オープニングに続けてのハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーンの全セリフと、その邦訳です。訳は『フルメタル・ジャケット』DVD版字幕から採録しました。リズミカルで含蓄・示唆に富んだ麗しき罵倒語の数々をお楽しみください(笑。 <HARTMAN> I am Gunnery Sergeant Hartman, your Senior Drill Instructor. From now on, you will speak only when spoken to, and the first and last words out of your filthy sewers will be "Sir!" Do you maggots understand that? 訓練教官のハートマン先任(ガナリー)軍曹である 話し掛けられた時以外口を開くな 口でクソたれる前と後に“サー”と言え 分かったか ウジ虫ども <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> Bullshit! I can't hear you. Sound off like you got a pair. ふざけるな!大声出せ! タマ落としたか! <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> If you ladies leave my island, if you survive recruit training, you will be a weapon, you will be a minister of death, praying for war. But until that day you are pukes! You're the lowest form of life on Earth. You are not even human fucking beings! You are nothing but unorganized grabasstic pieces of amphibian shit! 貴様ら雌豚が おれの訓練に生き残れたら 各人が兵器となる 戦争に祈りをささげる死の司祭だ その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ 貴様らは人間ではない 両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない! B...
あーあ、英語字幕でも「●ィファニー」って書いちゃってますね・・・ …つまりこういうことです。 Private Pyle, you had best square your ass away and start shitting me Tiffany cuff links … or I will definitely fuck you up! ケツの穴を引き締めろ! ●ィファニーのカフスボタンのクソをひねり出せ! さもないとクソ地獄だ!! ●ィファニーにしてみれば風評被害も甚だしいですが、よくこれでクレームがきませんでしたね。日本ではさすがにまずいということなのか「ダイヤ」と訳されていますが、面白さから言えば断然「●ィファニーのカフスボタン」です。キューブリックは日本語の語彙に罵倒語・侮蔑語が少ないことに驚いたそう(これは他でもよく言われています)ですが、こういう一捻りを加えた、いうなれば「高尚な罵倒語」(こんな言い方があるのかどうかは知りませんが)が味わえるのも『フルメタル・ジャケット』の醍醐味。もし「●ィファニー」の話題を振られたら「朝食を?」と答えるより、「ひねり出すクソ?」と答える方が「ああ、この人は映画スキルが高い人だな」と思われる ワケがありません !!●ィファニーに憧れる日本全国全女子を敵に回したくなければ、くれぐれもこの話題には触れないようにしましょう(爆。
視聴は制限がかかっているので YouTubeでご視聴 ください(※一部残酷な描写があるので視聴注意) このブログでは過去にキューブリック(特に『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』)とピンク・フロイドの関連性について何度か採り上げてきましたが、1975年にリリースされた超名盤『炎~あなたがここにいてほしい』収録曲、『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MVに「白いモノリス」らしきものが登場しているのでご紹介。 まずびっくりしたのが『ようこそマシーンへ』に公式のMVが存在したんですね。しかも『ザ・ウォール』っぽいアニメーションで。全く知らなかったのですが、 wiki によると「『ようこそマシーンへ』のミュージック・ビデオは、後に『ザ・ウォール』のアニメーションを担当することとなるジェラルド・スカーフが製作した」とありますので、このMVをメンバーが気に入り、『ザ・ウォール』での起用につながった可能性があります。 そういう経緯なので、この「白いモノリス」登場にどこまでメンバー、特にロジャー・ウォーターズが関与したのかは不明ですが、『2001年…』が当時の世界中のクリエーターに与えた影響は言うまでもないので、単にジェラルド・スカーフがインスパイアされただけなのかも知れませんね。