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【スタッフ】ギャレット・ブラウン(Garrett Brown)

  『シャイニング』で印象的に使用されたカメラ固定スタビライザー「ステディカム」の開発者兼カメラオペレーター。1973年にブラウンが開発したブラウン・スタビライザの権利をシネマ・プロダクツ社へ売却、その際に「ステディカム」と名付けられた。ステディカムの登場は映画のみならず、TVやCM、PV、スポーツ撮影など、あらゆる撮影現場に革命をもたらした。その功績は広く知られていて、アカデミー賞の技術部門やカメラオペレーター協会から数々の賞を贈られている。  1942年4月6日アメリカ・ニュージャージー州出身。

【俳優】ヴィンセント(ヴィンス)・エドワーズ(Vincent(Vince) Edwards)

  『現金に体を張れ』でシェリーの愛人ヴァルを演じた。他の主な出演作は『底抜け艦隊』('51)、『悪徳警官』('54)、『二十四時間の恐怖 』('55)、『契約殺人』('58)、『5番街を手術しろ!』('59)、『コマンド戦略 』('67)、『ならず者たち』('69)、『マッドボンバー』('72)、『スペース・レイダース』('83)など。TVシリーズの『ベン・ケーシー』('61~'66)のベン・ケーシー役が有名。これ以降TVの仕事が多くなり、『宇宙空母ギャラクティカ』の監督や『ナイトライダー』のパイロット版に出演している。『ロリータ』のスー・リオンと「恋人同士か?」と噂になったことも。  1928年7月9日ニューヨーク市ブルックリン出身、1996年3月11日死去、享年67歳。

【登場人物】ヴァル・キャノン(Val Cannon)

  『現金に体を張れ』でシェリーの愛人。最後にショットガン持って押し入ってきたがジョージに撃たれてあえなく死亡。何故ジョージがそこに銃を持ってきたかというと、シェリーが「ジョニーに襲われた」と嘘をつき、ジョニーを殺そうと用意してたから。ということは全ての元凶はシェリーになりますね。そのシェリーも・・・まあ、キューブリックらしい救いのない話です。

【プロップ】コカコーラの自動販売機(Vending Machine of Coca-Cola )

  『博士の異常な愛情』で、ペンタゴンに暗号を「公衆電話」で伝えようとしたが、小銭の持ち合わせがなかったため、銃で打ち抜かれてしまう自動販売機はコカコーラだった。このパロディが『カプリコン1』のワンシーンでネタにされた。