【台詞・言葉】ルドヴィコ療法(Ludovico Technique)

  『時計じかけ…』でアレックスが受ける人格矯正療法。投薬による不快感を、暴力的な映画を観ることによる不快感に「関連づけ」させる、というもの。もちろん実在しない。

 一般的には「洗脳」と解釈されているが、どちらかというとスキナーの「オペラント条件付け」のイメージの方が近い。「オペラント条件付け」とは、ネズミにスイッチを押せばエサが自動的に出てくる装置を与え、最初は偶然にスイッチに触った事からエサを得るが、だんだん「スイッチ=エサ」と理解しはじめ、最終的にはエサ欲しさにスイッチを押すようになるという行動心理学の事。しかしキューブリックは「人間はそんなに単純な生き物ではない」とスキナーには否定的だったようだ。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【考察・検証】キューブリックはなぜ『2001年宇宙の旅』の美術デザインを手塚治虫に依頼したか?また、もし参加していればどうなっていたか?を検証する

【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」

【考察・検証】作品タイトルを『短期除隊兵(ショート・タイマーズ)』から『完全被甲弾(フルメタル・ジャケット)』に変更したキューブリックの真意とは

【考察・検証】『シャイニング』の【初公開版(146分)】【北米公開版(143分)】【コンチネンタル版(119分)】の違いを検証する

【上映情報】『2001年宇宙の旅』の日本での上映記録のまとめ

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【関連動画・関連記事】1980年10月24日、矢追純一氏によるキューブリックへのインタビューとその裏話

【関連動画】4K UHD『時計じかけのオレンジ』とDVD、BDの画質を比較した動画

【関連動画】『2001年宇宙の旅』の未公開シーンとセット画像を集めた動画と、クラビウス基地で登場したハンディカメラをニコンがデザインしたという説明の信憑性について