【パロディ】ポーツマス・シンフォニア『ツァラトゥストラはかく語りき』
腹筋崩壊必至の珍演奏『ツアラツゥストラはかく語りき』。一部でキューブリックの地元の学生達による演奏と言われていましたが実はそれはデマで、真実は以下の通り。
ポーツマス・シンフォニア (The Portsmouth Sinfonia) は、イングランド南部ポーツマスにある芸術学校 (the Portsmouth School of Art) の学生たちが1970年に創設したオーケストラ。普通のオーケストラの場合とは異なり、音楽家ではない素人であるか、音楽家である場合にはそれまでまったく演奏したことがない楽器を演奏することが、シンフォニアの入団条件とされていた。シンフォニアの創設者のひとりは、芸術学校の教師であった作曲家ギャヴィン・ブライアーズであった。このオーケストラは、はじめは一回限りの、洒落が効いたパフォーマンス・アート集団として始められたが、その後10年に及ぶ活動を通して文化的現象となり、何回もコンサートが開催され、レコードも数枚作成された上、映画も1本制作され、ヒット・シングルも1作出た。最後に公演が行われたのは、1979年であった。
知ってしまえばなんだツマンネ、みたいな話ですがデマを作る人は全く上手くやるもんです、見事に騙されました。