【インスパイア】カイリー・ミノーグの2002年のツアー、『フィーヴァー』での『時計じかけのオレンジ』的演出のステージ動画


  カイリー・ミノーグといえば1980年代にポップ・アイドルとして『ラッキー・ラヴ(I Should Be So Lucky)』の大ヒットでとある世代には有名ですが、その世代の硬派なロックファンからはクソミソにけなされてました(同じくデビー・ギブソンやバナナラマも)。YouTubeなどなかった当時、好きなアーティストやバンドのMVを観るためにはMVを流すTV番組(ソニー・ミュージック~とか)を視聴するしかなかったのですが、当然そういう番組は、その頃全盛だった洋楽女性アイドルのMVがヘビロテされていて、見たくもない小便臭いガキの(笑、馬鹿丸出しの楽曲とMV(笑・・・まあこちらでもご覧ください・・・)を強制的に見させられるハメになったロックファンは激怒!「早くロックを聴かせろ!!」と、とってもうるさかったわけです(笑。

 そんなカイリー・ミノーグも1990年代に入ると失速。久しぶりにその名前を聞いたのは、2000年シドニー・オリンピックの閉会式でした。どうやらその後「歌姫」として復活したらしく、この『フィーヴァー』はその復活のツアーだったらしいです。「アイドル」ではなく「歌姫」となるとマドンナやリアーナなどの例に漏れず、『時計じかけのオレンジ』を取り入れるのはもうお約束というか、まあ通過儀礼的なものかも知れません。カイリー・ミノーグもこの通り思いっきり『時計じかけ』していますね。その後カイリーは乳癌を克服し、現在も元気に活躍中だそうです。


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