【登場人物】ダニー・トランス(Danny Torrense)


  『シャイニング』で、ジャックとウェンディの一人息子。超自然感応能力「シャイニング」を持ち、ホテルの異常にいち早く気づく。予知能力を持つもうひとつの人格「トニー」を持っているが、映画ではあまり突っ込んで描写していない。頭は良いが繊細で病弱、という印象があるが、それは勇気を持って悪霊に立ち向かうシーンをことごとくカットしてしまったからで、キング版ではそれらを復活させ、全く印象の異なるキャラクターになっている。(原作/TV版は「ダニーの成長」というのも重要な要素)ただ、少年の美しさは特筆に値する。『アイズ…』もそうだが、キューブリックが子供に向ける視線はどれもやさしい。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のHAL9000に影響されたと思われる、手塚治虫『ブラック・ジャック』のエピソード『U-18は知っていた』

【関連記事】キューブリックは『時計じかけのオレンジ』のサントラにピンク・フロイドの『原子心母』の使用を求めたがロジャー・ウォーターズが拒否した話をニック・メイソンが認める

【関連記事】撮影監督ギルバート・テイラーが『博士の異常な愛情』の撮影秘話を語る

【関連記事】英誌『Time Out』が選ぶ「映画史上最高のベストセッ●スシーン50」に、『アイズ ワイド シャット』がランクイン

【関連記事】抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り続ける理由

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【オマージュ】キューブリックの孫、KUBRICKの『MANNEQUIN』のMVがとっても『時計じかけのオレンジ』だった件

【台詞・言葉】『フルメタル・ジャケット』でのハートマン軍曹の名言「ダイヤのクソをひねり出せ!」のダイヤとは「●ィファニーのカフスボタン」だった件

【関連記事】2021年9月30日に開館したアカデミー映画博物館の紹介記事と、『2001年宇宙の旅』の撮影プロップ展示の画像

【インスパイア?】「白いモノリス」らしき物体が登場するピンク・フロイド『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MV