【台詞・言葉】シャーリーン(Charlene)

  『フルメタル・ジャケット』で、パイルが自分のM-14ライフルに付けた名前。ハートマン軍曹によると「新兵が愛撫できる唯一のプッシー」だそうだ。原作ではパイルが狂気に陥るきっかけとなり、自殺する際にも軍曹に「僕のシャーリーンに手を出すな!」と叫ぶなど、まさしく「狂気の引き金」としての役割を負っているが、映画では、その役割がそのまま「フルメタル・ジャケット(完全被鋼弾)」に置き換わってしまったため重要度は低い。因に原作によるとジョーカーがライフルに付けた名前は「ヴァネッサ」。ヴァネッサはジョーカーのガールフレンドの名前だが、そういったプライベートなエピソードは映画ではことごとく省かれている。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【ブログ記事】1999年3月7日スタンリー・キューブリック監督の逝去に当たり、当ブログ(当時個人ホームページ)に寄せられたファンの追悼メッセージ集

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【考察・検証】『フルメタル・ジャケット』の幻のシーン「生首サッカー」は真実か?を検証する

【TV放映情報】NHK BSプレミアムシネマで2月26日(水)午前0:05より『フルメタル・ジャケット』オンエア決定

【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(2019年11月22日更新)

【関連記事】『2001年宇宙の旅』1968年公開、スタンリー・キューブリック監督の叙事詩的SF。その先見性に驚く

【上映情報】「午前十時の映画祭15」で『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』上映決定!!

【ブログ記事】11人の映画監督がスタンリー・キューブリックを語る

【インタビュー】『バリー・リンドン』の撮影監督だったジョン・オルコットのインタビュー[その1:ロケーション撮影、フィルター、照明、ネガフィルムについて]

【考察・検証】「フィクション」を「ドキュメント」するカメラマンの眼