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【登場人物】シェリー・ピーティ(Sherry Peatty)

  『現金に体を張れ』で亭主を手玉に取り、愛人バルと共謀し強奪した現金を横取りしようとした悪女。

【俳優】マリー・ウィンザー(Marie Windsor)

  『現金に体を張れ』で強盗に参加した亭主をたぶらかし、愛人と強奪した現金を奪おうとした悪女シェリーを演じた。主な出演作は『三銃士』('48)、『ケンタッキー魂』('49)、『地獄の銃火 』('49)、『西部の怒り』('50)、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』('60)、『寝室ものがたり』('64)、『賞金を追う男』('54)、『金髪の悪魔』('57)、『モンタナの西』('64)、『恐怖の蝋人形』('66)、『地平線から来た男』('71)、『ビッグケーヒル 』('73)、『組織』('73)、『死霊伝説』('79)。  1919年12月11 日アメリカ・ユタ州生まれ、2000年12月10日死去、享年80歳。

【登場人物】猿人(Ape)

  『2001年宇宙の旅』に登場した400万年前の人類。小説版では300万年前なのに映画では400万年前になった理由は、当初人間に近い姿の類人猿で映像化しようと試みていたが、股間の処理をどうするかが問題になり、もう100万年遡ってより猿に近い姿の猿人にしたのだそう。因に猿人の子供は本物のチンパンジーです。猿人の主人公、「月を見るもの」を演じたのはダン・リクター。

【トリビア】ブッシュベビー(Bushbaby)

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 ブッシュベビー(ショウガラゴ)とは、『2001年宇宙の旅』で、フロイド博士の娘が欲しがる誕生日のプレゼントで、キツネザルに似た小型のサル(ぬいぐるみではない)。TV電話を使ってデパート「メーシー」で購入するシーンが撮影されたが、最終的にはカットされてしまった。

【作品紹介】非情の罠(Killer's Kiss)

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Killer's Kiss(IMDb) 邦題/非情の罠 原題/ Killer's Kiss 公開日/1955年9月22日(67分、モノクロ) 日本公開/1960年9月27日(43分、モノクロ) 製作会社/ミノトール 製作/スタンリー・キューブリック、モリスブーゼル 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック、ハワード・O・サックラー 撮影/スタンリー・キューブリック 編集/スタンリー・キューブリック 音楽/ジェラルド・フリード出演/ジャミー・スミス(デイヴィ・ゴードン)、フランク・シルヴェラ(ヴィンセント・ラパロ)、アイリーン・ケーン(グロリア・プライス)、ルース・ソボトゥカ(アイリス)、ジェリー・ジャレット(アルバート)ほか 配給/ユナイテッド・アーティスツ ●ストーリー  ニューヨークのペンシルベニア駅。人を待っているのは元プロボクサーのデイヴィ・ゴートン。彼はここ2日間の出来事を思い返していた。  デイヴィは試合を控えてアパートで寛いでいた。窓越しの隣の部屋にはダンサーのグロリアが住んでいる。グロリアをダンスホールのオーナー、ヴィンセントが迎えにきた。デイヴィにはシアトルに住む叔父夫妻から手紙が来ていた。デイヴィは今夜も試合だ。一方のグロリアはダンスホールでダンサーの仕事をしていた。ヴィンセントはTVでデイヴィの試合をグロリアと一緒に観るが、デイヴィは試合に負けてしまった。グロリアはヴィンセントの愛人だった。  その夜、叔父から電話がかかってきてしばらく休暇を取ってこちらに来ないかと誘いを受けた。だがデイヴィは返事を濁して電話を切って寝てしまった。夜中、悪夢と悲鳴に目が覚めると向かいの部屋でグロリアがヴィンセントに襲われていた。デイヴィはグロリアの部屋へ向かい、それに気づいたヴィンセントは逃亡した。グロリアによると1時間ほど前にヴィンセントが突如アパートに現れ、嫉妬心から無理矢理迫られたのだと語った。デイヴィはグロリアに全てを忘れて眠るようにと諭した。  翌朝、再びグロリアの許を訪れたデイヴィは、ボクサーを引退して叔父のいるシアトルに戻ろうかと考えている事を話した。グロリアは父親に溺愛されていたバレリーナの姉と、自分に愛情を注がない父親を憎んでいたが、父親は病気で死に姉もそれを苦に自殺、天涯孤独となった自分は夜の街のダン...