米Yahoo!が3月22日、「死ぬ前に見たい映画100」という映画史上の名作リストを発表した。 同サイトの編集スタッフが熱い議論の末に選りすぐった順不同のリストとのことだが、アメリカ映画偏重ではなく、世界的な名作が適度にちりばめられている。日本映画からは「羅生門」「七人の侍」「もののけ姫」の3本が入り、監督別の最多はスティーブン・スピルバーグ監督作の5本だった。2000年以降の作品が「花様年華」と「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のみと、クラシックな名作がズラリと並んだ。 「エイリアン2」は? 「タクシードライバー」は? 「ファイト・クラブ」は? 「千と千尋の神隠し」は? と思われる向きも多いだろうが、映画ファンを自認するなら当然見ておくべき名作映画ベスト100になっている。 Yahoo!選出「死ぬ前に見たい映画100」(英語題のABC順、カッコ内は製作年&監督名)は以下の通り。 「十二人の怒れる男」(1957、シドニー・ルメット) 「2001年宇宙の旅」(1968、スタンリー・キューブリック) 「大人は判ってくれない」(1959、フランソワ・トリュフォー) 「8 1/2」(1963、フェデリコ・フェリーニ) 「アフリカの女王」(1952、ジョン・ヒューストン) 「エイリアン」(1979、リドリー・スコット) 「イヴの総て」(1950、ジョセフ・L・マンキウィッツ) 「アニー・ホール」(1977、ウッディ・アレン) 「地獄の黙示録」(1979、フランシス・フォード・コッポラ) 「アルジェの戦い」(1967、ジッロ・ポンテコルボ) 「自転車泥棒」(1948、ビットリオ・デ・シーカ) 「ブレードランナー」(1982、リドリー・スコット) 「ブレージングサドル」(1974、メル・ブルックス) 「欲望」(1966、ミケランジェロ・アントニオーニ) 「ブルーベルベット」(1986、デビッド・リンチ) 「俺たちに明日はない」(1967、アーサー・ペン) 「勝手にしやがれ」(1959、ジャン=リュック・ゴダール) 「戦場にかける橋」(1957、デビッド・リーン) 「赤ちゃん教育」(1938、ハワード・ホークス) 「明日に向って撃て!」(1969、ジョージ・ロイ・ヒル) 「カサブランカ」(1942、マイケル・カーティス) 「チャイナタウン」(1974、ロマン・ポランスキー) ...