【関連記事】IMDbのユーザー投票によるキューブリック作品ベスト10

The Shining(IMDb)

  映画ファンにはおなじみ、映画のデーターベースサイト「IMDb(インターネット・ムービー・データベース)」のユーザー投票機能(10点満点)による結果でランクづけした、キューブリック作品のベスト10です。

10位:ロリータ(7.6)

9位:スパルタカス(7.7)

8位:現金に体を張れ(8.0)

7位:バリー・リンドン(8.1)

6位:2001年宇宙の旅(8.3)

5位:フルメタル・ジャケット(8.3)

4位:時計じかけのオレンジ(8.3)

3位:突撃(8.4)

2位:博士の異常な愛情(8.4)

1位:シャイニング(8.4)


(引用元:SCREEN RANT/2019年11月6日

 記事によると1位の『シャイニング』は、『博士…』と『突撃』を合わせた投票数よりも多くてこのポイントなので、キューブリック作品でダントツ1位と言っていいそうです。海外での『突撃』の評価は相変わらず高いですが、投票数が少ないので高めに出ている気がしますね。日本人的には『2001年…』が低すぎると思いますが、『博士…』『時計…』『フルメタル…』『2001年…』まで0.1ポイント差なので誤差の範疇と言っていいのかも知れません。『突撃』以外の上位5作が人気作と言っていいでしょう。

 ところでこのIMDb、ずいぶん昔からあるなぁと思って調べて見たら設立は1990年なんですね。世界でもっとも古参のネットサービスになるのではないでしょうか。管理人が知ったのはこのブログの前身のホームページ時代で、おそらく1998年だったと思います。その頃はまだwikipediaもgoogleも存在していなかったので、貴重な情報源として活用させていただいていた記憶があります。まさかその一年後にキューブリックが亡くなるとは思ってもいませんでしたが。

 同様の記事で以前、ロッテントマトのトマトメーターを元にランクづけした記事もこちらご紹介しましたので合わせてどうぞ。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のHAL9000に影響されたと思われる、手塚治虫『ブラック・ジャック』のエピソード『U-18は知っていた』

【関連記事】キューブリックは『時計じかけのオレンジ』のサントラにピンク・フロイドの『原子心母』の使用を求めたがロジャー・ウォーターズが拒否した話をニック・メイソンが認める

【関連記事】撮影監督ギルバート・テイラーが『博士の異常な愛情』の撮影秘話を語る

【関連記事】英誌『Time Out』が選ぶ「映画史上最高のベストセッ●スシーン50」に、『アイズ ワイド シャット』がランクイン

【関連記事】抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り続ける理由

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【オマージュ】キューブリックの孫、KUBRICKの『MANNEQUIN』のMVがとっても『時計じかけのオレンジ』だった件

【台詞・言葉】『フルメタル・ジャケット』でのハートマン軍曹の名言「ダイヤのクソをひねり出せ!」のダイヤとは「●ィファニーのカフスボタン」だった件

【関連記事】2021年9月30日に開館したアカデミー映画博物館の紹介記事と、『2001年宇宙の旅』の撮影プロップ展示の画像

【インスパイア?】「白いモノリス」らしき物体が登場するピンク・フロイド『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MV