【関連記事】キューブリックの『シャイニング』のアシスタント、レオン・ヴィタリは『ROOM237』を「まったくのナンセンス」と呼んだ

おかえり。しかし、それは何を意味するのか?

〈前略〉

 「私はほとんどの時間、笑い転げていました」と彼は電話で語った。「映画の中で主張されている考えの中には、まったくのナンセンスだとわかっているものもあります。」

〈中略〉

 ヴィタリ氏は、キューブリック監督と『シャイニング』の大きな意味について話したことは一度もないと語った。「彼は観客に何を考えるべきか、どう考えるべきかを指示しなかった」と同氏は語り、「観客がそれぞれ違った考えを持って映画館を出たとしても、彼はそれで構わなかった。とはいえ、彼は『ルーム237』の70%、いや80%くらいは聞きたくなかっただろう」と語った。

-なぜだめですか?

「まったく意味不明だから」

(引用:New York Times/2013年3月31日



 ここで証言しているアシスタントとは、『バリー・リンドン』以降アシスタントとして常にキューブリックの身近にいたレオン・ヴィタリです。もちろん『シャイニング』の製作にも深く関わっていて『メイキング・ザ・シャイニング』でもダニーの遊び相手をしてあげている場面に映っています。

 そんな彼が、例のデタラメでっち上げ金儲け「フィクション(notドキュメンタリー)」映画『ROOM237』を一刀両断しています。まあ、レオンを始め当時の制作スタッフには一切取材せずにでっち上げたゴミ映画ですので、この反応は予想通りですね。レオンは「全部たわごと」まで言い切っています。(笑 

 もしこの映画がヒットするような事があれば、次の矛先は多分『アイズ ワイド シャット』でしょうね。ネット上ではすでにキューブリックの死と絡めた陰謀説が飛び交っていて、活発に活動しているサイトもあるようです。カネの亡者が飛びつくのも時間の問題でしょう。

 こんな映画をカネを払ってまで観て、墓荒らしのような連中の片棒を担ぐマネはファンなら絶対するべきではありません。もちろんこんな事をキューブリックが喜ぶはずもなく、生きていれば訴訟も含め、強硬な態度に出ていたでしょう。

 まあこういった連中はどこにでも湧いて出てくるものですが、某映画雑誌はご丁寧に紹介記事まで掲載したそうです。日本のマスコミが「マスゴミ」と言われるのも仕方ないですね。ちょっと調べればこの映画がうさん臭い事などすぐ分かるのに。それすらしないのは編集者やライターの知能レベルがその程度、という事なのでしょう。

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