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【台詞・言葉】ハートマン軍曹語録の中で最も汚い言葉、「頭ガイ骨マ●コ」ってどういう意味?

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 数あるハートマン軍曹語録の中で、最上級で汚い言葉がこの「頭ガイ骨マ●コ」だと思うのですが、たいていの人の反応は「なんだよ頭ガイ骨マ●コってwww」という軽いものだと思います。でもこれ、どういう意味(状態)かご存知の方は、かなりのマニアかそういう方面に詳しい人だと思います。かくいう管理人もだいぶ後になって知りました。内容が内容だけにこのブログで意味を書くのは憚られますので、 こちら を参照してください。いずれにしても「非常に強い侮蔑の表現」であることはまちがいないですので、日常生活では使わないようにしましょう(使うことないですけど。笑)。  さて、知ってしまった以上、このシーンで笑うと「えっ?この人意味知ってるの?」ということになってしまうのでお気をつけください。意味を知らず、語感だけで笑うと誤解の元にもなりかねません。また、キューブリックに「言葉の汚さが出ていない」と戸田奈津子氏が翻訳を降ろされた件ですが、この部分についてだけは戸田氏に同情します。さすがに・・・ねえ・・・これを女性に訳させるのはちょっと酷ですよね。

【関連記事】キューブリックとハリスが『ロリータ』の直後に映画化を検討していた『レッスンC(Passion Flower Hotel)』

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ツインテのナスターシャ・キンスキー。本編シーンか宣材写真なのかは不明。萌える人は萌えるか…も? 〈前略〉  『ロリータ』の製作が終了して間もなく、キューブリックとハリスは、全寮制女子校の中にある売春宿を描いたロザリンド・アースキンのコミカルな小説『パッション・フラワー・ホテル』の映画化を企画した。この小説は、後にジョン・バリーの音楽で舞台ミュージカルになり、さらに後にナスターシャ・キンスキー主演で映画化された。 「当時、映画を公開するために必要なプロダクション・コードに縛られていたので、性的表現のある映画を撮ろうと真剣に話し合ったんです」とジェームズ・B・ハリスは振り返る。「念のために言っておきますが、すべては仮定の域を出ませんでした。スタンリーの考えは、才能のある俳優を使って、正直で自由なものを撮れば、美しく、真実味があり、さらにはストーリーを語ることができるというものでした」 〈中略〉 「スタンリーが考えていたのはポルノではなく、検閲を超えた何かだった。1950年代半ばの問題はそうだった。そんな映画をどこで見せられるのか。検閲を通らなければ、新聞に広告を出すこともできないし、映画館で合法的に上映することもできない」 〈以下略〉 (全文はリンク先へ: FADE IN/2012年12月26日 )  この小説『パッション・フラワー・ホテル』は1978年に『レッスンC』(原題『Passion Flower Hotel』)として映画化されました。主演はナスターシャ・キンスキーです。1974年に官能映画『エマニエル夫人』が世界的に大ヒットして以降、ソフトポルノ映画が制作されるようになり、1970年代後半から1980年代前半にかけて十代の若者の性を描くいわゆる「青春エロ映画」「性のめざめ映画」(『青い珊瑚礁』『初体験/リッジモント・ハイ』『グローイング・アップ』『ポーキーズ』『超能力学園Z』などなど)とうジャンルが大流行しましたので、その流れでこの小説も映画化されたのだと思います。1978年というのはソフトポルノから青春エロ映画への転換点くらいの時期になるでしょう。  キューブリックがこの小説の映画化を検討していたのは1962年ごろだと思いますので、それよりもずいぶんと早い時期です。「性の解放」といわれる時代は1970年代に入ってからですので、約10年以上は早いですね。『ロリ...

【関連動画】ヴァル・キルマーが直接キューブリックに手渡すために渡英までした『フルメタル・ジャケット』のオーディションビデオ

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動画は削除されました。上記はドキュメンタリー『VAL』の予告編で、件のオーディションビデオが登場しています。   ヴァル・キルマーといえば一般的には『トップガン』のアイスマン役ですが、個人的には『ドアーズ』のジム・モリソン役が印象深いですね(ちなみにドアーズファンにはこの映画はすこぶる評判が悪いが、ヴァルのそっくりさん演技は評価されている)。そのヴァルがキューブリックに渡した『フルメタル・ジャケット』のオーディション・ビデオがありましたのでご紹介。ソースはヴァルの自伝的ドキュメンタリー『VAL』からです。  このオーディションテープはおそらく1985年くらいに撮影されたものだと思いますが、ヴァルはこのビデオをキューブリックに直接渡したくてロンドンに飛んだそうです。動画では「直接渡した」となっていますが、キューブリックは秘密主義者で、製作中は直接の関係者以外は会いたがらないことから、本人ではなく、本人に近い関係者に渡した可能性もあります。そのくらいヴァルが『フルメタル…』での役を渇望していたのは、最初のシーンでネズミの耳をつけていることからも伺えます。原作では(映画でも)ネズミ(ミッキーマウス)=海兵隊員ですからね。  結局ヴァルは採用されず、代わりに『トップガン』に出演し名声を得ることになるのですが、その『トップガン』のオファーを断ったマシュー・モディーンが、『フルメタル…』主役のジョーカーを演じることになりました。結果だけ見ればオーライということになりますが、このようにキューブリック作品に出たいと考える俳優はゴマンといたのです。たとえ大量のテイクと長期間に及ぶ撮影、自分のアイデアをその一滴まで搾り取られるとわかっていてもです。キューブリックの俳優に対する扱いが酷いと揶揄するばかりで、その意図を正しく伝えないのは、それを知らない単なる無知なのか、もしくは知っていても刺激的な見出しでアクセス稼ぎをしたい低質な迷惑YouTuberか、その迷惑YouTuberレベルの自称映画評論家か解説者だと思っていただければ良いかと思います。まったくもって「迷惑」な話ですね。

【インスパイア】adieu(上白石萌歌)『よるのあと』のMVがとっても『シャイニング』な件

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 adieu(上白石萌歌)さんの曲、『よるのあと』のMVがとっても『シャイニング』だったのでご紹介。全体的にダークなイメージですが、なぜかバスタブに入っていたり、廊下で三輪車をこぐシーンがあったり、最後はクマのぬいぐるみまで登場(笑。歌詞を読むとそこそこに憂鬱なので、そのイメージからの引用かな?という印象です。ご本人はこの時点(2019年)では元ネタは知らなかったようで、最近こんな記事がありました。 “ホラー絶対ダメ”上白石萌歌が「シャイニング」観た結果… 女優・上白石萌歌(21歳)が、7月24日に放送されたラジオ番組「#LOVEFAV」(J-WAVE)に出演。ホラー映画が「絶対!ダメ」な上白石が映画「シャイニング」を観に行ったと語った。 〈中略〉 上白石は「午前十時の映画祭11」で公開されていることから観に行ったそうで、「私、ホラー映画、絶対!ダメで。人が殺されるところとか見られないし、ちょっとうわっていう突発的なホラーも本当はダメなんですけど、『シャイニング』はそういう怖さではなくてヒューマンミステリーみたいな恐ろしさがある映画と聞いたので、勇気を出して行ってみようと思い、この間観に行ってきました。ずっと恐ろしくてひたすら奥歯と眼のまぶたをぐっと潰すように観てました。ずっと不穏な感じがたまらなくて。役者さん方はもちろん、撮り方とか音の使い方が面白くて、面白いホラー映画って音楽が本当に素晴らしいんだなと実感しました。最初から最後までずっと何かが迫り来るような恐怖心を煽るような音楽ばかりで、ずっと不穏な感じ。壊れそうな吊り橋を渡るような恐ろしさがある作品でした。映画の中の構図も幾何学的で、シンメトリーな撮り方が多くて、余計な空白みたいなものがなくて、計算し尽くされた構図だなとずっと思ってました」とコメント。 〈以下略〉 (引用: ハッピーニュース/2021年7月25日 )  上白石さんは「午前十時の映画祭11」で鑑賞されたそうです。東宝シンデレラ出身で事務所が東宝芸能ということなので、その関係で観に行かれたんでしょうか。もしくは「元ネタくらい知っておけ」と指示があったとか? どういう理由にせよ、若い世代がキューブリック作品を発信していただけるのは、ファンとしては嬉しい限り。これからもご活躍を期待しております。