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【作品紹介】バリー・リンドン

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Barry lyndon(IMDb) 邦題/バリー・リンドン 原題/Barry Lyndon 公開日/1975年12月16日(184分、カラー、ワイド) 日本公開/1976年7月3日 製作総指揮/ヤン・ハーラン 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック 原作/ウイリアム・メイクピース・サッカレー『バリー・リンドン』 撮影/ジョン・オルコット 編集/トニー・ローソン 音楽/ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル、ショーン・オリアダ、フリードリッヒ大帝、ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト、ジョヴァンニ・パイジェロ、ほか 美術/ケン・アダム 出演/ライアン・オニール(バリー・リンドン)、マリサ・ベレンソン(レディ・リンドン)、パトリック・マギー(シェヴァリエ・ド・バリバリー)、ハーディー・クリューガー(ポッツドルフ大尉)、マリー・キーン(バリーの母)、レオン・ヴィタリ(ブリンドン卿)、ドミニク・サヴェッジ(若きブリンドン卿)、デヴィッド・モーレイ(ブライアン)、マイケル・ホーダン(ナレーター)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ 受賞/1975年アカデミー賞、美術監督・装置賞(ケン・アダム他2名)、撮影賞(ジョン・オルコット)、編曲賞(レナード・ローゼン)、衣装デザイン賞 ●ストーリー 第1部:レドモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか  18世紀半ばのアイルランドの農家に生まれたレドモンド・バリーは、父親を決闘で亡くしたため母親ベルの女手一つで育てられた。十代になったバリーは従姉のノーラに恋をし、二人は恋人同士となる。その後ノーラはイギリス軍のジョン・クイン大尉と恋仲となり、家族は裕福なクイン大尉との結婚を望むようになった。そんなクイン大尉に嫉妬したバリーは決闘を申し込み、クイン大尉を倒してしまう。決闘立会人のイギリス軍のグローガン大尉はクイン大尉の死亡を告げ、バリーは警察に知られる前にと、母から旅費20ギニーを渡され村を出た。ところがダブリンへ向かう道中で追いはぎに遭い一文なしになり、仕方なくバリーはイギリス軍の兵員補充に志願して入隊する。数ヶ月後、増援部隊としてやってきたグローガン大尉と再会し、決闘はノーラとクイン大尉の結婚を望む家族が、バリーを村から追い出すために...

【作品紹介】スパルタカス

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Spartacus(IMDb) 邦題/スパルタカス 原題/Spartacus 公開日/1960年10月6日(184分、テクニカラー、70ミリ) 日本公開/1960年12月15日 製作会社/ブライナ・プロダクション 製作総指揮/カーク・ダグラス 製作/エドワード・ルイス 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/ドルトン・トランボ 原作/ハワード・ファスト『スパルタカス』 撮影/ラッセル・メティ 編集/ロバート・ロレンス 音楽/アレックス・ノース 美術/アレグサンダー・ゴリッツェン 出演/カーク・ダグラス(スパルタカス)、ローレンス・オリビエ(クラサス)、ジーン・シモンズ(ヴァリニア)、チャールズ・ロートン(グラッカス)、ピーター・ユスチノフ(バタイアタス)、ジョン・ギャヴィン(ジュリアス・シーザー)、トニー・カーティス(アントナイナス)、ニナ・フォッチ(ヘレナ)、ジョン・アイルランド(クリクサス)ほか 配給/ユニバーサル映画 受賞/1960年アカデミー賞、助演男優賞(ピーター・ユスチノフ)、撮影賞(R・メティ)、カラー美術監督賞(R・A・ガウスマン、J・ヘロン)、衣装デザイン賞(ヴァールス、B・トーマス)受賞 ●ストーリー  紀元前1世紀、ローマ共和国が隆盛を誇っていた頃、リビアの鉱山で働いていた奴隷のスパルタカスはバタイアタスの剣闘士養成所に売られ、そこで黒人奴隷のドラバと知り合う。厳しい剣闘士の訓練中、性処理に女奴隷バリニアをあてがわれたスパルタカスは「獣ではない」と拒否、それがきっかけでお互い好意を持つようになる。スパルタカスは同じ剣闘士のクリスサスとも友情を育んでいた。そんな時ローマ元老院のクラサスがバタイアタスを訪ねてきた。クラサスの奥方は余興に決闘を望み、クリスサス、ガリノ、スパルタカス、ドラバの4人が選ばれた。一方クラサスは接待したバニリアを気に入ったので買い取り、同行していたグラブラスにはローマの警備隊長に任命する。クリスサス対ガリノの決闘はクリスサスが勝利、次に戦ったスパルタカスは剣を失ったがドラバはとどめを刺さず、クラサスに襲いかかる。だが衛兵に阻まれ殺された。バリニアが売られる事を知ったスパルタカスは激怒、クリクサスと共に暴動を起した。  ローマ元老院では閥族派のクラサスと民衆派のグラッカスが主動権争いをしていた。グラッカスはクラサスの勢力をロー...

【作品紹介】現金(げんなま)に体を張れ

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The Killing(IMDb) 邦題/現金(げんなま)に体を張れ 原題/The Killing 公開日/1956年5月20日(83分、モノクロ) 日本公開/1957年12月10日 製作会社/ハリス=キューブリック・プロダクション 製作/ジェームズ・B・ハリス 監督/スタンリー・キューブリック 原作/ライオネル・ホワイト「逃走と死を」 脚本/スタンリー・キューブリック 撮影/ルシアン・バラード 編集/ベティ・スティンバーグ 音楽/ジェラルド・フリード 美術/ルース・ソボトゥカ 出演/スターリング・ヘイドン(ジョニー・クレイ)、コリーン・グレイ(フェイ)、ヴィンス・エドワーズ(ヴァル・キャノン)、ジェイ・C・フリッペン(マーヴィン)、マリー・ウィンザー(シェリー・ピーティー)、エライシャ・クックJr.(ジョージ・ピーティー)ほか 配給/ユナイテッド・アーティスツ ●ストーリー  競馬場、それは大量の現金が行き交う場所。マービンはメモをバーテンダーのマイクと窓口係のジョージに渡した。それには今夜の打ち合わせの場所と時間が記してあった。警官のランディーは酒場にレオを訪ねた。ランディーはレオに3000ドルの借金の返済を迫られた。ジョニーは5年間の刑務所暮らしから出所したばかりだ。傍には恋人のフェイがいる。ジョニーはフェイに計画を話さず、土曜の夜に空港で待ち合わせすることと、便の予約だけを頼み別れた。「それまで俺に近づくな」と。そこにマービンがジョニーを迎えに来た。  マイクは愛妻ルーシーの病気が気がかりだ。治療には大金が必要だった。ジョージはいつも見下した態度を取る悪妻シェリーの関心を惹こうと、つい計画をシェリーに話してしまった。シェリーには愛人がいてその計画を愛人に漏らした。ジョニーを中心にマービン、ランディ、マイク、ジョージの5人はアジトで競馬場を襲う計画を打ち合わせていた。それをシェリーが盗み聞きし、見つかったシェリーは夫ジョージが浮気していると思って様子を伺っていたと説明、だがジョニーそれを信じず「お金が欲しければおとなしくしていろ」と釘を刺した。外にはシェリーの愛人が車で待っていた。その夜、家に戻ったジョージは計画から降りるとシェリーに告げた。だがシェリーは甘言を用いてそれを撤回させた。ジョニーはモーリスに2500ドルで競馬場で暴れる役を、ニッキーには5000ド...

【作品紹介】非情の罠(Killer's Kiss)

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Killer's Kiss(IMDb) 邦題/非情の罠 原題/ Killer's Kiss 公開日/1955年9月22日(67分、モノクロ) 日本公開/1960年9月27日(43分、モノクロ) 製作会社/ミノトール 製作/スタンリー・キューブリック、モリスブーゼル 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、ハワード・O・サックラー 撮影/スタンリー・キューブリック 編集/スタンリー・キューブリック 音楽/ジェラルド・フリード出演/ジャミー・スミス(デイヴィ・ゴードン)、フランク・シルヴェラ(ヴィンセント・ラパロ)、アイリーン・ケーン(グロリア・プライス)、ルース・ソボトゥカ(アイリス)、ジェリー・ジャレット(アルバート)ほか 配給/ユナイテッド・アーティスツ ●ストーリー  ニューヨークのペンシルベニア駅。人を待っているのは元プロボクサーのデイヴィ・ゴートン。彼はここ2日間の出来事を思い返していた。  デイヴィは試合を控えてアパートで寛いでいた。窓越しの隣の部屋にはダンサーのグロリアが住んでいる。グロリアをダンスホールのオーナー、ヴィンセントが迎えにきた。デイヴィにはシアトルに住む叔父夫妻から手紙が来ていた。デイヴィは今夜も試合だ。一方のグロリアはダンスホールでダンサーの仕事をしていた。ヴィンセントはTVでデイヴィの試合をグロリアと一緒に観るが、デイヴィは試合に負けてしまった。グロリアはヴィンセントの愛人だった。  その夜、叔父から電話がかかってきてしばらく休暇を取ってこちらに来ないかと誘いを受けた。だがデイヴィは返事を濁して電話を切って寝てしまった。夜中、悪夢と悲鳴に目が覚めると向かいの部屋でグロリアがヴィンセントに襲われていた。デイヴィはグロリアの部屋へ向かい、それに気づいたヴィンセントは逃亡した。グロリアによると1時間ほど前にヴィンセントが突如アパートに現れ、嫉妬心から無理矢理迫られたのだと語った。デイヴィはグロリアに全てを忘れて眠るようにと諭した。  翌朝、再びグロリアの許を訪れたデイヴィは、ボクサーを引退して叔父のいるシアトルに戻ろうかと考えている事を話した。グロリアは父親に溺愛されていたバレリーナの姉と、自分に愛情を注がない父親を憎んでいたが、父親は病気で死に姉もそれを苦に自殺、天涯孤独となった自分は夜の街のダン...

【作品紹介】ロリータ

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Lolita(IMDb) 邦題/ロリータ 原題/Lolita 公開日/1962年6月13日(153分、モノクロ) 日本公開/1962年9月22日 製作会社/セブンアーツ、アンヤ、トランスワールド 製作/ジェームズ・B・ハリス 監督/スタンリー・キューブリック 原作/ウラジミール・ナボコフ「ロリータ」 脚本/ウラジミール・ナボコフ 撮影/オズワルド・モリス 編集/アンソニー・ハーヴェイ 音楽/ネルソン・リドル、ボブ・ハリス「ロリータのテーマ」 美術/ウィリアムス・アンドリュース、アンドリュー・ロウ 出演/ジェームズ・メイスン(ハンバート・ハンバート)、スー・リオン(ロリータ)、シェリー・ウィンタース(シャーロット・ヘイズ)、ピーター・セラーズ(キルティ)、ダイアン・デッカー(ジーン・ファーロウ)、ジェリー・ストーヴィン(ジョン・ファーロウ)、スザンヌ・ギブス(モナ・ファーロウ)ほか 配給/MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー) ●ストーリー  霧深い日、荒れ果た屋敷で男を射殺したハンバートは、こうなるまでのいきさつを思い出していた。  4年前、パリからアメリカにやってきたハンバート教授は、小説を書くために静かな夏を過ごそうとラムズデイルという田舎町で下宿を探していた。ヘイズ夫人の家を訪れたハンバートは、明らかに誘うような態度を取るヘイズ婦人に嫌気がさし他を当たろうとしたその時、夫人の娘ドロレス・ヘイズ(ロリータ)に釘付けになった。ロリータに心奪われたハンバートはこの家に下宿する事を決め、早速共同生活を始めた。一方、町に来ていた人気放送作家のキルティはダンスパーティーでヘイズ婦人と再会した。  サマーキャンプに行く事になったロリータは、ハンバートが下宿を去る頃には自分は居ない事を嘆き、離ればなれになるのが寂しいとハンバートに告げた。ますますロリータに入れ込むハンバートは、醜悪なヘイズ夫人のプロポーズを受け結婚、晴れてロリータの義父となる。ある時、ハンバートの日記帳を読んだヘイズ夫人はハンバートの本心を知り逆上、雨の中路上に飛び出し車に轢かれて死んでしまう。サマーキャンプにロリータを迎えに行ったハンバートは、母は入院したと説明し、帰りに泊ったモーテルで遂に本懐を遂げた。その後母の死を知らされたロリータは、ハンバートに自分を孤児院に送らず側に置いて欲しいと懇願する。  ...

【作品紹介】拳闘試合の日(Day of the Fight)

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Day of the Fight(IMDb) 邦題/拳闘試合の日 原題/Day of the Fight 公開日/1951年4月26日(モノクロ、16分) 日本公開/日本未公開 製作/ジェイ・ボナフィールド 監督/スタンリー・キューブリック 助監督/アレキサンダー・シンガー 脚本/ロバート・レイン 撮影/スタンリー・キューブリック 編集/ジュリアン・バーグマン、スタンリー・キューブリック 録音/スタンリー・キューブリック 音楽/ジェラルド・フリード 出演/ウォルター・カーチャ、ヴィンセント・カーチャ、ネイト・フレイシャー、ボビー・ジェイムス ナレーター/ダグラス・エドワーズ 配給/RKOラジオ ●作品概要  キューブリック初の映画作品でニュース映画。ミドル級ボクサー、ウォルターが試合当日の朝からリングに上がり、試合に勝つまでを追ったドキュメンタリ-。友人や自分の資金で製作し、 RKOに売り込んだ。 ●ストーリー  1950年4月17日拳闘試合の日、ミドル級ボクサー ウォルター・カルティエは朝6時に起床した。夜10時にはボビー・ジェームズとの試合があるのだ。双子でマネージャーでもあるヴィンスと共にカルティエは教会へ。朝食を摂り身体検査し、お気に入りのレストランで試合前最後の昼食を食べた。午後4時、カルティエは試合の準備を開始。午後8時、楽屋入りしバンテージを巻くなど試合に備える。ついに試合開始。ボビー・ジェームズと試合はカルティエがKO勝ちを収めた。今日1日の彼の仕事が終わったのだ。

【作品紹介】博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

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Dr.Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb(IMDb) 邦題/博士の異常な愛情:または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 原題/Dr.Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb 公開日/1963年12月3日(94分、モノクロ) 日本公開/1964年10月6日 製作会社/ホーク・フィルムズ 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 原作/ピーター・ジョージ「赤い警報」 脚本/スタンリー・キューブリック、テリー・サザーン、ピーター・ジョージ 撮影/ギルバート・テイラー 編集/アンソニー・ハーヴェイ 音楽/ローリー・ジョンスン 美術/ケン・アダムス 特殊効果/ウォーリー・ヴィーナース 出演/ピーター・セラーズ(マンドレイク大佐、マフリー大統領、ストレンジラヴ博士)、ジョージ・C・スコット(タージトソン将軍)、スターリング・ヘイドン(ジャック・リッパー将軍)、スリム・ピケンズ(コング少佐)、キーナン・ウィン(グアノ大佐)、ピーター・ブル(デサデスキー駐米ソ連大使)、トレイシー・リード(スコット嬢)ほか 配給/コロムビア映画 ●ストーリー  1年以上の間、西側高官の間でソ連が最終兵器の「皆殺し装置」が完成しつつあるとの噂が広まっていた。  バープルソン空軍基地。イギリス軍の派遣将校マンドレイク大佐に基地司令官のリッパー将軍から緊急指令が発令される。それは「R作戦」といい演習ではないという。加えて隊員の私物のラジオを没収せよと指示された。ソ連への隣接空域を飛行中の50メガトンの核爆弾を積んだコング少佐のB-52にもR作戦が指示された。にわかに信じられない隊員たち、だが指令は確認された。美人秘書と情事を楽しんでいたタージドソン将軍にR作戦が発動された事を知らせる電話がかかってくる。まだ危機感は薄く、国防総省の様子を見てくると秘書に告げる将軍。バープルソン空軍基地では敵襲に備えるようリッパー将軍が指示を与えていた。ラジオを見つけたマンドレイク大佐は何気なくスイッチを入れると通常放送だと気付く。放送をリッパーに聴かせ自国に核攻撃がない事を説明し、攻撃機を呼び戻そう...

【作品紹介】『時計じかけのオレンジ』

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A Clockwork Orange(IMDB) 題名/時計じかけのオレンジ 題名/A Clockwork Orange 公開日/1971年12月20日(137分、カラー、ワイド) 日本公開/1972年4月29日 製作会社/ホーク・フィルムズ 製作総指揮/マックス・L・ラーブ、サイ・リトヴィノフ 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック 原作/アンソニー・バージェス『時計じかけのオレンジ』 撮影/ジョン・オルコット 編集/ビル・バドラー 音楽/ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン、エドガー・エルガー、ジョアキーノ・ロッシーニほか 電子音楽/ウォルター・カルロス 美術/ジョン・バリー 出演/マルコム・マクドウェル(アレックス)、パトリック・マギー(アレキサンダー)、ウォーレン・クラーク(ディム)、ジェームズ・マーカス(ジョージ)、アレキサンダー夫人(アドリエンヌ・コリ)、パパ(フィリップ・ストーン)、ママ(シェイラ・レイノー)、内務大臣(アンソニー・シャープ)、看守長(マイケル・ベイツ)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ 受賞/1971年ニューヨーク映画批評家協会賞、最優秀作品賞、最優秀監督賞受賞 ●ストーリー  アレックスをリーダーにした4人の非行少年グループは、「コロバ・ミルク・バー」で「麻薬入りミルク」を飲みながら、今夜の「ウルトラバイオレンス」を企てていた。手始めにホームレスを袋だたきにし、対立する少年グループは病院送り、盗んだスポーツカーで郊外の家「ホーム」に押し入りれば、作家を叩きのめし、その妻をレイプする…そんな暴力三昧の日々だった。だがベートーベン好きなアレックスは、そのベートーベンの歌に聞惚れているところを仲間に邪魔にされ、ちょっとした仲たがいを起こす。それをきっかけにアレックスは、仲間に裏切られ、強盗に押し入った老女を殺害した罪で、警察に捕まってしまう。  刑務所に収監されたアレックスは、聖書で暴力と性欲を慰める日々を送っていたが、やがて政府が犯罪者の更生にと開発した「ルドヴィコ療法」で治療すればすぐ出所できる事をを知り、それを自分に試して欲しいと自ら名乗り出る。だが、その治療法とはとんでもない代物だった。  アレックスは拘束具で身体の自由を奪われた上に眼球を閉じれないようにし、暴力的な映画...

【作品紹介】『シャイニング』

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The Shining(IMDb) 邦題/シャイニング 原題/The Shining 公開日/1980年5月23日(142分、カラー、ワイド) 日本公開/1980年12月13日(119分の国際版) 製作会社/ワーナー・ブラザーズ 製作総指揮/ヤン・ハーラン 製作/スタンリー・キューブリック 共同製作/ロバート・フライアー、マーティン・リチャーズ、マリー・リア・ジョンスン 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、ダイアン・ジョンスン 原作/スティーブン・キング『シャイニング』 撮影/ジョン・オルコット 編集/マーティン・ハンター 音楽/ウェンディ・カルロス、レイチェル・エルキンド 美術/レイ・ラヴジョイ 出演/ジャック・ニコルソン(ジャック・トランス)、シェリー・デュヴァル(ウエンディ・トランス)、ダニー・ロイド(ダニー・トランス)、スキャットマン・クローザス(ハロラン)、フィリップ・ストーン(デルバード・グレディ)、ジョー・ターケル(ロイド)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ ●ストーリー  上空から冷ややかに見つめる視線。それは雄大なコロラド・ロッキーの中を走る一台のワーゲンを追いかける。やがてその視線の先に豪華なリゾートホテル「オーバールック・ホテル」が姿を現わした。ワーゲンの主は作家兼教師のジャック・トランス。彼は冬季に閉鎖されるこのホテルの管理人の採用試験に赴いたのだ。ところがその面接で支配人から不吉な話を聞かされる。前任の管理人はあまりの孤独に気が狂い、妻と娘を惨殺し自分も猟銃自殺したというのだ。そんな話を一笑に付し無事採用されたジャックは、妻ウェンディと一人息子のダニーとともに再びオーバールックに向かう。だが、超自然感応能力〈シャイニング〉を持っていたダニーは、そのホテルに不気味な影の存在を感じていた。  ホテルに到着したトランス一家に、ホテルの料理長ハロランは不安を抱く。特に自分と同じ〈シャイニング〉を持っているダニーを心配し、「237号室には何もないから近づくな」と言い残してマイアミに帰省した。一方のジャックは、断酒中の自分にはアルコールのない、静かな環境で執筆ができると乗り気で、ウェンディはそんな家族を暖かく支えるつもりだった。  だが、そんな一家の幸せな時間は長くは続かなかった。ダニーはいきなり双子の少女の霊に遭遇、ジャ...

【作品紹介】『突撃』(原題:Paths of Glory)

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Paths of Glory(IMDb) 邦題/突撃 原題/Paths of Glory 公開日/1957年12月25日(86分、モノクロ) 日本公開/1958年2月19日 製作会社/ハリス=キューブリック・プロダクション 製作/ジェームズ・B・ハリス 監督/スタンリー・キューブリック 原作/ハンフリー・コッブ「栄光の小径」 脚本/スタンリー・キューブリック、カルダー・ウィリンガー 撮影/ジョージ・クラウス 編集/エヴァ・クロール 音楽/ジェラルド・フリード 美術/ルードウィッヒ・レイバー 出演/カーク・ダグラス(ダックス大佐)、ラルフ・ミーカー(パリス伍長)、アドルフ・マンジュー(ブルラール将軍)、ジョージ・マクレディ(ミロー将軍)、ウェイン・モリス(ロジェ中尉)、リチャード・アンダーソン(サントーバン少佐)、ジョセフ・ターケル(アーノー二等兵)、ティモシー・キャレイ(フェロル二等兵)ほか 配給/ユナイテッド・アーティスツ ●ストーリー  1916年、第一次世界大戦中のフランス軍。ブルーラード将軍はドイツ軍の難攻不落な陣地「蟻塚」を攻め落とそうと、ミロー将軍に明後日までに占領せよとの命令を出す。現状では不可能と主張するミローは昇進をほのめかされたため承諾する。前線を視察したミロー将軍から命令を聞かされた、701歩兵連隊長で元弁護士のダックス大佐は攻撃は無謀だと抗議するが、解任を示唆され止むなく受け入れる。  その夜、3名が蟻塚偵察に向かうがロジェ中尉は敵前逃亡し、その際ルジューンを手榴弾で殺害する。それに気付いたパリス伍長はロジェを激しく非難した。明け方作戦が開始されると、ダックス大佐はピストルを持って連帯を鼓舞し、兵士とともに戦うが激しい砲撃と機銃掃射で連隊は途中で前進を阻まれる。だがB隊は壕にこもって攻撃をしようとしなかった。しびれをきらしたミロー将軍は味方の陣地を砲撃しろと命令するが砲兵隊はそれを拒否、そんな中、先発隊も塹壕へ退却し始める始末だった。  ミロー将軍は命令を実行しなかったとして3中隊から1名ずつ、合計3名を選び軍法会議にかけることにした。ダックス大佐は弁護を志願したが、それを思いとどまるようミローはダックスに圧力をかけた。選ばれた兵士は気に入らないからと選ばれたフェロル二等兵、くじ引きで選ばれたアーノー二等兵、ロジェ中尉のルジューン殺害を告発し...

【作品紹介】『フルメタル・ジャケット』

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Full Metal Jacket(IMDb) 邦題/フルメタル・ジャケット 原題/Full Metal Jacket 公開日/1987年6月26日(116分、カラー、ワイド) 日本公開/1988年3月19日 製作会社/ワーナー・ブラザーズ 製作総指揮/ヤン・ハーラン 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、マイケル・ハー、グスタフ・ハスフォード 原作/グスタフ・ハスフォード『ショート・タイマーズ』 撮影/ダグラス・ミルサム 編集/マーティン・ハンター 音楽/アビゲイル・ミード 美術/アントン・ファースト 出演/マシュー・モディーン(ジョーカー)、リー・アーミー(ハートマン教官)、ヴィンセント・ドノフリオ(ゴマー・パイル)、アイリス・ハワード(カウボーイ)、ケヴィン・メイジャー・ハワード(ラフターマン)、アダム・ボールドウィン(アニマル・マザー)、ニョック・リ(ベトナム人狙撃兵)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ ●ストーリー  サウスカロライナ州、パリスアイランド海兵隊新兵訓練基地。ハイスクールを出たばかりのジョーカーは達は髪の毛を刈られ、屈強な海兵隊員になるべく8週間に及ぶ厳しい訓練を課せられる。いきなり情け容赦ないハートマン教官から罵詈雑言を浴びせられ、ハードな特訓に耐えるしかない日々が始まった。同僚のレナードは基礎体力もなく、銃の扱いや行軍など何をやらせても駄目な落ちこぼれだった。ある時、ハートマンの鉄拳制裁に怯まなかったジョーカーは班長に任命され、レナードの教育係をしろと命令される。マンツーマンで銃の扱いや靴の紐通し、毛布のたたみ方まで丁寧に指導するジョーカー。そのおかげかレナードは少しずつ訓練をこなせるようになってきた。  ある夜身辺チェックの時、レナードが食堂からくすねたドーナツを隠し持っているのが見つかってしまう。怒ったハートマンはレナードに罰を与えず、連帯責任として小隊に罰を与えるようになった。それに怒った面々は就寝後、レナードにリンチを与えることを企てる。石けんをタオルにくるみ、レナードを殴るのだ。躊躇したジョーカーも促され、結局リンチに参加するのだった。すると翌日から見違えるように優秀な訓練兵になったレナード。しかし眼光は異常だ。銃を手入れするレナードは銃にシャーリーンと名を付け話かけ...

【作品紹介】『2001年宇宙の旅』

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2001:A Space Odyssey(IMDb) 題名/2001年宇宙の旅 原題/2001:A Space Odyssey 公開日/1968年4月6日(152分、カラー、シネラマ) 日本公開/1968年4月11日 製作会社/MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー) 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク 撮影/ジョフリー・アンスワース、ジョン・オルコット 編集/レイ・ラヴジョイ 音楽/リヒャルト・シュトラウス、ヨハン・シュトラウス、アラン・ハチャトーリアン、ギョルギ・リゲッティ 美術/トニー・マスターズ、ハリー・ラング 特撮考案/スタンリー・キューブリック 特殊効果/ウォーリー・ヴィーヴァース、ダグラス・トランブル、コン・ペダースン、トム・ハワード 出演/キア・デュリア(デヴィット・ボーマン)、ゲイリーロックウッド(フランク・プール)、ウイリアム・シルヴェスター(ヘイウッド・フロイド博士)、ダグラス・レイン(HALの声)、ダン・リクター(月を見るもの)、レオナルド・ロシター(スミスロフ)、マーガレット・タイザック(エレナ)、フランク・ミラー(地上管制官)、ヴィヴィアン・キューブリック(フロイト博士の娘)ほか 配給/MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー) 受賞/1968年アカデミー賞、特殊視覚効果賞(スタンリー・キューブリック)受賞 ●ストーリー  約400万年前のアフリカ。肉食を知らない人類の祖先「猿人」は絶滅の危機に瀕していた。そんなある夜、群れの眼前に謎の黒い石版「モノリス」が突如として現れ、それに触れた猿人達は「武器を用いる」という啓示を受ける。骨という武器を手に入れた猿人達はバクを撲殺して食肉を得、他の群れを殺して水飲み場を確保し、絶滅の危機からこの星の支配者へと変貌を遂げたのだった。  西暦1999年、地球衛星軌道上のスペースシャトルにはフロイド博士ただ一人が搭乗していた。彼はある特命を帯びて月へ向かう途中で、それは月面で謎の黒い石版が掘り出されたのでそれを調査せよというものだった。衛星軌道上に浮かぶ宇宙ステーションで月連絡船に乗り換えて月に向かうフロイド博士。月では伝染病発生の噂が流れていたが、それは謎の石盤発掘を他国に悟られないためにアメリカ政府が流したデマ...

【作品紹介】『アイズ ワイド シャット』

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Eyes Wide Shut(IMDb) 邦題/アイズ ワイド シャット 原題/Eyes Wide Shut 公開日/1999年7月16日(159分、カラー、モノクロ) 日本公開/1999年7月31日 製作会社/ワーナー・ブラザース 製作総指揮/ヤン・ハーラン 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、フレデリック・ラファエル 原作/アーサー・シュニッツラー『トローム・ノヴェル』 撮影/ラリー・スミス 特殊効果/ガース・インス 美術/レス・トムキンズ、ロイ・ウォーカー 編集/ナイジェル・ゴルト 出演/トム・クルーズ(ウイリアム〈ビル〉・ハーフォード)、ニコール・キッドマン(アリス・ハーフォード)、マディソン・エジントン(ヘレナ・ハートフォード)、シドニー・ポラック(ヴィクター・ジーグラー)、トッド・フィールド(ニック・ナイチンゲール)、マリー・リチャードソン(マリオン)、ソーマス・ギブソン(カール)ほか 配給/ワーナー・ブラザース ●ストーリー  ニューヨークに暮らす内科医ビル・ハーフォードとその妻アリス。可愛い娘にも恵まれ、何不自由なく暮らしていたビルは、患者の一人、ヴィクターからクリスマス・パーティーに招待される。そこでビルは旧友のナイチンゲールと再会し、またドラッグで意識を失ったヴィクターの愛人マンディを介抱する。  次の日の夜、妻に前夜のパーティーで突然モデルと姿を消した事を問い詰められ、勢いで妻の浮気願望を聞かされる羽目になってしまう。ショックを受けたビルは、受け持ちの患者の容体の急変を知らせる電話に慌てて家を飛び出すが、その患者の娘マリオンに愛を告白され、また娼婦のヌエラには部屋に招かれる。だがどちらもビルは事に及ばなかった。  夜のNYを彷徨うビルは、ナイチンゲールが演奏している店を見つけ、再び再会。そこでビルはナイチンゲールから奇妙なパーティーの話を聞かされる。興味をそそられたビルは、ナイチンゲールから入場のパスワードを聞き出し、郊外の屋敷で秘密裏に行われているパーティーに潜入する。だが、そこで彼は信じられない光景を目撃する。それは、参加者が全員全裸に仮面を付けてセックスに耽るという、いわゆる「乱交パーティー」だった。  邸内を見て回るビルに、突然謎の女が現れ「ここは危険だからすぐ立ち去るように」と警告する。だがビルは従わな...