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【ブログ記事】キューブリックとハリスが登場する、セブン・アーツが制作した『博士の異常な愛情』の広告

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落書きがありますが、誰が書いたのか、どういう意味があるのかは不明です  「キューブリック、ハリス、そしてセブン・アーツ」というキャッチコピーで『ロリータ』の次作、『博士…』を制作中であることを告知する広告です。  セブン・アーツ・プロダクションズとは現在のワーナー・ブラザーズになります。同社は『ロリータ』に資金提供しましたが、無事に資金回収することができたのでキューブリックとハリスを信頼し、『博士…』にも再度資金提供したのでしょう。ところがこの直後キューブリックとハリスはコンビを解消、ハリス自身も映画監督を目指すことになります。ハリスは『博士…』をブラックコメディに改変することに反対(現在は「一番好きなキューブリック作品」とインタビューで応えている)し、監督業もしたがったので、それもあって友好的にコンビ解消となりました。  『突撃』の頃までの扱い順は「ハリス、キューブリック」だったのが、『スパルタカス』『ロリータ』を経て「キューブリック、ハリス」になっているのは興味深いですね。それだけキューブリックの知名度が上がった、ということは、資金集めにハリスの力を借りなくてもよくなったということを意味するので、コンビ解消も必然の流れだったのでしょうね。

【インスパイア】チャオ ベッラ チンクエッティ『何度も 何度も…』

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  チャオベッラチンクエッティってどう区切るの?と思ったのですが「チャオ・ベッラ・チンクエッティ」だそうです。いわゆる女性アイドルグループで、あの「モーニング娘。」で有名なハロプロ出身だそうですが、これ以上語るとドルヲタでもなんでもない管理人のボロがでそうなので、あとは各自でお調べください(笑。  その最新シングル『何度も 何度も…』の衣装とPV(最近はMV=ミュージック・ビデオと言うそうですが、管理人の世代はPV=プロモーション・ビデオです)が・・・はい、もう何も言いません。「キューブリックの影響力云々」もどうでもいいです。「見たまんま」ですね、文字通り。「デジタルシングル」ってなんぞや? と思ったのですが、要するにiTunesなどのネット配信のみということらしいです。  ご本人たちがどこまで自覚しているかはわかりませんが、制作サイドで好きな人がいるんでしょうね。 ジャケ写もこの通り ですので、もうやりたい放題(笑。「お前だってPVの監督任されたらやるだろ?」と訊かれれば「ええ、やりますとも!」としか応えようがありませんので、あまり偉そうなことは言えませんが、これをきっかけにご本人たちやファンの間に『時計…』の認知が広まれば嬉しいですね。

【家族】キューブリックの2番目の妻、ルース・ソボトカは1958年3月にニューヨーク・シティー・バレエ団の一員として来日していた

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『非情の罠』のバレエシーン。踊っているのは当時キューブリックの妻だったルース・ソボトカ。このバレエを実際に日本で観た人がいる、というのは実に羨ましい限りだ   「バレエ・アーカイブ」というサイト で「ルース・ソボトカ」検索するとよると1958年3月17日~3月30日までは新宿コマ劇場、4月1日~6日までは産経ホールで公演したようです。キューブリックとルースは1955年1月11日に結婚しましたが、1956年10月頃には夫婦関係はかなり怪しい状況になっていました。その後キューブリックはハリスと共にドイツに渡り、『突撃』の制作に取りかかります。それは1957年の春頃まで続き、『突撃』の初公開はベルリンでこの年の6月です。この時点でキューブリックは既にクリスティアーヌと出会っていますので、二人の離婚はもはや決定的です。どちらにしても1958年3月にバレエ団の一員として来日するためには、準備やリハーサルなどを考えると少なくとも1957年の後半にはキューブリックの帰りを待っていたハリウッドを離れ、ニューヨークに戻らなければなりません。この来日公演の記録に旧姓の「ソボトカ」で掲載されているところを見ると、離婚は1957年ということで間違いないと思われます。  つまりルースとクリスティアーヌは入れ替わる形でルースはハリウッドからニューヨークへ、クリスティアーヌはドイツからハリウッドへ移ったことになります。果たして二人の間で直接の対決はあったのでしょうか? ルースもキューブリックも逝去してしまっている現在、それを証言できるのはクリスティアーヌだけですが、この件に関して何かを語ることは今後もないでしょう。なぜならルースはナチスドイツに故郷のウィーンを追われ、ニューヨークに逃げて来たユダヤ人、クリスティアーヌはそのナチスドイツの宣伝大臣だったゲッペルスのお抱え監督、ファイト・ハーランを叔父に持つナチスに近い立場のドイツ人だからです。そして、完全に真逆の立場である二人の女性の間に挟まれたのが、生まれも育ちもニューヨークのユダヤ系アメリカ人であるキューブリック。なんとも皮肉な運命の巡り合わせとしか言いようがないですね。 追記:ルース・ソボトカ来日に件に関して何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、当サイトにおしらせください。

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号に酷似した宇宙船が登場する日本のアニメ『キャプテン・フューチャー』

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OPとEDは『ルパン』でおなじみの大野雄二氏。大野節が炸裂しています  おっさんホイホイというなかれ(笑。NHKのレギュラーアニメとして初めて放映された『未来少年コナン』(監督はあの宮崎駿)の後番組として始まったこのアニメ。原作はエドモンド・ハミルトンの「スペオペ」(スペース・オペラの略、死語ですね。笑)小説。日本でもファンを獲得していて、そのアニメ化となれば否が応でも期待は高まるもの。しかし肝心のコメット号が『2001年…』のディスカバリー号と『スター・ウォーズ』のXウィングを足して2で割ったようなデザインでがっかりした思い出が・・・(笑。作画の悪さも合間って、途中から視聴放棄した思い出があります。『コナン』の傑作ぶりが相対的に本作の評価を下げている要因になっているかもしれませんね。   wiki によるとオンエアは1978年11月7日から1979年12月18日だったんですね。当時は『宇宙戦艦ヤマト』から『機動戦士ガンダム』への過渡期。雨後の筍のごとくSFアニメが量産されていた時代です。しかもこの頃は良質なものも多かったので現在ではすっかり「知る人ぞ知る」アニメになってしまいました。  そんなこんなで2016年、突然 Blu-ray BOXが全2巻で発売 されたそうです。東映アニメーションの 公式チャンネルで1話を無料で視聴 できますので、興味のある方はどうぞ。