【関連記事】〈とってもキューブリックっぽい?〉強制収容所を取り囲む地域を描く衝撃的ホロコーストドラマ ジョナサン・グレイザー監督『関心領域』5月24日から公開

 A24製作、ジョナサン・グレイザー監督の最新作で、第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、第81回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)ほか3部門にノミネートされた「The Zone of Interest」(原題)が、「関心領域」の邦題で5月24日から公開される。

 本作はイギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化したもの。「The Zone of Interest(関心領域)」とは、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉。映画では、強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしが描かれる。

〈以下略〉

(引用:映画.com/2024年1月19日

 キューブリック・スメルがプンプンする予告編ですが、それもそのはず監督のジョナサン・グレイザーはMV出身の監督で、過去に「キューブリック大好き!」を隠さないMVをいくつか制作しています。

ブラー『ザ・ユニバーサル』

マッシヴ・アタック『カマコマ』

 一般的にはジャミロクワイの『バーチャル・インサニティ』が有名ですね。このMVは撮影方法を含めて当時話題になりました。

ジャミロクワイ『バーチャル・インサニティ』

 『関心領域』ですが、かなり評価が高いようです。題材も興味深いですし、期待して公開を待ちたいと思います。

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