【関連書籍】メイキング・オブ・2001年宇宙の旅/ジェローム・アジェル 著 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 8月 13, 2006 1970年に出版され、『2001年…』の貴重な資料、証言集として名著の名を欲しいままにしていた『THE MAKING OF KUBRICK 2001』が、38年(!)の時を経て、やっと邦訳されたのが本書だ。「全訳ではない」とか、「時期が遅すぎる」との批判はあるが、当時の資料、図版、写真、証言、論評はやはり貴重で、名著であるのは今も変わりない。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
【スペシャルレポート】4K版『2001年宇宙の旅』をグランドシネマサンシャイン池袋で鑑賞してきました。 - 2月 06, 2026 2026年2月1日、4K版 『2001年宇宙の旅』をグランドシネマサンシャイン池袋で鑑賞してきましたので、わかりやすいように感想を箇条書きにしたいと思います。こちらは「BESTIA(ベスティア)※4Kレーザー映像と3Dサウンドを融合させた独自規格のプレミアム映画鑑賞フォーマット」での鑑賞になりますのでご了承ください。 ・4K化により映像がより鮮明に。特に宇宙空間に星が(やり過ぎくらい)いっぱいになった ・音響面でも改善があり、宇宙ステーションロビーのアナウンスが聞き取りやすく(大き過ぎなくらい)なった ・ポッド這い出るボーマンのワイヤー影2本を消していなかった(詳細は こちら ) ・前奏、インターミッション(10分)あり。リゲティあり ・字幕は画面内表示 ・説明字幕追加 ・エンディングのドナウはフルバージョン ・最後にワーナーのメタルロゴ登場 『2001年…』は人気作のため、新しい映像フォーマットが登場する際、いの一番にそれに対応する作品のひとつです。ですので、2013年の『新(第四回)午前十時の映画祭』ではいち早くDCPでの公開になりました(それ以前は35mmフィルム)。つまり『2001年…』のDCPは15年くらいそのまま使われ続けてきたことになります。日進月歩のデジタルの世界で15年というのは非常に長い時間です。古い技術でDCP化された『2001年…』が、現在の最新上映設備を備えたシネコンでは役不足であるのは明白です。 そういう経緯もあって、やっと4K版新DCPが作られたわけですが、デジタルリマスタリングによって、当然ながら旧DCPより格段に画質・音質がアップしていました。ですが、それと同時に「古いフイルム時代の映画を高画質デジタル化する際の問題」も見えてきたように感じます。つまり「リマスタリングのしすぎ」。例えば今回の4K版『2001年…』では宇宙の星空が必要以上に強調され過ぎているように感じました。この星空を制作したダグラス・トランブルが「フィルムではあれだけ苦労した星空が見えない」と不満を漏らしていたのは事実ですが、それにしても星を輝かせ過ぎていると感じました。 また、サウンドトラックのリマスタリングにも問題を感じました。つまり、当時のアナログ音源をデジタル化し、現在のシネコンにふさわしいサントラに品質向上するための技術的問題です。1968年公開当... Read more »
【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その2]さらに本物に近くなる乱交シーン - 12月 24, 2019 映画で使用された仮面はベネチアで調達された 舞踏会や儀式のシーンが撮影された「エルベデン・ホール」 乱交シーンは『ダウントン・アビー』で有名になったハイクレア城の応接室で撮影された ●さらに本物に近くなる乱交シーン ヨランデ・スナイス (振付師) :スタンリーの乱交シーンのビジョンは、後に本当の乱交シーンのようになっていったと思います。問題はそれをするために、さらに追加のお金を払わねばならないことと、何人かはそれをしたくなかったことです。 アビゲイル・グッド(謎の美女役) :レオンはある時カーマ・スートラからの挿絵をたくさん持って来て、「スタンリー、この絵からインスピレーション得られるかい?」って聞いていたの。私たちは「こんなことのためにこの仕事を受けたわけじゃない」と思うようになっていました。でもその頃にはお互いのことをよく知ってたから、どんどん性的になっていくのも驚かなくなっていたわ。 ヨランデ・スナイス :スタンリーはイタリアの仮面のコレクションを持っていました。「コンメディア・デッラルテ」のマスクです。私を家に呼んで一番印象に残るものを選ばされました。共同作業だけど、 自分が乱交シーンをもっと明確にするのためのスタンリーの美術アシスタントになった感じがしました。数週後には儀式や仮面舞踏会、そして外套を脱ぐ儀式について話てくれました。 いろんな儀式の形態を試した。線、道、歩き、境界や祭壇への行列などなど。ある時点で、スタンリーは円がベストだということに気付きました。それが決まってからは彼とレオン、プロダクション・デザイナーと共に見合ったロケーションを探しました。最終的に巨大な会場を使うことになりました。 レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) :エルベデンはギネス家によって所有されていた家だった。マハラジャによって1800年代に建てられ、廊下には手彫りの大理石が使用されていた。建築した時は建築資材を運び込むのに線路を作った。戦争中は秘密の司令部として使われた。何とも奇抜な建物だった。別に使用した家はツタンカーメンの墓を発見した男が所有していた。大規模な美術館がその地下にあった。 トッド・フィールド (ニック・ナイチンゲール役) : 仮面舞踏会のシーンはエルベデン・ホールで撮影された。最初に入った時、音楽用の機材以外は何もなかった。キーボードの前に... Read more »
【考察・検証】『2001年宇宙の旅』ボーマン宇宙遊泳シーンのワイヤーの影の問題を検証する - 12月 22, 2018 初版DVDのボーマン宇宙遊泳シーン。足元に2本のワイヤーの影が見える リマスターDVDの同じくボーマン宇宙遊泳シーン。ワイヤーの影は消されている 宇宙遊泳シーンの撮影風景。天井付近にセットやスタントマンを配置し、カメラを天井に向けて真下から撮影された 『2001年宇宙の旅』で、ボーマンがスペースポッドからAE35ユニットを手に宇宙空間へと乗り出すシーンは、ボーマン(演じたのはキア・デュリアではなくおそらくスタントマン)とスペースポッドをスタジオの天井付近に吊るし、その真下にカメラ置いてレンズを垂直に真上に向けて撮影したものです。この撮影は、スタントマンがたった2本のワイヤーでセーフティーネットもなしに空中に吊るされるという非常に危険なものでした。 その2本のワイヤーは左上から当たる強烈なライトによってスペースポッドに影として映ってしまっているのですが、『2001年…』の視聴メディアによって、その「影」があったりなかったりしているようです。 以下はDVD化以降の「影のあり・なし」を調べたものです。 初版DVD……………………影あり リマスターDVD……………影なし BD……………………………影なし DCP…………………………不明 HDリマスターBD…………影あり※ 4KUHD……………………影あり※ iTunes 4K・HDR…影あり※ 70ミリフィルム上映………影あり IMAX上映…………………影なし NHK8K放送………………影あり 4KDCP……………………影あり 以上の結果から、オリジナルネガには影があるものの、そのままにするか修正するかは、その時修正する当事者の判断にまかされているように思います。もしくは気づいたら消去し、気づかなければそのままという可能性も。70mmは「アンレストア(修復しない)版」という明快な趣旨があったので理解できますが、傷などを修復をしているその他の媒体なら消すのが自然だと思います。もしキューブリックが存命なら消させた可能性が高いですが、どうもワーナー側できっちりコントロールしている訳ではなさそうです。どうしてこんな曖昧な判断になっているのかよくわかりませんが、影を消すなら消す、消さないなら消さないで統一して欲しいものです。 この問題、海外でも話題になっているかと思い、検索してみましたがヒットしませんでした。こんな細かなこと... Read more »
【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その3]撮影しながら性行為の振り付けをする・R指定騒動 - 12月 30, 2019 トム・クルーズの窮地を救った謎の美女。演じたのはアビゲイル・グッドというモデルの女性で、声はケイト・ブランシェットが担当した 謎の美女の声を担当したケイト・ブランシェット。キャステングはキューブリックの逝去後だったため、レオン・ヴィタリが行った アメリカではR指定を得るためにデジタル修正された乱交シーン。日本ではオリジナルのままで公開された ●撮影しながら性行為の振り付けをする レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) : 乱交シーンでスタンリーはあることをしたかった。『時計じかけのオレンジ』へのオマージュのようなことをだ。男が手と膝をついて、女が男の背中にいて、後ろからさらに別の男にファックされているというものだ。撮影中に振り付けした。スタンリーが突然思いついたからだ。簡単なものではなかった。誰もポルノ俳優じゃない。彼らはモデルとダンサーだ。そして根性があった。 ジュリエンヌ・デイビス(マンディ役) : スタッフが来てこう言ったんです。「計画の変更があった」って。これからはTバックを身に付けないこと、そして男たちは股間の上のカップを除いて完全に裸になること。私ともう一人の女性は参加しないことにしました。他の女の人たちに「もしこれをやるなら、完全に話は違ってくるわよ。私があなたならギャラの増額を要求するわ」と言いました。 アビゲイル・グッド(謎の美女役) :スタッフはこう言うだけです。「そう。腰をかがめて。あれみたいに。そこに寝て。そうあれみたいに。」って。仮面を付けてるから誰にも自分のことはわからないし、匿名性は保たれ、友達家族に言わなければ、誰にも自分がしたことはバレないけど、簡単なことではなかったわね。 ヨランデ・スナイス (振付師) :乱交シーンの振り付けを始めた時には、会社の仕事もあったの。最初はそこまで振り付けが必要とは思わなかったけど、それは間違いだった。シーンを見てみたら、スタジオでのリハーサルがシーンの撮影に影響されていることがわかりました。カウチ、ベッド、アームチェアー、私たちが家具の周りでした2、3、4人組の振り付けの全てがそこにありました。エロチックだけれど、本物の性交は行われていません。 レオン・ヴィタリ :冒涜的であり優美なことだと思う。テーブルの上で優美なポーズをする、そして同時に不快なことも起こっているという。スタンリーは限... Read more »
【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて - 12月 09, 2019 「イルミナティ」「フリーメイソン」など何かと陰謀論の的になる『アイズ ワイド シャット』の儀式シーン。 ●儀式シーンのリサーチについて ブライアン・クック(助監督) :私はスタンリーによく言ったんだ。「エイドリアン・ラインかトニー・スコット監督を呼んでこのシーンを撮るべきだ。彼らなら撮り方を知ってるよ、スタンリー。でも君は違う!」ってね。それでよく笑いあったものさ。でもね、乱交シーンの撮影日は押しに押したんだ。スタンリーは全然撮ろうという意欲がなかったんだ。ここだけの話、彼の得意分野じゃなかった。複雑で、撮る場所を決めるのも難しかった。しかし、そのためにたくさんのリサーチをした。 アンソニー・フリューイン (キューブリックのアシスタント) :G・レグマンという南フランスに住む友人がいた。彼は我々にシュニッツラーの頃のウィーンの秘密結社と性の慣行について多くの情報をくれた。秘密結社の儀式と黒ミサについてのイラストも送ってくれたね、主に19世紀のものを。沢山の儀式のイラストを集めた。現代のものから古代のものまで。レグマンはフェリシアン・ロップスというとても有名ないろんな種類の春画に長けたアーティストを推薦してくれた。 ブライアン・クック :ニコールが海兵といちゃつくシーンでは、焼き増しの写真を使って、彼女にシーンに何を望んでいるか聞いたんだ。「どういう風にしたい?」って。 彼女は(訳者注:写真を見ながら)「いいえ。絶対だめ。これなら。そう。ダメ。それならOK。」 て答えてくれた。 レオン・ヴィタリ (キューブリックのアシスタント) :私たちは超えることのできない障害を探してたんだ。ソフトコア・ポルノや『レッド・シューズ・ダイアリー』を見た。どれだけのものを映画で見せられるかを知るためにね。そしてもちろん、シーンに喜んで出てくれる人を探さなきゃならなかった。全てのモデル事務所とダンス教室を当たったよ。問題は彼らが完全に自然でなければならなかったことだ。ボトックス(注射)、豊胸手術は絶対ダメ。これは全ての事務所に明確に伝えた。でも何回か事務所に豊胸手術を受けさせることに同意したこともあった。 ヨランデ・スナイスのダンス会社にも連絡をとった。彼らを何ヶ月も週に1、2回呼んでビデオに撮り、いろんなことを試した。 ヨランデ・スナイス (振付師) :モデルたちと多くの時間... Read more »
【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」 - 4月 21, 2017 小説の英語版『時計じかけのオレンジ』の巻末に掲載されていた「ナッドサット言葉辞典」を和訳したものに、映画版で追加使用された言葉を「※」で表記しました。★の言葉が映画版で使用されたものです。表記は「原語(日本語表記)|英語での意味(その和訳)」です。ロシア語などの言語のルーツは省略いたしました。尚、小説版に比べて映画版での採用が少ないのはキューブリックが使いすぎて観客が引いてしまうのを危惧したためです。抜けや誤植など間違いなどありましたらBBSでご指摘ください。その際は「誠に恐縮アピ・ポリ・ロジー」。 A Appypolly loggy(アピ・ポリ・ロジー)|Apology(お詫び)★ B Baboochka(バブーチカ)|Old woman(老女) Baddiwad(バッディワッド)|Bad(悪い) Banda(バンダ)|Band(ギャング) Bezoomy(ビズムニー)|Mad(狂った) Biblio(ビブロ)|Library(図書館) Bitva(ビトバ)|Battle(戦い) Bog(ボッグ)|God(神様)★ Bolnoy(ボルノイ)|Sick(病気) Bolshy(ボルシャイ)|Big(でかい)★ Bratchny(ブラッチニー)|Bastard(クソ野郎) Bratty(ブラッティ)|Brother(兄弟・友達) Britva(ブリトバ)|Razor(カミソリ)★ Brooko(ブロッコ)|Belly(腹) Brosay(ブロショイ)|Throw(投げる) Bugatty(ブガティ)|Rich(豊かな) C Cal(カル)|Shit(クソ) Cancer(ガン)|Cigarette(タバコ) Cantora(キャントラ)|Office(事務所) Carman(カーマン)|Pocket(ポケット) Chai(チャイ)|Tea(紅茶)★ Charlie(チャーリー)|Chaplain(牧師) Chasha(チャシャ)|Cup(カップ) Chasso(チャソー)|Guard(守る) Cheena(チーナ)|Woman(女) Cheest(チェースト)|Wash(洗う) Chelloveck(チェロベック)|Fellow(男・人) Chepooka(チープカ)|Nonsense(ナンセンス) Choodessny(チューデセニー)|Wonderful(素晴らし... Read more »
【パロディ】『2001年宇宙の旅』でボーマンとプールが食べていた「ディストピア飯」が登場したアニメのまとめ - 3月 26, 2022 ここ数年ですっかりネットミームとして定着した感のある「ディストピア飯」。その元ネタは『2001年宇宙の旅』でボーマンとプールが食べていた宇宙食だと言われています。まあそれが事実かどうかは置いといて、エヴァQでシンジ君が食べていた不味そうな食事がその普及に一役買ったのは間違いないでしょう。この記事ではアニメに登場したいわゆる「ディストピア飯」をまとめてみました。 タイトル:『学園アイドルマスター』ゲーム本編内OPアニメーション 制作:2024年 作った人:料理が得意な花海咲季 作った飯:アスリート向けの食事「トップアイドル養成ごはん」 タイトル:『月とライカと吸血姫〈ノスフェラトゥ〉』第2話『宇宙飛行士への道』 制作:2021年 食べさせられた人:イリナ・ルミネスク 食べさせられた理由:宇宙飛行士訓練施設の食堂で出された宇宙食。 タイトル:『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第16話『ぼくたちの日々』 制作:2018年 食べさせられた人:13部隊のコドモたち 食べさせられた理由:第13都市に配給された食料。 タイトル:『遊戯王VRAINS』第19話『闇に葬られし事件』 制作:2017年 食べさせられた人:藤木遊作 食べさせられた理由:少年時代の遊作が監禁された際に出された食事。 タイトル:『金田一少年の事件簿R』第11話『獄門塾殺人事件 ファイル2』 制作:2014年 食べさせられた人:金田一 一と太陽荘の生徒 食べさせられた理由:獄門塾の太陽荘で出された勉強食。 タイトル:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 制作:2012年 食べさせられた人:碇シンジ 食べさせられた理由:連れてこられた旧ネルフ本部で出された食事。 タイトル:『ノエイン もうひとりの君へ』第6話『ナミダノジクウ』 制作:2005年 食べさせられた人:上乃木ハルカ 食べさせられた理由:ラクリマ時空界の独房で出された食事。 タイトル:『機動新世紀ガンダムX』第37話『フリーデン発進せよ』 制作:1996年 食べさせられた人:パーラ・シス 食べさせられた理由:フリーデンの食堂でパーラ・シスたちが食べていた食事。 タイトル:『新世紀エヴァンゲリオン』第6話『決戦、第3新東京市』 制作:1995年 食べさせられた人:碇シンジ 食べさせられた理由:入院中のシンジに綾波レイが運んできた食事。食べたくないと... Read more »
【スペシャルレポート】グランドシネマサンシャイン池袋の館内に掲示されている名画ポスターで、キューブリック作品を探してきました - 2月 07, 2026 グランドシネマサンシャイン池袋の館内には、往年の名画のポスターの複製が飾られています。そのポスターにキューブリック作品がどれだけあるのか調査してきましたので、その結果をお知らせしたいと思います。 『ロリータ』(6〜7階 エスカレーター) 『2001年宇宙の旅』(6〜7階 エスカレーター) 『シャイニング』※キービジュアルのみ(7〜8階 エスカレーター) 『時計じかけのオレンジ』(8階フロア) 以上なのですが、『2001年…』『ロリータ』『シャイニング』はエスカレーターの途中に掲示されているのでじっくり鑑賞するのは難しかったですね。『時計…』はシアター入口付近でしたので、撮影も鑑賞もやりやすかったです。 館内には約150枚もの映画ポスターが掲示されているそうですが、その中でキューブリック作品が4作品というのはなかなかの高割合です。こんなとこからもキューブリック作品の人気の高さが伺えますが、鑑賞はくれぐれも他のお客様のご迷惑にならないよう、注意してお願いいたします。 参考: 【グランドシネマサンシャイン】展示映画140作をまとめました!! Read more »
【上映情報】『2001年宇宙の旅』の日本での上映記録のまとめ - 8月 15, 2018 ファンにはおなじみ、初公開時のポスター ●特別試写(MGM) 1968年4月9日(シネラマ) ※テアトル東京にて上映 ●プレミア上映(MGM) 1968年4月10日(シネラマ) ※テアトル東京にて上映 ●初公開(MGM) 1968年4月11日~9月18日(シネラマ/70mm) ※全国のロードショー館などで公開されたが、宇宙旅行を前面に押し出した一般家族向けとして宣伝されたため、多くの観客が内容についていけず困惑する事態が生じた ●凱旋興行(MGM) 1969年3月1日~4月4日(シネラマ/70mm) ※全国のロードショー館などで公開された。前回の公開の反省からか内容に即した大作SF物として宣伝された。前年の話題作だったが上映期間の短さからどの上映館も長蛇の列だったという 〜いわゆる「初公開」とは以上の期間までで、以下はリバイバル上映、再上映、企画上映、イベント上映、単館上映となる ●目黒区民センター上映(ココモシネテーク SF映画研究シリーズNo.1) 1976年2月25日(35mm?) ●リバイバル上映(CIC) 1978年10月28日~(シネラマ/70mm/35mm) ※1978年から1984年にかけて70mmや35mmで全国の数多くの映画館で上映された ※テアトル東京(1981年閉館)や大阪OS劇場(1991年閉館)などのシネラマ館でシネラマ上映された ●『2010年』との併映(CIC) 1985年5月11日~6月27日(35mm) ※続編である『2010年』と同時上映のため、インターミッションが省略された ●大阪OS劇場「さよならフェスティバル」(CIC?) 1991年2月4日~2月5日(シネラマ/35mmをデュープした70mmの可能性あり) ●ニュープリント版(ヘラルド) 1995年2月3日~3月2日(35mm) ●京都みなみ会館「スタンリー・キューブリックの世界」 1997年6月15日~6月21日(35mm) ※『ロリータ』『博士の異常な愛情』『現金に体を張れ』も上映 ●横浜シネマベティ 2000年4月8日~28日(35mm) ●新世紀特別版(ワーナー) 2001年4月7日~5月18日(35mmの上映で70mmの1:2.2を再現) ●京都教育文化センター(京都映画サークル協議会) 2001年12月9日~11日 ●千日前OSスバル座「さよならフェスティバル... Read more »
【関連動画】『2001年宇宙の旅』の未公開シーンとセット画像を集めた動画と、クラビウス基地で登場したハンディカメラをニコンがデザインしたという説明の信憑性について - 11月 24, 2025 動画内で「ニコン製」と説明されたハンディカメラと登場シーン 『2001年宇宙の旅』の製作時に撮影された写真と未公開シーンを集めた動画がありましたのでご紹介。 どの写真やイラストも こちら のサイトからの引用だと思いますが、引用元のサイトは製作当時撮影されたものと、後の時代に再現されたものが混在しているので、ある程度の知識がないと判断は難しいと思います。その点この動画でチョイスされている写真・イラストは私が判断するかぎり全て「当時もの」だと思います。ただし、概要欄で注釈がある通り、6:22の年老いたボーマンのメイク写真は『2010年』製作時のものですね。もちろんスターチャイルドの造形を担当したリズ・ムーアが『時計じかけのオレンジ』のヌードテーブルを製作している写真(5:18)も違いますが、まあこれはリズのキャリアを説明するために用意しただけなので、間違いとは言えないでしょう。 この動画で一番驚いたのは クラビウス基地の会議室で使われていたハンディカメラはニコンが提供したという説明です。もちろん初耳です。確かにニコンのレンズはHALの見た目映像(魚眼)で使用され、プロップにも埋め込まれたことは知られています(詳細は こちら )。しかしこれはニコンが協力したというより、キューブリック側が「採用した」という話であって、レンズの入手は単に正規ルートで購入したということだと思います。ですがハンディカメラの話はそれとは異なり、ニコンがデザインしたものをキューブリック側に提供したということになります。そんな話は今まで見たことも聞いたこともありませんし、これを鵜呑みにすることはできないでしょう。なぜなら、それが事実なら日本人である我々がとっくに知っていなければならない話だからです。 キューブリックは『2001年…』の製作にあたり、映画内でロゴを登場させるなどの宣伝と引き換えに、数多くの企業に最先端の未来技術の提供を呼びかけました。それに応じたのがIBM、ベル、ボーイング、クライスラー、パンナム、BBC、GE、パーカーなどの企業です。その中にニコンが含まれていれば当然公開当時から話題になっていたはずです。動画内でその情報のソースは示されていない以上、軽々に鵜呑みにはできません。もちろん確かなソースがあれば別ですので、この情報の詳細をご存知の方がい... Read more »