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  『アイズ…』の脚本と原作がセットになったお得な文庫本。映画から書き出した脚本は字幕スーパーより丁寧に訳されているので、キューブリックの真意の確認にはもってこいの資料だ。

 一方の原作は『夢奇譚』より現代語訳されているので読みやすい。そのかわり19世紀のウィーンの雰囲気が若干損なわれている気はしないでもないが、それは好みの問題だろう。そして巻末の解説は・・・やはりキューブリックの「真意」に気付いていない。「ノゾキに淫した映画」はそうなのだが、そのノゾキ感覚こそが「カリカチュアと寓話」そのものであり、キューブリックの「痛烈な批判」であるとは思い至っていないようだ。残念。

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