【オマージュ】キューブリックの孫、KUBRICKの『MANNEQUIN』のMVがとっても『時計じかけのオレンジ』だった件


 キューブリックの次女、アンヤの一人息子であるサム・キューブリック=フィニーは、以前シールズというデスメタルバンドでギター&ボーカルとして活動していましたが、メンバーの自殺による解散後しばらく音楽活動を停止していました。ところが昨年末あたりから活動再開したことは以前こちらで記事にしたのですが、新曲『MANNEQUIN(マネキン)』のMVが・・・もうどう見ても『時計…』ですね。まあ、こういったオマージュを捧げるのにサムくんほど適任はないのですが、ご本人ももうキューブリックの孫であることやその影響を隠そうとしていないみたいですし、ここまで来るともう開き直っているとしか言えない感じです(笑。

 デジタルダンスポップスとデスヴォイスという組み合わせが新鮮なのかどうかはわかりませんが、デスメタルバンドからのこの明らかな路線変更は売れることを狙ってのことなんでしょう。どこまでメジャーになれるのか興味がありますので、これからもサムくん・・・いや、KUBRICKの活動をフォローしていきたいと思っています。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のHAL9000に影響されたと思われる、手塚治虫『ブラック・ジャック』のエピソード『U-18は知っていた』

【関連記事】キューブリックは『時計じかけのオレンジ』のサントラにピンク・フロイドの『原子心母』の使用を求めたがロジャー・ウォーターズが拒否した話をニック・メイソンが認める

【関連記事】撮影監督ギルバート・テイラーが『博士の異常な愛情』の撮影秘話を語る

【関連記事】英誌『Time Out』が選ぶ「映画史上最高のベストセッ●スシーン50」に、『アイズ ワイド シャット』がランクイン

【関連記事】抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り続ける理由

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【台詞・言葉】『フルメタル・ジャケット』でのハートマン軍曹の名言「ダイヤのクソをひねり出せ!」のダイヤとは「●ィファニーのカフスボタン」だった件

【関連記事】2021年9月30日に開館したアカデミー映画博物館の紹介記事と、『2001年宇宙の旅』の撮影プロップ展示の画像

【インスパイア?】「白いモノリス」らしき物体が登場するピンク・フロイド『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MV