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 『フルメタル・ジャケット』の吹き替え版を10の言語で比較した動画がありましたのでご紹介。順番はドイツ語、スペイン語、トルコ語、ブルガリア語、ポルトガル語、日本語、イタリア語、フランス語、ラテン系スペイン語、ロシア語です。

 こうして比較すると、残念ながら日本語は、原語(英語)にあるハートマン軍曹のリズム感とは合っていないように感じます。洋楽の日本語カバー曲や、日本語ラップに感じる「間延び感」があるからでしょう。管理人は専門家ではなく、音楽好きの素人の感想でしかないのですが、日本語の構造的問題があるのではないでしょうか。日本語は基本1音に1語しか乗せられませんが、英語だと2音は普通に乗せられるのです。つまり「あ」「い」「し」「て」「る」と「アイ」「ラブ」「ユー」の違いということです。どちらがよりリズミカルかといえば、口に出してみれば一目瞭然です。最近の音楽シーンで、やたらテンポが早い曲が多いのは、この「間延び感」を解消したいのではないかと思っています。

 あとはキューブリックも驚いたという日本語の侮蔑語の語彙の少なさですね。「ファック」も「シット」も「アスホール」も「ガッデッム」も「ダム」も全部「クソ」ですからね。そのキューブリックは自作を字幕で観て欲しいそうです。興行主が吹き替え版を望むから仕方なく作っているとインタビュー語っています。ですので、キューブリックの希望通り、字幕で鑑賞をするのが正しいファンの姿だと言えるでしょう(まあ、自宅で鑑賞する分には好みでいいとは思いますけど)。

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