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【家族】アンヤ・キューブリック(Anya Kubrick)

  キューブリックの初めての実子で三姉妹の次女(長女のカタリーナはクリスティアーヌの連れ子)。1989年にプロダクション・アシスタントのジョナサン・フィニー(『かいじゅうたちのいるところ』(2009)を手がけている)と結婚、一子(サム・キューブリック)をもうけるが2009年7月7日に50歳の時ガンで急死し、自邸の庭のキューブリックの隣に埋葬された。1959年4月6日生まれ。

【関連商品】アクション・フィギュア「モノリス」

モノリス アクションフィギュア(映画『2001年宇宙の旅』より)(Amazon)  世界最高のアクション・フィギュアが登場した。モノリスの種類についても紹介。  パラドックスを紹介しよう。これは世界最高のアクション・フィギュアだが、動くパーツは全く無い。ポーズも取れないし、アクセサリーも無いし、「可動部分は完全にゼロ」だ。映画『2001年宇宙の旅』に登場するモノリスのフィギュアなのだ。発売元はもちろん、Think Geek。  『Monolith Action Figure』のサイズは1.9 x 7.6 x 17.14センチで、映画のモノリスの比「1:4:9」(最初の3つの整数の二乗)と同じだ。  「半合成的で有機的でアモルファス的でソリッドな素材(別名プラスチック)」から出来ている。「奇妙な磁場を生じ、アクション・フィギュアの進化を促し、星で一杯の何かを見る等の可能性がある(あるいは、何もせずにデスクの上に存在を続けるかもしれない)」  しかし筆者が一番いいと思うのはパッケージだ。子供のころに持っていたスターウォーズのアクション・フィギュアを思い出すデザインなのだ。下のほうにある「Kubrick」というロゴは、英国に輸入されたときのブランド「Kenner」に似ている。箱の左上にある「星でいっぱいだ!」という宣伝文句も素晴らしい["My God, it's full of stars!"は、モノリスの中に入ったDave Bowmanの最後の言葉(小説版)]。  このプラスチック製の銀河の謎は、たったの13ドルで買うことができる。月への旅行より安い。  [パッケージ右上にある「TMA:Tycho Magnetic Anomaly(ティコ磁気異常)は、モノリスの種類を表す。月探査の過程で、ティコ・クレーターに磁気異常があることが発見され、モノリスの発見につながったのが起源。  TMA・1は、太陽光を受けた瞬間に強力な信号を土星衛星(映画版では木星衛星)のTMA・2および450光年離れた主人に向けて発信。人類が衛星に到達するほど進化したことをTMA・2に伝えた。TMA・2は、近づいて来た地球人を、スターゲートを通じて宇宙の彼方へ転送し、肉体を脱した精神のみの生命体(スターチャイルド)へと進化させた。なお、本物のTMA・2の長辺は600メートル近...

【台詞・言葉】655321

  「シックス・ダブルファイブ・スリー・ツー・ワン」と読む。『時計じかけのオレンジ』でアレックスが与えられた囚人番号。原作では6655321だが、それだと「ダブルシックス・ダブルファイブ・スリー・ツー・ワン」になってしまうので語呂が悪いので変更したと思われる。

【家族】カタリーナ・キューブリック(Katharina Kubrick)

  キューブリックの長女。だがクリスティアーヌの連れ子なので血のつながりはない。1953年にドイツのフライブルクで生まれ、3歳の頃キューブリックと母クリスティアーヌと共にカリフォリニアに移住した。アンヤと同じように『2001年宇宙の旅』では、絵を描いている少女役でエキストラ出演していたが、カットされている。『バリー・リンドン』でカメラマンのアシスタントとして参加し、その関係からケン・アダムのアシスタントとして『007私を愛したスパイ』に参加。その後は小道具デザイナーやフォトグラファー、アシスタントアートディレクターとして『007ムーンレイカー』、『ミッドナイトエクスプレス』、『ダーク・クリスタル』、『スーパーガール』、『シャイニング』などに参加した。  1984年3月10日にフィリップ・ホッブスと結婚し映画界を引退、アレックス、ジョー、ジャックの3人の息子をもうける。1987年に画家として絵を描き始め、現在はハーフォードシャーの自宅で絵を教えている。『時計…』ではレコード店でアレックスとすれ違う役、『バリー…』でクイン大尉とノーラを囲んでの食事シーンの一人、『アイズ…』では診察室での少年(実の息子)の母役でエキストラ出演もしている。また『アイズ…』では自作を絵を提供した。  1953年12月25日ドイツ・フライブルク出身。ホッブスとは2001年に離婚している。