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【登場人物】ディム(Dim)

 『時計じかけのオレンジ』で、アレックスにいびられる子分。どうやら世界的に愚図はデブと相場がきまっているらしい。でも、物語の後半には警官になったディムと、かつての敵ビリーボーイが出所したばかりのアレックスに仕返しをする。アレックス、寒そう。

【俳優】ウォーレン・クラーク(Warren Clarke)

 『時計じかけのオレンジ』でディムを演じた。他の主な出演作は『ファイヤーフォックス』(1982)、『クルーソー 』(1988)、『シャンプー台のむこうに 』(2000)、『グリーンフィンガーズ 』(2000)など。  1947年4月26日イギリス・ランカシャー州出身。2014年11月12日死去、享年67歳。

【登場人物】ローサー・ゾッグ中尉(Lt. Lothar Zogg)

 『博士の異常な愛情』でB-52の爆撃手。核攻撃命令に疑問を持つキャラクターだったが、キューブリックが大幅にセリフをカットしてしまった。演じたはジェームズ・アール・ジョーンズはそれに「いい役だから引き受けたのに・・・」と不満を漏らしたが、キューブリックは「いいんだ、必要ないんだ」答えた。つまりブラックユーモアを徹底したかったのだろう。

【俳優】ジェームズ・アール・ジョーンズ(James Earl Jones)

 『博士の異常な愛情』の爆撃手ローサー・ゾッグ中尉を演じた。『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声で有名。  他の主な出演作は『危険な旅路』(1967)、『ボクサー 』(1970)、『ドキュメンタリー マルコムX』(1972)、『ザ・マン』(1972)、『愛しのクローディン 』(1974)、『UFOとの遭遇』(1975)、『スキャンダル・美女襲撃現場の秘密』(1976)、『カリブの嵐』(1976)、『シドニー・ポワチエ/ピース・オブ・アクション』(1977)、『Oh!外人部隊』(1977)、『エクソシスト2 』(1977)、『アリ/ザ・グレーテスト』(1977)、『スター・ウォーズ』(1977)、『ガイアナ人民寺院の惨劇』(1980)、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980)、『武士道ブレード』(1981)、『フライト・オブ・ドラゴン』(1982)、『コナン・ザ・グレート』(1982)、『エーゲ海の伝説』(1982)、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(1983)、『ミッドナイト・ギャンブラー』(1984)、『SF/攻防都市』(1984)、『マイ・リトル・ガール』(1986)、『ミスター・ソウルマン』(1986)、『キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて』(1986)、『メイトワン-1920』(1987)、『友よ、風に抱かれて』(1987)、『地獄の配達人』(1988)、『星の王子ニューヨークへ行く』(1988)、『ベスト・オブ・ザ・ベスト』(1989)、『3人の逃亡者』(1989)、『フィールド・オブ・ドリームス』(1989)、『ラスト・カウントダウン』(1990)、『アイボリー・ハンター』(1990)、『レッド・オクトーバーを追え!』(1990)、『アンビュランス』(1990)、『セックスの義務と権利』(1991)、『トゥルー・アイデンティティー/正体知られて大ピンチ!!』(1991)、『旅立ちの季節』(1991)、『ラーマーヤナ』(1992)、『スニーカーズ』(1992)、『パトリオット・ゲーム』(1992)、『ノックアウト』(1993)、『リーサル・コップ』(1993)、『スーパーヒーロー/メテオマン』(1993)、『ジャック・サマースビー』(1993)、『サンドロット/僕らがいた夏』(1993)、『怒りを我らに』(1994)、『裸...

【登場人物】ベル(Belle)

 『バリー・リンドン』のバリーの母親。バリーに降り掛かる数々の災難も、元を辿ればほとんどこの人に行き着く。バリーにとっては結局疫病神にしかならなかったようだ。

【俳優】マリー・キーン(Marie Kean)

 『バリー・リンドン』で、バリーの母親ベル役。主な出演作は『袋小路』('65)『ライアンの娘』('70)、『殺人天使』('82)、『ザ・デッド/「ダブリン市民」より』('88)など。  1918年6月27日、アイルランド・タブリン生まれ。1993年12月29日、75歳で死去。

【登場人物】ロックハート中尉(Lt. Lockhart)

 典型的な職業軍人(ライファー)として登場した、ジョーカーの上官で海兵隊の報道部門の編集長。米軍機関紙「スターズ・アンド・ストライプス(星条旗新聞)」に記事を提供している。隊員の士気を下げないようにジョーカーに記事の捏造を指示した。どことなくホモっ気のあるキャラクターになっている。

【俳優】ジョン・テリー(John Terry)

 『フルメタル・ジャケット』でジョーカーの上官、ロックハート中尉を演じた。  他の主な出演作は『ホーク・ザ・スレイヤー/魔宮の覇者』(1981)、『赤と黒の十字架』(1983)、『ワイルド・ギース II』(1985)、『ブルース・ウィリス/イン・カントリー』(1989)、『シルエット/殺しの陰影』(1990)、『ヘルハザード/禁断の黙示録』(1992)、『二十日鼠と人間』(1992)、『ミラクル・ベビー』(1993)、『欲望』(1993)、『白銀に燃えて』(1994)、『処刑監獄』(1994)、『ビッグ・グリーン/でこぼこイレブン大旋風』(1995)、『LAコールガール』(1997)、『デニス・ロッドマン ストーリー』(1998)、『裁かれる判事』(2001)、『ゾディアック』(2007)、『ソルジャー・ウルフ 合衆国の陰謀』(2009)、『9INE ナイン』(2010)など。  1950年1月25日アメリカ出身。

【プロップ】クライスト・アンリミテッド(Christ Unlimited)

 『時計じかけのオレンジ』で、アレックスの部屋に飾ってあるキリスト像。作者はハーマン・マキンク。

【登場人物】猫おばさん(Cat Lady)

 『時計じかけのオレンジ』で、ヘルス・ファームにたくさんの猫と一緒に住んでいる金持ちのおばさん…というよりばあさん。アレックスに撲殺されても仕方ないかな?と思えるほど醜悪な顔をしています。撲殺の道具に使われた「個性的なオブジェ」はハーマン・マキンク作のもの。  ちなみに部屋にかかっている絵はそのハーマンの弟、コルネリス・マキンクの作品。猫はキューブリック家で飼われていたのを持ってきて撮影に使ったそうだ。

【俳優】ミリアム・カーリン(Miriam Karlin)

 『時計じかけのオレンジ』でキャット・レディを演じた。他の主な出演作は『求むハズ 』(1960)、『寄席芸人』 (1960年)、『ラッシュバック』(2008)。  1925年6月23日ロンドン出身、2011年6月3日死去、享年85歳。

【登場人物】カール(Carl)

 『アイズ ワイド シャット』で、夜中に呼び出された急患の患者の娘、マリオンの恋人。

【俳優】トーマス・ギブソン(Thomas Gibson)

 『アイズ ワイド シャット』で突然ビルに愛の告白をするマリオンの恋人、カールを演じた。他の主な出演作は遥かなる大地へ』(1992)、『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(1993)、『バルセロナの恋人たち』(1994)、『メン・オブ・ウォー』(1994)、『スリープ・ウィズ・ミー』(1994)、『エリア51』(1996)、『新オーメン』(1997)、『ナイトメア・ストリート/記憶の片隅』(1998)、『サイコ・ビーチ・パーティ』(2000)、『しあわせの選択』(2000)、『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』(2000)、『モンキー・キング 西遊記』(2001)、『ヒヤシンス・ブルーの少女』(2003)、『蘇生 ~イヴィル・ネバー・ダイズ~』(2003)、『壊滅暴風圏/カテゴリー6』(2004)など。  1962年7月3日アメリカ・サウスカロライナ州出身。

【俳優】ジュリエンヌ・デイヴィス(Julienne Davis)

 『アイズ ワイド シャット』でドラッグ中毒でビルに解放されたジーグラーの愛人マンディを演じる。儀式でビルの身代わりになるマンディは別人。他の出演作は『カム・トゥギャザー もうあなたしか見えない 』(2002)など。ミュージシャンで『ソフィスティケイテッド・サヴェッジ(Sophisticated Savage)』のボーカルでもある。  1973年9月26日アメリカ・ロサンゼルス出身。

【登場人物】アマンダ "マンディ" カラン(Amanda "Mandy" Curran)

 『アイズ ワイド シャット』で、ビルの身代わりになって死んだドラッグ・クイーン。ことの顛末はジーグラーから聞かさせるが、実際はどうだったかはぼやかされている。  当初マンディ役ははスーパーモデルのエヴァ・ハーツィゴヴァのキャスティングが予定されていたが、ヌードシーンが多いためNGとなった。

【プロップ】1969 アダムスプローブ16(1969 Adams Probe 16)

  『時計じかけのオレンジ』でアレックス達が乗り回していた車は劇中では「デュランゴ95」という名称ですが、小道具ではなく実在する車で、本当は「アダムスプローブ16」といいます。英国人兄弟デニス&ピーター・アダムスが製作し、1969年ロンドン・モーターショーでデザイン賞を獲得。ミドシップされたエンジンはオースチン1800のものを搭載しています。3台製作され、映画で登場したのはグレー塗装の3台目で、ルーフを外してアレックスたち4人が乗り込んで撮影に使用されたそうです。

【撮影・技術】自然光撮影(Natural Lighting)

  外光(太陽光)をそのまま使用した撮影。外光を模した照明を使う場合もそう呼ばれる。100%外光を使っていなくても補助光として人工照明を使う場合もある。『バリー・リンドン』では自然光撮影にこだわったが100%自然光という訳ではなく、一部で補助的に人工照明も使っている。

【プロップ】卓球台(Ping Pong Table)

  キューブリックはスポーツは得意な方ではなかったが、卓球は好きだったらしく自宅にも卓球台があるくらいで、よく俳優と卓球をしたそうだ。それも撮影現場で自分が優位に立てるようにと、けっこう本気で勝とうとしていたらしい。『ロリータ』のキルティの屋敷に卓球台がある理由は、キューブリックがメイソンに、「キルティの奇抜なライフスタイルを象徴する物を置きたいのだがいいアイデアはないか?」と訊ねたところ、卓球台を提案され、採用したようだ。  キルティは東洋の哲学に精通している、という設定があったので「東洋→中国→卓球」となったのかも知れませんね。

【登場人物】ブリンドン卿(幼少期)(Young Bullingdon)

  『バリー・リンドン』で、レディ・リンドンと先夫であるリンドン卿との間に産まれた長男。バリーとは財産の相続権を巡って確執の対象となる。演じたのは後に映画監督として有名になるドミニク・サヴェージ。成長したブリンドン卿はレオン・ヴィタリが演じている。

【俳優】ドミニク・サヴェージ(Dominic Savage)

 『バリー・リンドン』でブリンドン卿の幼少期を演じた。その後映画監督として有名になり、『Nice Girl』 (2000)、『When I Was 12』 (2001)、『Out of Control 』(2002)、『Love + Hate』 (2005)、『Born Equal 』(2006)、『大暴落 サブプライムに潜む罠(Freefall)』(2009)、『Dive』(2010)、『True Love』(2012)、『The Secrets』(2014)などのTV映画やTVシリーズの監督として活躍している。  1962年11月23日イギリス・ケント州出身。