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【プロップ】ルーシー(Lucy)

 『時計のじかけのオレンジ』でディムが麻薬入りミルクを買ったヌード型自動販売機の名称。ルーシーはビートルズの名曲『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド』からの引用で、Lucy in the Sky with Diamonds→LSD→麻薬→麻薬入りミルク・・・なのかも(予想)。

【プロップ】モロコ・プラス(Moloco-Plus)

 『時計じかけのオレンジ』に登場する麻薬入りのミルク。撮影時には本物の牛乳を使用したが、例の「ヌード自動販売機」に入れてあった牛乳はセットの照明などですぐぬるくなって変質するため、しょっちゅう入れ替えなければならなかったそう。

【登場人物】チャーリー・セジウィック(Charlie Sedgwick)

 『ロリータ』でサマーキャンプの団長の息子。キャンプの手伝いをしている。ロリータの処女を奪った許せん・・・いや、朴訥な若者。原作ではもっと詳細に描写していて、ロリータは「どんなものか試してみただけ」とハンバートに感想を語っている。

【俳優】コリン・メイトランド(Colin Maitland)

 『ロリータ』でロリータが送り込まれたキャンプ・クライマックスで手伝いをする、管理人の息子を演じた。  他の主な出演作は『勝利者』(1963)、『駆逐艦ベッドフォード作戦 』(1965)、『特攻大作戦 』(1967)など。  1942年8月12日イギリス・バーミンガム出身。

【作品紹介】バリー・リンドン

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Barry lyndon(IMDb) 邦題/バリー・リンドン 原題/Barry Lyndon 公開日/1975年12月16日(184分、カラー、ワイド) 日本公開/1976年7月3日 製作総指揮/ヤン・ハーラン 製作/スタンリー・キューブリック 監督/スタンリー・キューブリック 脚本/スタンリー・キューブリック 原作/ウイリアム・メイクピース・サッカレー『バリー・リンドン』 撮影/ジョン・オルコット 編集/トニー・ローソン 音楽/ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル、ショーン・オリアダ、フリードリッヒ大帝、ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト、ジョヴァンニ・パイジェロ、ほか 美術/ケン・アダム 出演/ライアン・オニール(バリー・リンドン)、マリサ・ベレンソン(レディ・リンドン)、パトリック・マギー(シェヴァリエ・ド・バリバリー)、ハーディー・クリューガー(ポッツドルフ大尉)、マリー・キーン(バリーの母)、レオン・ヴィタリ(ブリンドン卿)、ドミニク・サヴェッジ(若きブリンドン卿)、デヴィッド・モーレイ(ブライアン)、マイケル・ホーダン(ナレーター)ほか 配給/ワーナー・ブラザーズ 受賞/1975年アカデミー賞、美術監督・装置賞(ケン・アダム他2名)、撮影賞(ジョン・オルコット)、編曲賞(レナード・ローゼン)、衣装デザイン賞 ●ストーリー 第1部:レドモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか  18世紀半ばのアイルランドの農家に生まれたレドモンド・バリーは、父親を決闘で亡くしたため母親ベルの女手一つで育てられた。十代になったバリーは従姉のノーラに恋をし、二人は恋人同士となる。その後ノーラはイギリス軍のジョン・クイン大尉と恋仲となり、家族は裕福なクイン大尉との結婚を望むようになった。そんなクイン大尉に嫉妬したバリーは決闘を申し込み、クイン大尉を倒してしまう。決闘立会人のイギリス軍のグローガン大尉はクイン大尉の死亡を告げ、バリーは警察に知られる前にと、母から旅費20ギニーを渡され村を出た。ところがダブリンへ向かう道中で追いはぎに遭い一文なしになり、仕方なくバリーはイギリス軍の兵員補充に志願して入隊する。数ヶ月後、増援部隊としてやってきたグローガン大尉と再会し、決闘はノーラとクイン大尉の結婚を望む家族が、バリーを村から追い出すために...

【登場人物】ブリンドン卿(Bullingdon)

 『バリー・リンドン』で、レディ・リンドンの先夫であるリンドン卿との間の息子。バリーを激しく憎悪し、銃による決闘を挑む。その決闘の最中、あまりの緊張のため嘔吐する姿はとてもリアルだ。

【俳優】レオン・ヴィタリ(Leon Vitali)

 『バリー・リンドン』で成長したブリンドン卿を、『アイズ ワイド シャット』では乱交パーティーの赤マント演じた。『バリー…』の出演がきっかけでキューブリックに心酔してスタッフとなり、『シャイニング』ではアシスタントを、『フルメタル・ジャケット』と『アイズ…』ではアシスタントとキャスティング・ディレクターとして参加している。常にキューブリックの側にいた言わば側近のような存在で、キューブリックの死後はスポークスマン的な役割を果たしている。主な出演作は『ビクター・フランケンシュタイン』('77)など。  1948年イギリス・ウォリックシャー州生まれ。

【サウンドトラック】フルメタル・ジャケット オリジナル・モーションピクチャー・サウンドトラック(Full Metal Jacket Original Motion Picture Soundtrack)

Full Metal Jacket (5:04) フルメタル・ジャケット(アビゲイル・ミード&ナイジェル・グールディング)|Abigail Mead and Nigel Goulding Hello Vietnam (3:06) ハロー・ベトナム(ジョニー・ライト)|Johnny Wright  Chapel of Love (2:48) チャペル・オブ・ラヴ(ディキシー・カップス)|The Dixie Cups Wooly Bully (2:21) ウーリー・ブリー(サム・ザ・シャム&ザ・ファラオズ)|Sam The Sham & The Pharaohs I Like It Like That (1:58) アイ・ライク・イット・ライク・ザット(クリス・ケナー)|Chris Kenner  These Boots Are Made for Walking (2:41) にくい貴方(ナンシー・シナトラ)|Nancy Sinatra Surfin' Bird (2:17) サーフィン・バード(ザ・トラッシュメン)|The Trashmen The Marines' Hymn (2:06) 海兵隊賛歌(ゴールドマン・バンド)|The Goldman Band Transition (0:32) 変遷|Abigail Mead Parris Island (4:28) パリス・アイランド|Abigail Mead Ruins (2:12) 破壊|Abigail Mead Leonard (5:57) レナード|Abigail Mead Attack (2:01) 攻撃|Abigail Mead Time Suspended (1:04) 止まった時間|Abigail Mead Sniper (3:17) 狙撃兵|Abigail Mead  オープニングの『フルメタル・ジャケット』(あまり感心しないデキ)を始め、アルバム後半のオリジナル曲を書いたアビゲイル・ミードとは、キューブリックの三女、ビビアンのペンネームで、彼女はベトコンによる虐殺現場の報道カメラマン役として、スクリーンにも登場している。『ハロー・ベトナム』、『チャペル・オブ・ラブ』、『ウーリー・ブリー』、『アイ・ライク・イット…』、『にくい貴方』、『サーフィン・バード』な...

【登場人物】バタイアタス(Batiatus)

  『スパルタカス』で鉱山働くで奴隷だったスパルタカスを買った奴隷商人。悪辣な人物としてではなく、有力者であるクリサスとグラッカスの両方に取り入ろうとしたり、そのちょっと間の抜けた言動やコロコロと太った体躯など、お調子者でユーモラスなキャラクターとして描かれている。バリニアがどうやってバタイアタスから逃げたかをスパルタカスに説明するくだりは、演じているカークダグラスとジーン・シモンズが素で笑っているようにも見える。まあ、そういうキャラなので仕方ないけど二人ともちょっと笑い過ぎでは?

【俳優】ピーター・ユスチノフ(Peter Ustinov)

 『スパルタカス』で奴隷商人のバタイアタスを演じた。アガサ・クリスティーの一連のミステリーで名探偵ポアロ役といえば思い出す人も多いはず。『スパルタカス』では奴隷の反乱とその挫折という内容から、どうしても雰囲気が重くなりがちだが、その独特のキャラクターでユーモアを持ち込んでいる。その辺りが評価されたのか、本作でアカデミー助演男優賞を受賞した。主な出演作は『クォ・ヴァディス』('51)、『エジプト人』('54)、『俺たちは天使じゃない』('55)、『歴史は女で作られる』('56)、『トプカピ』('64)、『黒ひげ大旋風』('68)、『ナイル殺人事件』('78)、『地中海殺人事件』('82)、『死海殺人事件』('88)、『ロレンツォのオイル/命の詩』('92)、『プロポーズ』('99)。『トプカピ』でもアカデミー助演男優賞を受賞している。  1921年4月16日ロンドン生まれ、2004年3月28日死去、享年82歳。

【トリビア】短期除隊兵(The Short-Timers)

 『フルメタル・ジャケット』の原作名。キューブリックはこのタイトルを気に入らず採用しなかった。曰く「まるで半日しか働かない人みたいじゃないか!」・・・ごもっともです。

【関連記事】過激な性描写、暴力、宗教、差別など「物議を醸した映画」25本

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 米エンターテインメント・ウィークリー誌が、映画史上最も「物議を醸した映画」25本を発表した。 第1位は、メル・ギブソン監督がイエス・キリストを描いた「パッション」(04)。キリストの拷問シーンの凄惨さが話題になったほか、反ユダヤ主義的であると激しいバッシングを受けた。ほかにも「最後の誘惑」「ダ・ヴィンチ・コード」など、キリスト教がからんだ映画は大きな論争を巻き起こすことが多い。その他、過激な性描写や暴力描写が問題視された映画が多数ランクインした。 25作品は以下の通り。 「パッション」(04)/宗教問題(キリスト教) 「時計じかけのオレンジ」(71)/暴力描写 「華氏911」(04)/政治問題 「ディープ・スロート」(72)/過激な性描写 「JFK」(91)/歴史歪曲の可能性 「最後の誘惑」(88)/宗教問題(キリスト教) 「国民の創世」(15)/人種差別問題 「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(94)/暴力描写、模倣犯による殺人事件 「ラストタンゴ・イン・パリ」(72)/過激な性描写 「ベビイドール」(56)/幼な妻 「ザ・メッセージ」(77)/宗教問題(イスラム教) 「ディア・ハンター」(78)/人種差別問題 「ダ・ヴィンチ・コード」(06)/宗教問題(キリスト教) 「ウォリアーズ」(79)/暴力描写 「意志の勝利」(35)/ナチスのプロパガンダ映画 「ユナイテッド93」(06)/同時多発テロ問題 「フリークス」(32)/不具者の描写 「私は好奇心の強い女」(67)/過激な性描写 「氷の微笑」(92)/性描写、同性愛者の描き方 「食人族」(79)/残虐描写 「俺たちに明日はない」(67)/暴力描写 「ドゥ・ザ・ライト・シング」(89)/人種問題(のちのロス暴動を誘発したと言われた) 「キッズ」(95)/10代のセックスとドラッグ 「カリギュラ」(80)/過激な性描写 「アラジン」(92)/アラブ系への差別 (引用: 映画.com ニュース/2009年5月18日 )  全部は見てないですし、リアルタイムで話題になっていたのを経験していない作品もあるので何とも言えませんが、『華氏911』や『JFK』、『ダ・ヴィンチ・コード』『食人族』あたりは今となってはネタ映画扱いですからね。まじめに取り上げるのはどうかと思いますが。『アラジン』って差別問題になってたんでしたっけ?...

【撮影・技術】真下からのアングル

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  キューブリックは極端シーンに極端なアングルでこれを使う傾向があり、『2001年宇宙の旅』のロジックメモリ室に入るシーン、『時計じかけのオレンジ』のキャットレディの撲殺シーンや、作家がアレックスと気づいて発狂するシーン、『シャイニング』の倉庫に閉じ込められたジャックのシーンなど、どれもインパクトが必要なシーンばかりで使っている。

【関連書籍】ザ・スタンリー・キューブリック/キネマ旬報社編

 キネマ旬報社によるキューブリック本。初版が1981年と古い本だが、現在ではオークションや古書店で容易に入手可能。内容は当時最新のキューブリック映画だった『シャイニング』までとなっていて各論者による個人的な評が多いが、キューブリック本人のコメント集は貴重で資料性も高い。安価で入手できるなら持っていて損はない。

【関連記事】米Yahoo!が「死ぬ前に見たい映画100」をリストアップ

 米Yahoo!が3月22日、「死ぬ前に見たい映画100」という映画史上の名作リストを発表した。  同サイトの編集スタッフが熱い議論の末に選りすぐった順不同のリストとのことだが、アメリカ映画偏重ではなく、世界的な名作が適度にちりばめられている。日本映画からは「羅生門」「七人の侍」「もののけ姫」の3本が入り、監督別の最多はスティーブン・スピルバーグ監督作の5本だった。2000年以降の作品が「花様年華」と「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のみと、クラシックな名作がズラリと並んだ。  「エイリアン2」は? 「タクシードライバー」は? 「ファイト・クラブ」は? 「千と千尋の神隠し」は? と思われる向きも多いだろうが、映画ファンを自認するなら当然見ておくべき名作映画ベスト100になっている。 Yahoo!選出「死ぬ前に見たい映画100」(英語題のABC順、カッコ内は製作年&監督名)は以下の通り。 「十二人の怒れる男」(1957、シドニー・ルメット) 「2001年宇宙の旅」(1968、スタンリー・キューブリック) 「大人は判ってくれない」(1959、フランソワ・トリュフォー) 「8 1/2」(1963、フェデリコ・フェリーニ) 「アフリカの女王」(1952、ジョン・ヒューストン) 「エイリアン」(1979、リドリー・スコット) 「イヴの総て」(1950、ジョセフ・L・マンキウィッツ) 「アニー・ホール」(1977、ウッディ・アレン) 「地獄の黙示録」(1979、フランシス・フォード・コッポラ) 「アルジェの戦い」(1967、ジッロ・ポンテコルボ) 「自転車泥棒」(1948、ビットリオ・デ・シーカ) 「ブレードランナー」(1982、リドリー・スコット) 「ブレージングサドル」(1974、メル・ブルックス) 「欲望」(1966、ミケランジェロ・アントニオーニ) 「ブルーベルベット」(1986、デビッド・リンチ) 「俺たちに明日はない」(1967、アーサー・ペン) 「勝手にしやがれ」(1959、ジャン=リュック・ゴダール) 「戦場にかける橋」(1957、デビッド・リーン) 「赤ちゃん教育」(1938、ハワード・ホークス) 「明日に向って撃て!」(1969、ジョージ・ロイ・ヒル) 「カサブランカ」(1942、マイケル・カーティス) 「チャイナタウン」(1974、ロマン・ポランスキー) ...

【音楽家】ボブ・ハリス(Bob Harris)

  『ロリータ』でサウンドトラックを担当した作曲家。実は『現金に体を張れ』から『ロリータ』までキューブリックと共に「ハリス・キューブリック・プロ」を立ち上げ、キューブリックのプロデューサーを買って出たジェームズ・B・ハリスの実弟で、ハリスがキューブリックに頼み込んで採用してもらったとの事。  1925年9月27日アメリカ・ニューヨーク出身。2000年2月13日死去、享年74歳。

【スタッフ】ダルトン・トランボ(Dalton Trumbo)

  『スパルタカス』の脚本家。有名なハリウッド・テンの中の一人。共産主義者の疑いを掛けられてハリウッドを追放されたが、実際にアメリカ共産党員だった。  トランボの掲げた理想的な平等社会を目指した革命家という脚本は、人間を善悪の二元論で描写したがらないキューブリックとはソリが合わず、結局キューブリックが折れる形で監督するハメになる。その鬱屈した思いは次作『ロリータ』で盛大に皮肉られている。  主な参加作品は『潜水艦SOS』(1937)、『恋愛手帖』(1940)、『新妻はお医者さま』(1941)、『奥様は魔女』(1942)、『夫は還らず』(1943)、『東京上空三十秒』(1944)、『緑のそよ風』(1945)、『拳銃魔』(1950)、『火星探険』(1950)、『不審者』(1951)、『その男を逃すな』(1951)、『カーニバルの女』(1954)、『軍法会議 』(1955)、『テキサスの死闘』(1958)、『カウボーイ』(1958)、『果てしなき夢』(1959)、『栄光への脱出』(1960)、『ガン・ファイター』(1961)、『脱獄』(1962)、『いそしぎ 』(1965)、『ハワイ』(1966)、『フィクサー』(1968)、『ホースメン』(1971)、『FTA』(1972)、『ダラスの熱い日』(1973)、『追憶』(1973)、『パピヨン』(1973)、『新・ローマの休日』(1987)、『オールウェイズ』(1989)など。ハリウッド追放中に変名で書いた『ローマの休日』(1953)でアカデミー脚本賞、『黒い牡牛』(1956)で原案賞を受賞し、『ジョニーは戦場へ行った』(1971)では脚本のほか監督も担当している。  1905年12月9日アメリカ・コロラド州モントローズ出身、1976年11月10日死去、享年70歳。

【関連書籍】ザ・キューブリック 知られざる秘かな愉しみ方/モノリス1・2・3編

  キューブリック逝去に便乗して出版された質の悪い便乗本。内容は悪意に満ちていて読むに耐えない。この本は編者として「モノリス1・2・3」なる名称があるが、実質的には本書の半分を執筆している尾之上浩司氏と望月明日香氏が中心になってまとめられたと考えてよさそうだ。両氏のキューブリックに対する論考の是非はここでは問わないが、この日本で出版された最悪のキューブリック本に執筆者として名前を連ねているという名誉はここで強調しておきたいと思う。いかに最悪かは、この巻頭を飾る言い訳がましい一文をお読みになれば、本書がいかなる意図を持って企画されたかご推察いただけるかと思う。  「英米映画界を代表する天才、スタンリー・キューブリック監督。われわれに残してくれた名作の数々は、時代を超えて人々を魅了し、輝き続けています。本書は、そんな彼の作品群を、従来の形式張った語り口とは違う手法で論評してみようと企画されたものです。よっていたずらに故人の名誉や故人の作品を傷つけたり、不用意に揶揄する意図はいっさいありません。本書が、果敢で職人気質、ユーモアにあふれた才人、キューブリック監督の新たな側面を理解する一助になれば、と願ってやみません。心より、スタンリー・キューブリック監督のご冥福をお祈りいたします。1999年8月 本書スタッフ一同」  折角なのでその名誉あるスタッフのお名前を次に全て列記したい。 執筆者:尾之上浩司、望月明日香、ドリー・蛇臼、佐藤良平、佐藤正美、柿本 玲 発行人 的場康樹(現アイブックコミュニケーションズ代表取締役)  因に版元であるフットワーク出版なる会社は既に存在しない。

【登場人物】ジョーカー(Joker)

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  『フルメタル・ジャケット』 の主人公。声色使いで声帯模写が得意だからという理由で、ハートマン軍曹よりこのニックネームを拝命した。もっと象徴的な意味を考えれば「冗談なのは現実(世間)の方で、戦場そのものは真摯である」と語るジョーカーという存在そのものが、戦争の欺瞞に満ちた二面性を体現していると言えるだろう。それは胸につけたピースバッチ(平和の象徴=世間の醜悪な姿=悪い冗談)とヘルメットの「Born To Kill」(生まれながらの殺し屋=銃弾となった自分自身=戦場の真摯な姿)からも伺える。

【俳優】マシュー・モディーン(Matthew Modine)

  『フルメタル・ジャケット』で、主人公のジョーカー二等兵を演じた。他の出演作品では、アラン・パーカー監督の『バーディー』('84)が有名。あと『ショート・カッツ』('93)、『トランスポーター2』('05)、『ショート・カッツ』('93)、『ダークナイト・ライジング』('12)など。  1959年3月22日カリフォルニア州生まれ。