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【パロディ】1980年代風パロディCM『シャイニング・ボードゲーム』

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 ええと、1980年代風に作った、存在しない『シャイニング・ボードゲーム』のパロディCMという理解で・・・いいんですよね? 凝りすぎてて本当に存在したのかと思ってしまいますが、発売元や価格の情報がないので、おそらくこのCM自体がパロディなんでしょう。  しかし、おそらく既存のボードゲームを改造したのだと思いますが、なかなかよくできています。実際にあったら欲しいぐらいですが、血のエレベーターのチープ感はちょっと残念。それにしてもインベーダーの壁紙やら80年代風の衣装やら映像の雰囲気まで、あの時代をリアルに知っている管理人が見てもあまり違和感はないですね。

【関連記事】ペンギンブックス版『時計じかけのオレンジ』のカバーデザインを担当したデイビット・ペルハムのインタビュー

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左からバリー・トレンゴブ(ハイネマン[英]・1962年初版)、デイビット・ペルハム(ペンギンブックス[英]・1972年)、フィリップ・キャスル(バランタインブックス[米]・1971年)のアートワークがデザインされた小説版『時計じかけのオレンジ』のカバー。  バリー・トレンゴブは映画の公開よりも前に『時計じかけのオレンジ』のペンギン版(注:ハイネマンの間違い?)の素晴らしいカバーをデザインしました。ペンギンの営業部は小説のカバーと映画のグラフィックとタイアップをしたかったのですが、キューブリックはそれを望みませんでした。結果的に、私は映画のポスターのような印象を与えられるアートワークの仕事を依頼されたという訳です。残念なことに、その後他の有名なエアブラシ・アーティストによって失望させられることになりました(ここではその名前を伏せておくことにします)。その人物は最終的にもっと制作時間を要求し、遅れたあげくひどい出来のものを提出したからです。締め切りが真近に迫っていたので、したくはありませんでしたが、受け取るわけにもいきませんでした。  そういうわけで、日も暮れてから恐ろしいプレッシャーのもとで『時計じかけ…』のカバーデザインを作ることになりました。すでにほとんど時間がなく、一夜でトレーシングペーパーにアイデアを描き、朝4時に写植技術者に表紙カバー用のテキストを頼みました。5時にはバイク・メッセンジャーにタイプした編集者への指示書を手渡したのを覚えています。その後オフィスにて、このマットプラスチックのアセテート紙に黒の線画を描き、セパレーターに指定のカラーのオーバーレイをのせ、同時にカバーの複製を私の忠実な脳外科医のような技術を持つ(注:当時の広告制作はカッターナイフを使った切り貼り作業が中心だったので、その技術の高さを比喩したものだと思われる)アシスタントによって貼り付けました。まったく優秀なアシスタントたちでした。  それから、より多くのひしゃげたヘルメットをかぶったバイク・メッセンジャーがロンドンの街を行くのを見ました。そして私は自分の作品が有名になったのを知ったのです。当時としては何と早かったことか! 私が徹夜で急いで作ったものがコロンビアで宣伝用ポスターとして、トルコではTシャツ、ロスとニューヨークでは色々な用途にアイコンとして扱われるようになったのを見て驚嘆し...

【インスパイア】とっても『2001年宇宙の旅』な、旧ソ連謹製SF映画『モスクワ-カシオペア(Москва – Кассиопея)』

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  1973年に旧ソ連が制作したSF映画『モスクワ-カシオペア』に『2001年宇宙の旅』の影響が見て取れるのでご紹介。  旧ソ連の指導部から「宇宙開発のパイオニアたる我が指導部の名にかけて、米帝のSF映画なんぞに負けてたまるか」という大号令が下った・・・かどうかは知りませんが(笑、映像を観る限りなかなか予算のかかった本格SF映画のようです。当時のソ連の子供達はこれを観て熱狂したそうなので、『2001年…』の存在を知らない(公開されていない)とはいえ、プロパガンダ的には成功したんでしょう。  六角形の通路やHALの目らしき物体が埋め込まれたコンソール、赤い文字が点滅するアラート表現など、ツッコミどころは満載ですが、無重力の表現にはなかなかリアリティがありますね。あらすじは  遠い宇宙から怪しげな電波が来たので、なんとか現地に到達する計画をソヴィエト政府が画策します。おりしも、亜光速エンジンが開発された関係で、航海中の老齢化を考慮のうえ、十代の子供たちが搭乗することになります。ひとりだけ困ったちゃんが乗り込んでおり、そのバカの誤操作で、宇宙船は超光速推進に移行。その先の旅を続けるか否かの疑問に一同Goサインというところで終わります。この映画の続きは宇宙の十代に描かれています。 (引用元: それ行けB级映画集 GoGo B Movies!『モスクワ-カシオペア Moscow-Cassiopeia Москва – Кассиопея 1973』 ) とのことですが、この映画の成功に気を良くしたのか、ソ連指導部は翌年の1974年に続編の『宇宙の十代 (Отроки во вселенной)』を制作、公開したそうです。  以前、キューブリックも『2001年…』制作の参考に観たという、同じくソ連謹製のトンデモSF映画 『火を噴く惑星』 をご紹介しましたが、この『モスクワ-カシオペア』『宇宙の十代』は日本でDVD化されていません。現在では一周回ってカルト的な人気を博しているそうなので、映画輸入販売会社のみなさまは、公開もしくは円盤化をご検討してみてはいかがでしょうか。