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11月, 2009の投稿を表示しています

【台詞・言葉】R作戦(Wing Attack Plan R)

 『博士の異常な愛情』で発動した、ソ連に対する核攻撃計画の名称。ソ連の核奇襲攻撃に対して命令系統が混乱した際に、下級指揮官の独断で報復核攻撃を行う、というもの。

【プロップ】テニスボール(Tennis Ball)

 『シャイニング』でジャックがホテルの壁に投げつけて遊ぶテニスボール。投げつけっぱなしにしたボールはホテル(の霊)が受け取り、ミニカーで遊ぶダニーに転がして返した。『初公開版』ではそれ以上の意味があり、無事ホテルから脱出したダニーにアルマンが「忘れ物だよ」と渡すシークエンスがある。それはアルマンがこの事件の黒幕であり、テニスボールはもっと霊的なものの象徴として扱われている。

【台詞・言葉】シェル・ショック(Shell Shock)

 『突撃』で最前線の塹壕を視察しに来たミロー大佐に、精神的に不安定になっている兵士を「シェル・ショックです」と説明したところ「そんなものはない」と吐き捨てられ、殴られた。当時は塹壕における砲弾の爆発音や振動によって引き起こされる「戦争神経症」という意味だったが、同じ症状が戦闘行為全般によって引き起こされることが確認され、現在では心的外傷後ストレス障害(post traumatic stress disorder, PTSD)呼ばれている。

【関連記事】スコセッシ監督が選んだ映画史上最も怖いホラー映画11本は?

 オスカー監督マーティン・スコセッシが、最新サスペンスホラー「シャッター・アイランド」とハロウィンにちなんで、米WebサイトThe Daily Beastに「映画史上最も怖いホラー映画11本」を発表した。  同サイトは、バニティ・フェア誌(84~92)やニューヨーカー誌(92~98)の元名物編集長だった「雑誌編集者の殿堂」ティナ・ブラウンが08年4月に立ち上げたオリジナルのニュース記事を集めたサイト。  たとえば「シャイニング」なら、ジャック・ニコルソンが妻(シェリー・デュバル)が籠もるホテルのドアに斧で穴を開け、あの穴に顔を出して笑いながら「ジョニーが来たぜ」と言う“最も怖いシーン”が動画として添えられ、スコセッシ監督らしいコメントが付いている。「私は決してスティーブン・キングの小説を読まないから、それがどんなに忠実に映画化されたかどうか分からないが、キューブリックは堂々と怖すぎる映画をこしらえている」  「キャット・ピープル」のジャック・ターナー監督が1957年に手がけたホラーの古典「Night of the Demon」は日本未公開だが、81年に「淫獣の森」としてリメイクされている。 「たたり」(ロバート・ワイズ監督、1963) 「吸血鬼ボボラカ」(マーク・ロブソン監督、1945) 「呪いの家」(ルイス・アレン監督、1944) 「エンティティー/霊体」(シドニー・J・フューリー監督、1982) 「夢の中の恐怖」(アルベルト・カバルカンティ監督ほか、1945) 「チェンジリング」(ピーター・メダック監督、1979) 「シャイニング」(スタンリー・キューブリック監督、1980) 「エクソシスト」(ウィリアム・フリードキン監督、1973) 「Night of the Demon」(ジャック・ターナー監督、1957) 「回転」(ジャック・クレイトン監督、1961) 「サイコ」(アルフレッド・ヒッチコック監督、1960) (引用: 映画.com ニュース/2009年11月2日 )  スコセッシはキューブリック好きですからね。あとはなかなかマニアックなチョイスではないでしょうか?でもモノクロってそれだけで怖さ5倍増し(当人比)になるので、古い作品の方が有利になる気がしますけどね。

【台詞・言葉】やあ、みんな!(Hi, There!) 拝啓、ジョン様(Dear John)

 『博士の異常な愛情』で、コング機長がまたがった核爆弾に書かれていた落書き。「Dear John」には隠れた意味があって、戦地にいる夫に向けた手紙で「Dear John」の書き出しで始まる場合は「あなたの留守中に好きな人ができたの、サヨナラ!」という意味だそう。

【俳優】ラデ・シェルベッジア(Rade Serbedzija)

 『アイズ ワイド シャット』で、レインボー貸衣装店の店主。キューブリックはこういうアクの強い俳優、ホントに好きですね。他の出演作は『セイント』('97)、『スペース・カウボーイ』('99)、『M:I-2』('00)、『スナッチ』('00)『バッドマン ビギンズ』('05)、『ザ・フォッグ』('05)、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』('10)、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』('11)など。  1946年クロアチア生まれのセルビア系クロアチア人。

【登場人物】ミリチ(Milich)

  『アイズ ワイド シャット』で、レインボー貸衣装店の現店主。髪の毛が薄くなったとか内科医のビルとのかみ合わない会話も面白いが、娘とロリ日本人2人とのやりとりも面白い(ほんとは笑えないけど)。