【撮影・技術】フロント・プロジェクション(Front Projection)

  カメラのすぐ前に 透過性の高い鏡を斜め45度に置き、 それに向けて背景の映像を真横から投射する。すると鏡によって反射された映像が役者の背後のスクリーンに映写されることになるので、背景の映像さえ差し替えれば、どんな場所でもスタジオ内での撮影が可能になるというもの。 『2001年宇宙の旅』では「人類の夜明け」のシーンで使用された。メリットは鮮明な背景映像が得られるという点、デメリットは正面から照射するので役者等に光が反射してしまう事。実際に『2001年…』ではヒョウの目が光ってしまっている。現在はデジタルによるクロマキー合成が主流なので廃れてしましった。ちなみに被写体の背後から背景を投影する方法を「リア・プロジェクション」と呼ぶ。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【関連記事】「十代のキューブリックがニューヨークの地下鉄であなたの祖母を密かに撮影したのでしょうか?」キューブリックのルック社時代の写真『地下鉄シリーズ』、新たに18枚のプリントが見つかる

【考察・検証】キューブリックはなぜ『2001年宇宙の旅』の美術デザインを手塚治虫に依頼したか?また、もし参加していればどうなっていたか?を検証する

【考察・検証】作品タイトルを『短期除隊兵(ショート・タイマーズ)』から『完全被甲弾(フルメタル・ジャケット)』に変更したキューブリックの真意とは

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【ブログ記事】スタンリー・キューブリックが遺した約1万6千枚もの写真がネット上に公開中

【考察・検証】キューブリックの死因にまつわる噂について

【考察・検証】『2001年宇宙の旅』に登場したコンピュータ「HAL9000」の変遷と「IBM→HAL説」の真偽を検証する

【関連書籍】戸田奈津子 金子裕子著『KEEP ON DREAMING』で語った、『フルメタル・ジャケット』翻訳家降板事件の戸田氏の言い分

【関連記事】イラストレーター、フィリップ・キャッスル(スタンリー・キューブリック監督作品のポスターデザイナー)へのインタビュー

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて