BD発売時のインタビュー では1:1.77を主張しなければならない立場に追い込まれてしまい、DVD発売時との発言の矛盾を突かれ、コアなファンからは嘘つき呼ばわりされてしまっています。  ワーナーとスタンリー・キューブリック・アーカイブスにはきちっと事実を公表する義務があると思います。誠意ある対応を望みます。  最後にワーナーに問い合わせていただき、レビューを書いてくださいましたUrotaさんに、この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当に貴重な情報をありがとうございました。 追記:2017年10月にやっと正しいアスペクト比「1:1.66」でクライテリオン版BDがリリースされました。詳しくは こちら 。

【DVD/BD】『恐怖と欲望』日本版DVD&BD発売決定

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恐怖と欲望 HDマスター [DVD] 恐怖と欲望 Blu-ray  『恐怖と欲望』日本版DVD&BDの発売が2013年11月22日に決定いたしました。現在アマゾンでDVDとBDの予約を受付中です。  北米版には『恐怖…』の製作資金の穴埋めに監督したと言われているカラー・ドキュメンタリー『海の旅人たち』が特典映像として入っていましたが、日本版ではどうなるのか気になるところです。まあ、 こちら で観る事は出来るんですが・・・。でも、せっかくなら字幕入りでリリースして欲しいですしね。

【DVD/BD】『バリー・リンドン』BDのアスペクト比問題を検証する

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自宅ガレージで『バリー・リンドン』を編集作業中のキューブリック  未だにネットの各所で議論が絶えないBDのアスペクト比問題ですが、今回は『バリー・リンドン』について検証してみたいと思います。  『バリー…』の撮影時(オリジナル)アスペクト比ですが、様々な資料から撮影サイズが1:1.77で決定されたようです。それによってキューブリックの元アシスタントであるレオン・ヴィタリがこのサイズでBD化するようワーナーに指示したという事です。レオンはワイドTV【16:9】(1:1.78)≒1:1.77なのでピラーボックスなしで問題ないと判断したようですが、この決定は様々な波紋を呼んでいて「映画館で確かに1:1.66で観た」という証言が後を絶ちません。するとキューブリックが映画館に「原則1:1.66で上映せよ」という指示書が発見されてしまいした(下記画像)。この事から現行のBDの【16:9】(1:1.78)は映画公開時をワイド化の判断の基準とするなら、NGという事になります。  この事実をどう受け止めるか、それは個人の判断によるでしょう。撮影サイズのフルサイズが1.77というなら【16:9】の1.78でも大して違いはないので構わない、という人もいれば、原則1.66なら1.66以外あり得ないという人、様々だと思います。ただ、この事実は別の問題を浮かび上がらせています。  それは「撮影時が1:1.77なら、DVDのアスペクト比はどこから来たのか?」という問題です。DVDはヨーロッパビスタよりも更に幅の狭い1:1.58くらいで、しかも天地がかなり高いです(下記画像)。しかも『バリー…』はワーナーにはアンサープリント(現像所からの1番プリント)しか残っていない事が判明しています。  ここからは仮定で論を進めてみますのでご了承を。その現存するアンサープリントが1:1.77だとします。ネガの紛失がどの時点なのかわかりませんが、DVD化の時点ではネガが存在し、それは1:1.58であったとします。そのネガを用いてDVD化し、その後に紛失したのだとしたら・・・。つまりDVDの、あの天地の高い映像はDVDの中にしか存在しない事になります。DVDの解像度からフルハイビジョンであるBDの解像度に高精細にアップするのは事実上不可能です。仕方ないのでBDは1:1.77のアンサープリントから起こしたのだとするな...

【考察・検証】レオン・ヴィタリの証言とBD『バリー・リンドン』のアスペクト比問題

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ワイドサイズで『バリーリンドン』を編集中のキューブリック  キューブリック作品のアスペクト比について 、キューブリックの役者兼アシスタントだったレオン・ヴィタリが証言しているインタビュー記事を見つけましたのでご紹介いたします。大体推察通りでしたが新しく知った事実もあります。長文なのでアスペクト比の部分だけポイントをまとめますと、次のようになります。 (1)キューブリックはカメラマン出身なので、撮影時のアスペクト比で上映される事にこだわっていた。しかし、『バリー・リンドン』の際、上映館にヨーロッパビスタでの上映を指示したのに様々な事情からそれが必ずしも厳密に守られていなかった。(『時計じかけのオレンジ』もそうだったようだ) (2)そのため、『シャイニング』以降はアメリカンビスタでの上映も考慮した撮影をせざる得なかった。(アメリカンビスタのガイドを見ながら撮影) (3)したがってキューブリックはほとんどの監督がやる逆をやった。つまり構図を決める際、左右カットのテレビサイズを考慮するのではなく、左右プラスのアメリカンビスタを考慮した。 (4)『シャイニング』の頃はキューブリックはまだビデオに関心を持ってなかった。 (5)キューブリックはアメリカンビスタが好きではなかった。(理由は不明ですが、後で検証します)  つまり『シャイニング』は基本はヨーロッパビスタで構図を決め、アメリカンビスタでの上映を考慮してスタンダードで撮影した。(編集中にアメリカンビスタのマスクをかけていたという証言はこちら)『フルメタル…』以降はアメリカンビスタはもちろん、スタンダードでのテレビ放映やビデオ化に対応できるようにスタンダードで撮影していた姿が想像できます。本人にとっては非常に不本意な事だとは思いますが、『時計…』や『バリー…』の経験からそうせざる得なかったのでしょう。  問題の『バリー…』はスタンリー・キューブリック・アーカイブによると1:1.77で決定されたようです。また この記事 にははっきりと1:1.77のトリミングサイズを青い線で示した画像が掲載されています。キューブリックの「撮影サイズ=上映サイズ」の原則に従えば1:1.77という数字はワイドTVの【16:9】(1:1.78)とほぼ同じなのでピラーボックスなしでOKという事になります。つまり現行のBDのままです。では、DVDの1:1...