Lolita(IMDb) 邦題/ロリータ 原題/Lolita 公開日/1962年6月13日(153分、モノクロ) 日本公開/1962年9月22日 製作会社/セブンアーツ、アンヤ、トランスワールド 製作/ジェームズ・B・ハリス 監督/スタンリー・キューブリック 原作/ウラジミール・ナボコフ「ロリータ」 脚本/ウラジミール・ナボコフ 撮影/オズワルド・モリス 編集/アンソニー・ハーヴェイ 音楽/ネルソン・リドル、ボブ・ハリス「ロリータのテーマ」 美術/ウィリアムス・アンドリュース、アンドリュー・ロウ 出演/ジェームズ・メイスン(ハンバート・ハンバート)、スー・リオン(ロリータ)、シェリー・ウィンタース(シャーロット・ヘイズ)、ピーター・セラーズ(キルティ)、ダイアン・デッカー(ジーン・ファーロウ)、ジェリー・ストーヴィン(ジョン・ファーロウ)、スザンヌ・ギブス(モナ・ファーロウ)ほか 配給/MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー) ●ストーリー 霧深い日、荒れ果た屋敷で男を射殺したハンバートは、こうなるまでのいきさつを思い出していた。 4年前、パリからアメリカにやってきたハンバート教授は、小説を書くために静かな夏を過ごそうとラムズデイルという田舎町で下宿を探していた。ヘイズ夫人の家を訪れたハンバートは、明らかに誘うような態度を取るヘイズ婦人に嫌気がさし他を当たろうとしたその時、夫人の娘ドロレス・ヘイズ(ロリータ)に釘付けになった。ロリータに心奪われたハンバートはこの家に下宿する事を決め、早速共同生活を始めた。一方、町に来ていた人気放送作家のキルティはダンスパーティーでヘイズ婦人と再会した。 サマーキャンプに行く事になったロリータは、ハンバートが下宿を去る頃には自分は居ない事を嘆き、離ればなれになるのが寂しいとハンバートに告げた。ますますロリータに入れ込むハンバートは、醜悪なヘイズ夫人のプロポーズを受け結婚、晴れてロリータの義父となる。ある時、ハンバートの日記帳を読んだヘイズ夫人はハンバートの本心を知り逆上、雨の中路上に飛び出し車に轢かれて死んでしまう。サマーキャンプにロリータを迎えに行ったハンバートは、母は入院したと説明し、帰りに泊ったモーテルで遂に本懐を遂げた。その後母の死を知らされたロリータは、ハンバートに自分を孤児院に送らず側に置いて欲しいと懇願する。 ...