【上映情報】「午前十時の映画祭15」で『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』上映決定!!
「午前十時の映画祭15」はリクエスト特集として、2024年8月31日(土)まで特設サイトか郵送で上映作品のリクエストを募集しました。その結果約7万票が集まり、以下の順位になりました。
第1位 バック・トゥ・ザ・フューチャー
第2位 タイタニック
第3位 2001年宇宙の旅
第4位 ニュー・シネマ・パラダイス
第5位 七人の侍
第6位 サウンド・オブ・ミュージック
第7位 レオン 完全版
第8位 アマデウス
第9位 風と共に去りぬ
第10位 E.T.
第11位 時計じかけのオレンジ
第12位 羊たちの沈黙
第13位 エイリアン
第14位 ショーシャンクの空に
第15位 トップガン
第16位 砂の器
第17位 ローマの休日
第18位 シザーハンズ
第19位 パルプ・フィクション
第20位 ターミネーター2
(引用:午前十時の映画祭/お知らせ)
この結果を踏まえ、上映作品を事務局が選定。そして『2001年宇宙の旅』(4回目)、『時計じかけのオレンジ』(2回目)の上映が決定いたしました!!この2作品は入れ替え制で、『2001年…』はグループAの劇場で2026年1月30日(金)~2月12日(木)、グループBの劇場で2026年2月13日(金)~2月26日(木)、『時計…』はその逆となっています。
『2001年宇宙の旅』は初の4K上映です(IMAXは特別上映だったので例外)。今までは2KでしたがそのDCPは画質や音質などあまり状態が良いとは言いがたく(かなり初期のDCP)、今回も2Kならスルーするつもりでした。ところが今回は4K。ソースはおそらくIMAXと同じ8Kスキャンデータだと思われます。それをビスタサイズに加工し、上下レターボックスで下の黒味に字幕を表示させるのだと思います(違っていたらすいません)。つまりスクリーンサイズが大きければ大きいほど視聴条件が良いということになりますので、上映劇場を選べる首都圏や関西圏の方は上映スクリーンをご確認の上、視聴劇場を決定することをおすすめいたします。なお上映時間はインターミッション(休憩)入りの150分。薄暗い中で流れるリゲティの『アトモスフェール』もお楽しみいただけます。これは期待大ですね。
一方の『時計じかけのオレンジ』は2Kですので前回(2019年)と同じDCPです。人気作品のため休日の回は満員が予想されますのでチケットの確保はお早めに。ただ、前回は冒頭のレ●プシーンで出て行く観客がチラホラいらっしゃいました。観る方は覚悟の上での鑑賞をお願いいたします(鑑賞の邪魔なので)。残念ながらR18なので中高生は鑑賞できません。個人的には高校生なら観ても問題ないとは思いますけどね。
公式サイトはこちら。上映作品はこちら。上映劇場はこちらです。気になるのはこのリクエスト特集を最後にこの映画祭が終了になってしまうのではないか、という心配です。実際にパート10でいったん終了になっています(一年後に再開しましたが)。名画座がある都市部ならともかく、地方で過去の名作を映画館で観る機会はほとんどありません。その貴重な機会・企画がこの「午前十時の映画祭」なのです。SNSでラインナップに文句を書き込むヒマがあるのなら、ちゃんと運営にお礼を言いましょう。終わってしまったらその文句さえも言えなくなるのですから。