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【関連動画】スピルバーグが1999年の71回アカデミー賞で述べたキューブリックへの賛辞

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He wanted to take us places we could never have imagined, and so he imagined them for us.He is Stanley Kubrick. He died before he could witness the century he had already made famous with 2001: A Space Odyssey.Stanley wanted us to see his movies absolutely as he envisioned them. He never gave an inch on that.He dared us to have the courage of his convictions, and when we take that dare we’re transported directly to his world and we’re inside his vision. And, in the whole history of movies there’s been nothing like that vision… ever. It was a vision of hope and wonder, of grace and of mystery.It was a gift to us, and now it’s a legacy. We will be challenged and nourished by that as long as we keep the courage to take his dare, and I hope that will be long after we’ve said our thanks and our goodbyes.  彼は想像もできなかった場所に私たちを連れて行きたかったので、私たちのためにそれらを創り上げました。彼の名はスタンリー・キューブリックです。  彼は『2001年宇宙の旅』ですでに有名になった世紀を目撃する前に亡くなりました。スタンリーは私たちに自身の映画を自分が思い描いたとおりに観てもらいたいと考えていました。彼はそれについては一歩も譲りませんでした。彼は私たちに自分の信念を...

【関連動画】1976年の第48回アカデミー賞で『バリー・リンドン』が衣装デザイン賞を受賞する動画

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 第48回アカデミー賞で『バリー・リンドン』が衣装デザイン賞を受賞した受賞式の動画がありましたのでご紹介。  ノミネートされた5作品『バリー・リンドン』(ミレーナ・カノネロ、ウルラ=ブリット・ショダールンド)、『四銃士』(イヴォンヌ・ブレイク、ロン・タルスキー)、『ファニー・レディ』 (レイ・アガーヤン、ボブ・マッキー)、『魔笛』 (カリン・アースキン、ヘニー・ノーレマルク)、『王になろうとした男』 (イーディス・ヘッド)が順番に回転ステージでパフォーマンスで紹介されるという演出がいいですね。プレンゼンターはジェニファー・オニールとテリー・サバラス。それにしてもミレーナ・カノネロが若い!まだ30歳ですからそうなのですが、『バリー…』のコスプレとつけぼくろがキュートです。  今年のアカデミー賞は悪い意味で話題になりましたが、例のコメディアンのジョークがハリウッドではジョークとして通用しているというのが驚きです(殴った方への批判の多さから)。これがジョークなら本当の悪意がどのくらい酷いのか・・・。キューブリックがハリウッドの悪意から距離を置きたいと考えたのも無理ないですね。

【関連動画】1999年3月21日、第71回アカデミー賞でスティーブン・スピルバーグが述べたキューブリックへの弔辞と謝辞

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  その人は、私たちが想像もつかないような所に連れて行こうとして、私たちのために創り出してくれました。その人の名はスタンリー・キューブリックです。  彼は『2001年宇宙の旅』で有名になった次の世紀を見届けることなくこの世を去りました。スタンリーは自分の映画を絶対に自分の思い描いたとおりに観て欲しいと願っていて、そのためには彼は一歩も譲りませんでした。そしてその勇気に応えることができたなら、私たちは彼の世界へ直接連れて行かれ、彼のビジョンの中に入り込むことができたのです。映画の歴史上、あのようなビジョンは他にありませんでした。それは希望と驚異、優美さと神秘のビジョンでした。それは私たちへの贈り物であり、そして今、遺産となったのです。  彼の挑戦を受ける勇気を持ち続ける限り、私たちはその挑戦と糧を得ることができるのです。そしてそれは私たちが感謝と別れを告げた後も、ずっと続いていくことを私は願っています。 -スティーブン・スピルバーグ  キューブリックが1999年3月7日に逝去してから半月後に行われたアカデミー賞におけるスティーブン・スピルバーグのスピーチです。  キューブリックはアカデミー監督賞も作品賞も獲っていない、というは有名な話ですが、キューブリックが受け取ったオスカーは『2001年…』の特殊視覚効果賞で、これも一部門にエントリーできる人数は3人までとアカデミーに言われ、仕方なく自分の名前を記入した、という経緯です。  記入すべきその4人とはウォーリー・ヴィーヴァース、ダグラス・トランブル、コン・ペダーソン、トム・ハワードですが、それぞれ特撮全般、HALのアウトプット画面とスターゲート・シークエンス、モデル製作と複雑な合成過程の管理、高精細フロントプロジェクションシステムの構築と、この4人のうち誰一人として欠くことのできないスタッフであることは言うまでもないでしょう。たとえそういう事情があったとしても、キューブリックが代表でオスカーを受け取ってしまったことはその後に遺恨を残し、特にダグラス・トランブルはたびたび不満を表明していました。でもそれも「もういいんだ」とキューブリックの亡骸の前で涙を流したので、心中穏やかに旅立てた(2022年2月7日に逝去した)のではないでしょうか。  キューブリック冷遇の理由で考えられるのは、巨大産業である映画製作をイギリスで...