【インスパイア】モトリー・クルー『フーリガンズ・ホリデー』のMVに『時計じかけのレンジ』のドルーグらしき姿が登場


 LAメタルの雄、モトリー・クルーの『フーリガンズ・ホリデー』のMVに『時計じかけのレンジ』のドルーグらしき姿が登場しているのでご紹介。

 1994年のアルバム『モトリー・クルー』に収録されたこの曲、ボーカルを聴いてあれっ?と思うかもしれませんが、このアルバムからボーカルがヴィンス・ニールからジョン・コラビに交代したんですね。サウンドもちょっと地味でLAメタルの弾けた感じがないなと思ったら、当時全盛を誇っていたグランジを意識したそう。ハードロック/ヘビメタの門外漢にはトラブルが多いバンド、という印象が強いですが、2019年に『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』という伝記映画が公開され、その乱痴気ぶりが白日のもとに。クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』の成功以来、こういった「ロック伝記映画」が昨今流行っていますが、オリバー・ストーンが嘘八百で映画化した『ド・・・』あっ、関係ないんでヤメておきます。

 1980年代に勃興したLAメタルで有名なのは、映画ファンにもおなじみなガンズ・アンド・ローゼス(全盛期は1980年代後期)ですが、そのガンズも『ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル』で『時計…』を引用していました。アメリカでは1980年にビデオが発売になったので、当時その方面で『時計…』流行ったのかも(パーティーでアレをキメながら観てたとか)知れませんね。

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