【関連記事】スティーブン・キング原作の映像作品ベスト10&ワースト5


 2009年に刊行された長編小説「アンダー・ザ・ドーム」のテレビドラマ版がアメリカで高視聴率デビューを飾ったことをうけて、エンターテインメント・ウィークリー誌が人気作家スティーブン・キング原作の映像作品を、ランキング形式で発表した。

 第1位に選ばれたのは、中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」をフランク・ダラボン監督が映画化した「ショーシャンクの空に」。スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」、ロブ・ライナー監督が手がけた「ミザリー」と「スタンド・バイ・ミー」、ブライアン・デ・パルマ監督の「キャリー」など、名監督が手がけたキング作品が並んでいる。

 同時にワーストも発表されており、不名誉な1位に選ばれたのはトビー・フーパー監督の「マングラー」で、テレビドラマ版「シャイニング」、キングが自らメガホンをとった「地獄のデビル・トラック」などが続いている。

 ドラマ版「アンダー・ザ・ドーム」を手がけているのは、コミック作家で「LOST」の脚本を執筆したブライアン・K・ボーン。「ミレニアム」シリーズを手がけたニールス・アルデン・オプレブ監督が第1話の演出を担当している。

●ベスト10
「ショーシャンクの空に」
「シャイニング」
「ミザリー」
「スタンド・バイ・ミー」
「キャリー」
「ザ・スタンド」
「デッド・ゾーン」
「グリーン・マイル」
「ダーク・ハーフ」
「クジョー」

●ワースト5
「マングラー」
「シャイニング」(ドラマ版)
「地獄のデビル・トラック」
「ニードフル・シングス」
「スティーブン・キング 痩せゆく男」

(引用:映画.com ニュース/2013年7月8日



 なんだかここまで好対照だと「もうやめてあげて」という気になりますね。ベストとワーストの2位が『シャイニング』で占められるなんて・・・。キング本人はこの評価をどう思っているのでしょうか。なんだか可哀想になってきました。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【考察・検証】キューブリック版『シャイニング』でオーバールック・ホテルに巣食う悪霊の正体とは

【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」

【関連記事】1972年1月30日、ザ・ニューヨーク・タイムス紙に掲載されたキューブリックのインタビュー

【関連記事】音楽を怖がってください。『シャイニング』『2001年宇宙の旅』『アイズ・ワイド・シャット』・・・巨匠キューブリックが愛した恐怖クラシック

【考察・検証】『2001年宇宙の旅』に登場する予定だった宇宙人のデザイン案を検証する

【インスパイア】『時計じかけのオレンジ』と「アイドル」に親和性?『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされた女性アイドルのPVやMVのまとめ

【関連動画・関連記事】1980年10月24日、矢追純一氏によるキューブリックへのインタビューとその裏話

【関連記事】早川書房社長の早川浩氏、アーサー・C・クラークと一緒に『2001年宇宙の旅』を鑑賞した思い出を語る

【パロディ】『時計じかけのオレンジ』のルドヴィコ療法の被験者にさせられたアニメキャラのみなさまのまとめ