『ロリータ』に登場した、ロリータを裏で操る怪しげな男。放送作家という事だがその正体ははっきりしない。ハンバートは、「キルティ殺しで有罪」(Guilty of Killing Quilty)となってしまうんだけど、「キルティ」という変なネーミングは、このシャレから来ているんでしょう。キルティを演じたピーター・セラーズの妙な存在感が忘れられない。
オープニングに続けてのハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーンの全セリフと、その邦訳です。訳は映画監督の原田眞人氏、出典は『フルメタル・ジャケット』DVD版字幕から採録しました。リズミカルで含蓄・示唆に富んだ麗しき罵倒語の数々をお楽しみください(笑。 <HARTMAN> I am Gunnery Sergeant Hartman, your Senior Drill Instructor. From now on, you will speak only when spoken to, and the first and last words out of your filthy sewers will be "Sir!" Do you maggots understand that? 訓練教官のハートマン先任(ガナリー)軍曹である 話し掛けられた時以外口を開くな 口でクソたれる前と後に“サー”と言え 分かったか ウジ虫ども <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> Bullshit! I can't hear you. Sound off like you got a pair. ふざけるな!大声出せ! タマ落としたか! <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> If you ladies leave my island, if you survive recruit training, you will be a weapon, you will be a minister of death, praying for war. But until that day you are pukes! You're the lowest form of life on Earth. You are not even human fucking beings! You are nothing but unorganized grabasstic pieces of amphibian shit! 貴様ら雌豚が おれの訓練に生き残れたら 各人が兵器となる 戦争に祈りをささげる死の司祭だ その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ 貴様らは人間ではない 両生動物のクソをか...
上がボブ・ディランが描いた絵。下がその元になったキューブリックの『ロリータ』のワンシーン。あまりの一致度にトレースを疑ってしまう 2016年にノーベル文学賞を受賞した(個人的にはとても「的外れ」だとは思いますが)世界的ミュージシャンでアーティストのボブ・ディランは、絵も描くことが知られていて、ザ・バンドの名盤『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』や、自身のアルバム『セルフ・ポートレイト』のジャケットでその筆致を見ることができます。2010年には東京・六本木で絵画展が開催されました。そのディランが2016年にキューブリックの『ロリータ』のワンシーンを描いた作品が上記になります。また、その『ロリータ』についてもラジオ番組でナボコフの小説やキューブリックの映画版の『ロリータ』が気に入っていた旨を語ったそうです。 となると、名盤『ブロンド・オン・ブロンド』(1966)に収録された曲『女の如く(Just Like a Woman)』の歌詞を、がぜん興味深く聴くことができるようになります。 Nobody feels any pain Tonight as I stand inside the rain Everybody knows That Baby’s got new clothes But lately I see her ribbons and her bows Have fallen from her curls She takes just like a woman, yes, she does She makes love just like a woman, yes, she does And she aches just like a woman But she breaks just like a little girl 誰も痛みを感じない 今夜僕は雨の中に立っていても 誰もが知っている あの娘が新しい服を買ったことも でも最近、あの娘の巻き毛から リボンやタイがなくなったのを知った あの娘はまるで女のように、そうさ あの娘はまるで女のように愛し合う、そうさ そして、あの娘は女のように痛がる だけど、あの娘は少女のように傷つく この曲、 wiki には 1965年ツアー中の感謝祭の日に書かれたバラードで、アンディー・ウォーホールの「ファクトリー」に所属...
1999年のMTV Newsとのインタビューで、アイザックは『ベイビー・ディド・ア・バッド・バッド・シング(Baby Did a Bad Bad Thing)』は一緒にいてはいけない人と一緒にいたいと思うことについての曲だと語った。注目すべきは『アイズ ワイド シャット』が同様のテーマに触れていることだ。アイザックは、かつて『シャイニング』や『2001年宇宙の旅』などの映画を監督したキューブリックに強い思い入れがあることを明かしている。 「『トゥナイト・ショー』に出演する準備をしていた時に電話がかかってきて初めて知ったんだ」とアイザックは振り返る。「彼らは僕の音楽を映画で使いたいと言ってきたんだ。そして今夜すぐ返事を知らせてくれって言うんだよ。いつもなら返事を急かされたら「もういいや」って言うんだけどね。でも、彼らは「スタンリー・キューブリックだ」と言ったんだ。それで私は「マジかよ?もちろんだよ!!」ってね」 アイザックは『アイズ ワイド シャット』において『Baby Did a Bad Bad Thing』が使用されることで、具体的な影響が得られると信じていた。興奮して「もしこれが映画に使われたら、どこかの時点でスタンリー・キューブリックに会うことになる、と考えていた 」とアイザックは回想している。「あのレベルで仕事をする人はそう多くないからね」 悲しいことに、キューブリックは『アイズ ワイド シャット』の公開前に亡くなってしまい、アイザックは彼と会うことはなかった。しかし『Wicked Game』のシンガーは、自分の曲が映画に登場したことを喜んでいる。「スタンリーがどこかに座っていて、俺のレコードをかけて"ああ、こいつは完璧だ "と言ったのを想像するのが好きだよ」とアイザックは語っている。 〈以下略〉 (引用元: Showbiz CheatSheet/2022年3月6日 ) クリス・アイザックがキューブリック(の関係者?)からオファーがあった時のことをインタビューで応えている記事がありましたのでご紹介。そりゃキューブリックからオファーがあったら誰もが飛び上がっちゃいますよね。存命時はそれだけ高い知名度と影響力を有していたのですから。でも、一緒に仕事をしているうちに「もう・・・勘弁してくれ・・・」になるのもお約束(笑。とにかくキュー...