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【パロディ】『シャイニング』のパロディCMまとめ

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 まずは当時ちょっと話題になった、イケア・シンガポールのハロウィンCMから。シャワーカーテンから覗く人影、転がるボール、カーペットで三輪車のタイヤの音が変わる、REDRUG、All work and no sleep makes life dull.(仕事ばかりで睡眠不足だと人生は退屈になる)、ダイニングテーブルには骸骨に模したマネキン、237の数字、流れてくるジャズスタンダード、落ちているバット、散らばる缶、ベッドの上のクマのぬいぐるみは犬男のつもりでしょうか?かなり再現度は高く、凝っていますね。オチは・・・まあ、こんなものでしょう(笑。シンガポールのイケアは夜の11時まで営業しているそうですが、そんな夜中にあんなだだっ広いイケアには行きたくないですね。  次はオーストラリアの映画雑誌、『FILM INK』のCM。・・・なんのヒネリもないですね(苦笑。  次にイギリスのDIY会社『B&Q』のCM。日本だったらDIYの会社なのに「ドアを壊す」という演出にはまずOKが出ないでしょうね。でもウェンディ役の女優さんはちょっとシェリーに似ています。  次に『Premire Inn』のCM。イギリスのホテルチェーンのようですが、これもドアを壊すって・・・。強盗をイメージさせますので日本じゃまずあり得ません。  次は全米乳飲料加工業者連盟が展開する『Got Milk? キャンペーン』のCMです。もうここまでくると単に広告代理店が『シャイニング』のパロディをやりたかっただけのような気がしてきます。  次はアメリカのビール会社、グレインベルト・ビールのCM。まあビール会社ですからね、こうなる展開は予想できますが、オチの奥さんの笑顔が怖過ぎ(笑。小説『シャイニング』の着想元になった『ジョン・レノンの『インスタント・カーマ』で、エンドロールももちろんパロディ。ここまで徹底してもらえればかなり楽しめます。  そして最後は有名どころでマイクロソフトの検索サービス『Bing』のCM。さすがマイクロソフトだけあってお金はかかってそうですね。でも、言いたい事はわかるのですが『シャイニング』のパロディである必然性は全くないような。  とまあ、こんな感じですが、動画サイトにアップされているだけでこれだけあるので、全世界中では一体いくつあるんでしょうか?さすがに「全部載せるとなると膨大なリスト...

【考察・検証】『シャイニング』のラストシーンの意味を考察する

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 『シャイニング』は、1921年のアメリカ独立記念日のパーティーの写真に写り込むジャック・トランスの写真のズーム・アップで終わります。BGMはアル・ボウリー・アンド・ヒズ・バンドの『真夜中、星々と君と』。まずはこういった要素を書き出して、さらにそれをどう解釈するか私論を立ててみました。なお、これは以前 この記事 で考察した「オーバールックホテルに巣食っている悪霊の正体は、かつてここを聖地としたネイティブ・アメリカンの怨霊」という論に基づいていますので、その点はご了承ください。 (1)写真の日付についての考察[その1]  1921年のアメリカというのは禁酒法の時代で、一般的には飲酒は禁じられていたという印象がありますが、実はこの禁酒法はとんでもないザル法で、禁酒といいながら一般市民も法律の目をかいくぐってお酒を飲んでいました。それは結局マフィアの資金源となってマフィアの懐を潤し、アルコールに課税できなくなった政府の財政を逼迫させ、マフィアの跋扈によって治安が悪化するという悪い事づくしの悪法でした。  そんな時代に『オーバールック・ホテル』で開かれたこのパーティー。俗世間から隔絶されたその環境から推察するに、そこに集う人々は上流階級、各界の有名人、政治家、そしてマフィアが秘密に開いた「飲酒ができる」パーティーであったと想像できます。それは「お酒が飲めるぞ!」とジャック・トランスが満面の笑みで写っている事からも推察できます。 (2)写真の日付についての考察[その2]  7月4日はアメリカ人にとって一番重要な日です。すなわち独立記念日です。しかしそれは大西洋を渡ってきた白人たちにとってであり、元からアメリカ大陸に住んでいたネイティブ・アメリカンにとっては「侵略確定記念日」、すなわち屈服・屈辱の日でしかありません。 (3)BGMについて  アル・ボウリー・アンド・ヒズ・バンドの『真夜中、星々と君と』という曲ですが、この曲のリリースは1934年2月16日ですので写真の日付とは時系列が合致しません。この事実からこのBGMは物語の舞台である1980年のオーバールック・ホテルで演奏されていると考えなければなりません。すなわち、ウェンディたちが去ったホテルのゴールドルームで、幽霊たちが演奏しているのです。音楽にエコーをかけているのはそのためだと思われます。音楽の後に続くパーティーのノイ...

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

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 オープニングに続けてのハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーンの全セリフと、その邦訳です。訳は映画監督の原田眞人氏、出典は『フルメタル・ジャケット』DVD版字幕から採録しました。リズミカルで含蓄・示唆に富んだ麗しき罵倒語の数々をお楽しみください(笑。 <HARTMAN> I am Gunnery Sergeant Hartman, your Senior Drill Instructor. From now on, you will speak only when spoken to,  and the first and last words out of your filthy sewers will be "Sir!" Do you maggots understand that? 訓練教官のハートマン先任(ガナリー)軍曹である 話し掛けられた時以外口を開くな 口でクソたれる前と後に“サー”と言え 分かったか ウジ虫ども <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> Bullshit! I can't hear you. Sound off like you got a pair. ふざけるな!大声出せ! タマ落としたか! <RECRUITS> Sir, yes, sir! <HARTMAN> If you ladies leave my island, if you survive recruit training, you will be a weapon, you will be a minister of death, praying for war. But until that day you are pukes! You're the lowest form of life on Earth. You are not even human fucking beings! You are nothing but unorganized grabasstic pieces of amphibian shit! 貴様ら雌豚が おれの訓練に生き残れたら 各人が兵器となる 戦争に祈りをささげる死の司祭だ その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ  貴様らは人間ではない 両生動物のクソをか...

【関連動画】元ポリスのギタリスト、アンディ・サマーズによる『2001年宇宙の旅』の続編『2010年』の『ツァラトゥストラはかく語りき』

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 元ポリスのギタリスト、アンディ・サマーズが映画『2010年』のためにアレンジした『ツァラトゥストラはかく語りき』のディスコバージョンです。  当時、この曲を聴いた時の正直な感想は「なんじゃこりゃ」でしたが、今聴いてもやっぱり「なんじゃこりゃ」ですね。本編では荘厳なクラッシックバージョンが使われているので、この曲はサントラのみの収録になります。公開年の1984年といえばメンバーのソロ活動が本格化し、ポリスは活動停止だなんだでゴタゴタしていた頃。スティングはソロ活動で大成功を納めましたが、他のメンバーはどうだったんでしょうね。 wikiで調べると 映画関係で多少は活躍したようです。再結成も幾度かあったよう。  この頃、SF映画のサントラをロック・ミュージシャンが担当するというのが流行していて、(『フラッシュ・ゴードン』とか『ターミネーター2』とか『デューン/砂の惑星』とか・・・)その影響も大きかったかも知れません。個人的にはアンディ・サマーズのクールなニューウェイブ的ギターではなく、ピンクフロイドのデイブ・ギルモアの伸びやかでブルージーなギターが合っているのでは?と思ったりしています。

【インスパイア】ブリトニー・スピアーズ ft. ティナーシェ/スランバー・パーティー(Britney Spears - Slumber Party ft. Tinashe)

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 ブリトニー・スピアーズが2016年に発表した『スランバー・パーティー』という曲が『アイズ ワイド シャット』っぽいという情報があったので観てみたのですが・・・仮面をしていないだけで確かに似ていますね。「スランバー」とは「パジャマ」という意味ですが、どう見ても「下着」(笑。こういったエロい深夜パーティーのPVには『アイズ…』が格好のモチーフなんでしょう。 以前こんな曲 もありましたしね。

【関連記事】クリストファー・ノーランがスタンリー・キューブリックに聞いてみたい質問とは?

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Christopher Nolan(IMDb)   アカデミー賞のノミネート発表を間近に控え、70ミリプリント版「ダンケルク」が全米50館のIMAX劇場で再上映されるにあたり、同作でメガホンをとったクリストファー・ノーラン監督がプロモーションのため米MTVのポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演。自ら大ファンだと常々公言している巨匠スタンリー・キューブリックにまつわる質問に、ノーランらしい興味深い回答が飛び出した。 〈中略〉 「確かキューブリック監督は、スコアリング作業を終える前に亡くなったんだよね。彼が思い描いていた通りの映画に仕上げようと、スタジオが最善を尽くしたことは評価するけど、僕自身の経験から、スコアリングが最後にくる工程だと知っているだけに、惜しくてならない。本当に些細で表面的な、技術的あらに過ぎないとはいえ、キューブリック監督が生きていれば、もっと完璧な映画に仕上げてくれたはずだと思うからね」と理由を説明したノーラン監督。さらに、「最初に見た時は、正直期待はずれだと感じたし、あまり好きな作品ではなかった」と明かした上で、その後何度か繰り返し見るうち、「真に偉大な傑作」だと確信するようになったと語った。 (引用元: 映画.com/2018年1月2日 )  『アイズ…』公開をリアルタイムで経験した方はよくご存知ですが、キューブリックの死後、『アイズ…』が勝手に編集されるという噂が流れた際、即座にトム・クルーズが「フィルムは誰にも触らせない」と非難声明を出したことを覚えているはず。このように疑うべくも無く『アイズ…』は「厳密には未完成(逝去後、残されたスタッフの手によって完成させた)」なのですが、こだわり主義者の権化たるキューブリックの面目躍如のなせる技(笑 なのか、未完成にもかかわらず、あまりにも完成度が高いためにそのことを忘れがちです。  このノーランのインタビューはその事実を改めて思い出させてくれますが、本人が不在である以上、これ以上はどうしょうもないわけで、それを云々するのは詮ないだけですが、このコメントにはノーランのキューブリックに対する「思い入れの深さ」が伺えて興味深いです。それに 「最初に見た時は、正直期待はずれだと感じたし、あまり好きな作品ではなかった」「その後何度か繰り返し見るうち、「真に偉大な傑作」だと確信す...

【ブログ記事】キューブリックとハリスが登場する、セブン・アーツが制作した『博士の異常な愛情』の広告

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落書きがありますが、誰が書いたのか、どういう意味があるのかは不明です  「キューブリック、ハリス、そしてセブン・アーツ」というキャッチコピーで『ロリータ』の次作、『博士…』を制作中であることを告知する広告です。  セブン・アーツ・プロダクションズとは現在のワーナー・ブラザーズになります。同社は『ロリータ』に資金提供しましたが、無事に資金回収することができたのでキューブリックとハリスを信頼し、『博士…』にも再度資金提供したのでしょう。ところがこの直後キューブリックとハリスはコンビを解消、ハリス自身も映画監督を目指すことになります。ハリスは『博士…』をブラックコメディに改変することに反対(現在は「一番好きなキューブリック作品」とインタビューで応えている)し、監督業もしたがったので、それもあって友好的にコンビ解消となりました。  『突撃』の頃までの扱い順は「ハリス、キューブリック」だったのが、『スパルタカス』『ロリータ』を経て「キューブリック、ハリス」になっているのは興味深いですね。それだけキューブリックの知名度が上がった、ということは、資金集めにハリスの力を借りなくてもよくなったということを意味するので、コンビ解消も必然の流れだったのでしょうね。

【インスパイア】チャオ ベッラ チンクエッティ『何度も 何度も…』

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  チャオベッラチンクエッティってどう区切るの?と思ったのですが「チャオ・ベッラ・チンクエッティ」だそうです。いわゆる女性アイドルグループで、あの「モーニング娘。」で有名なハロプロ出身だそうですが、これ以上語るとドルヲタでもなんでもない管理人のボロがでそうなので、あとは各自でお調べください(笑。  その最新シングル『何度も 何度も…』の衣装とPV(最近はMV=ミュージック・ビデオと言うそうですが、管理人の世代はPV=プロモーション・ビデオです)が・・・はい、もう何も言いません。「キューブリックの影響力云々」もどうでもいいです。「見たまんま」ですね、文字通り。「デジタルシングル」ってなんぞや? と思ったのですが、要するにiTunesなどのネット配信のみということらしいです。  ご本人たちがどこまで自覚しているかはわかりませんが、制作サイドで好きな人がいるんでしょうね。 ジャケ写もこの通り ですので、もうやりたい放題(笑。「お前だってPVの監督任されたらやるだろ?」と訊かれれば「ええ、やりますとも!」としか応えようがありませんので、あまり偉そうなことは言えませんが、これをきっかけにご本人たちやファンの間に『時計…』の認知が広まれば嬉しいですね。

【家族】キューブリックの2番目の妻、ルース・ソボトカは1958年3月にニューヨーク・シティー・バレエ団の一員として来日していた

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『非情の罠』のバレエシーン。踊っているのは当時キューブリックの妻だったルース・ソボトカ。このバレエを実際に日本で観た人がいる、というのは実に羨ましい限りだ   「バレエ・アーカイブ」というサイト で「ルース・ソボトカ」検索するとよると1958年3月17日~3月30日までは新宿コマ劇場、4月1日~6日までは産経ホールで公演したようです。キューブリックとルースは1955年1月11日に結婚しましたが、1956年10月頃には夫婦関係はかなり怪しい状況になっていました。その後キューブリックはハリスと共にドイツに渡り、『突撃』の制作に取りかかります。それは1957年の春頃まで続き、『突撃』の初公開はベルリンでこの年の6月です。この時点でキューブリックは既にクリスティアーヌと出会っていますので、二人の離婚はもはや決定的です。どちらにしても1958年3月にバレエ団の一員として来日するためには、準備やリハーサルなどを考えると少なくとも1957年の後半にはキューブリックの帰りを待っていたハリウッドを離れ、ニューヨークに戻らなければなりません。この来日公演の記録に旧姓の「ソボトカ」で掲載されているところを見ると、離婚は1957年ということで間違いないと思われます。  つまりルースとクリスティアーヌは入れ替わる形でルースはハリウッドからニューヨークへ、クリスティアーヌはドイツからハリウッドへ移ったことになります。果たして二人の間で直接の対決はあったのでしょうか? ルースもキューブリックも逝去してしまっている現在、それを証言できるのはクリスティアーヌだけですが、この件に関して何かを語ることは今後もないでしょう。なぜならルースはナチスドイツに故郷のウィーンを追われ、ニューヨークに逃げて来たユダヤ人、クリスティアーヌはそのナチスドイツの宣伝大臣だったゲッペルスのお抱え監督、ファイト・ハーランを叔父に持つナチスに近い立場のドイツ人だからです。そして、完全に真逆の立場である二人の女性の間に挟まれたのが、生まれも育ちもニューヨークのユダヤ系アメリカ人であるキューブリック。なんとも皮肉な運命の巡り合わせとしか言いようがないですね。 追記:ルース・ソボトカ来日に件に関して何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、当サイトにおしらせください。

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号に酷似した宇宙船が登場する日本のアニメ『キャプテン・フューチャー』

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OPとEDは『ルパン』でおなじみの大野雄二氏。大野節が炸裂しています  おっさんホイホイというなかれ(笑。NHKのレギュラーアニメとして初めて放映された『未来少年コナン』(監督はあの宮崎駿)の後番組として始まったこのアニメ。原作はエドモンド・ハミルトンの「スペオペ」(スペース・オペラの略、死語ですね。笑)小説。日本でもファンを獲得していて、そのアニメ化となれば否が応でも期待は高まるもの。しかし肝心のコメット号が『2001年…』のディスカバリー号と『スター・ウォーズ』のXウィングを足して2で割ったようなデザインでがっかりした思い出が・・・(笑。作画の悪さも合間って、途中から視聴放棄した思い出があります。『コナン』の傑作ぶりが相対的に本作の評価を下げている要因になっているかもしれませんね。   wiki によるとオンエアは1978年11月7日から1979年12月18日だったんですね。当時は『宇宙戦艦ヤマト』から『機動戦士ガンダム』への過渡期。雨後の筍のごとくSFアニメが量産されていた時代です。しかもこの頃は良質なものも多かったので現在ではすっかり「知る人ぞ知る」アニメになってしまいました。  そんなこんなで2016年、突然 Blu-ray BOXが全2巻で発売 されたそうです。東映アニメーションの 公式チャンネルで1話を無料で視聴 できますので、興味のある方はどうぞ。

【ブログ記事】『2001年宇宙の旅』で猿人「月を見るもの」を演じたダン・リクターは、1970年代始め、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ夫妻と共同生活を送っていた

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ジョンの写真を撮るダン・リクター。後ろにはヨーコの姿も  『2001年宇宙の旅』で猿人「月を見るもの」を演じたダンは、猿人のシーンの撮影終了後も異星人を演じるために撮影所に留まっていましたが、キューブリックがそれを断念した後は俳優仲間や音楽関係者と共に、ジョン・レノンが購入した南イングランドのアスコットにある「ティッテンハースト・パーク」に移住しました。要するにダンはジョンとヨーコの「取り巻き」の一人だったのです。そして1971年にダンは撮影監督として プライベート・フィルム『イマジン』 (1988年に公開されたドキュメンタリー映画『イマジン』ではない)の制作に参加(出演もしている)。ジョンとヨーコは1971年8月までここに住み、その後ニューヨークに引っ越しました。ダンは1973年に二人と別れたそうです。  ジョン・レノンは「『2001年…』毎週見てるよ!」と語ったそうですが、まあそれはおそらく冗談だったのだと思います。ですが、猿人を演じたリクターがすぐそばにいたことを考えれば、ダンの解説付きで何回かは観ていたのかも知れません。ジョンが映像制作にも多大な関心を寄せていた事実から、『2001年…』がジョンの「イマジン」を刺激したのは容易に「イマジン」できますが、直接的な影響はあまり感じられません。まあ、『2001年…』は当時のヒップなアーティストがこぞって観ていたわけですから、ジョンもその中の一人、という程度の認識で良いと思います。

【ブログ記事】『ロリータ』のラストシーンに登場した女性の肖像画の画家、ジョージ・ロムニーのロリコン人生

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George Romney - Mrs. Bryan Cooke (Frances Puleston, 1765–1818)  『ロリータ』のラストシーンで撃ち抜かれた女性の肖像画はジョージ・ロムニー作『ブライアン・コーク夫人(フランシス・プルストン)』でした。そしてこの画家、ジョージ・ロムニーもまた、一人の少女「エマ」に魅せられ、狂わされた中年男性だったのです。  wikiによると  ロムニーは生活の糧である肖像画とは別に文学的な主題を持った作品を手掛ける事も渇望していた。1782年4月、友人のチャールズ・グレヴィル卿が肖像画を依頼するために新しい愛人をロムニーのもとに連れてきた。彼女こそ彼に多大な芸術的霊感を与えてくれる女神とも言える存在となる、エマ・ハート(後のエマ・ハミルトン)であった。当時エマ・ハートは17歳、ロムニーは47歳であった。グレヴィルは商業的思惑で依頼したのであるが、芸術家としてのロムニーにとっても得難い邂逅だった。エマは肉体的存在感とプロのモデルにも匹敵する表現力と天性の魔性を兼ね備えていた。ロムニーは肖像画家としての日常の仕事と両立させる事が困難になるほど、エマに取り憑かれた。  彼はエマの肖像画を様々なポーズで60作以上描いた。それらは現実的な肖像、寓話・神話・宗教的イメージの具現化と多岐にわたった。エマは1782年4月から1786年3月まで約180回ロムニーの前でポーズをとった。多くは文学的な主題における劇的なヒロイン、魔女キルケーに始まり、メデイア、バッカスの巫女、テティスなどに扮した。1886年にエマ・ハートはナポリに向かいウィリアム・ダグラス・ハミルトン卿の愛人となった。1891年にハミルトン卿と正式に結婚するためイングランドに帰国し、6月から9月にかけて34回ロムニーのモデルを務めた。結婚式の日にただ一度「ハミルトン夫人」としてロムニーの前に座った。その後エマはナポリに戻り、二度とロムニーと再会する事は無かった。 (引用元: wikipedia「ジョージ・ロムニー」 )  と、ハンバートと瓜二つな入れ込みっぷりと失恋っぷりに驚きますが、ハミルトン夫人となったエマはその後、ハミルトンと親交のあったイギリス海軍の英雄、ネルソン提督と愛人関係に。すでに高齢だったハミルトンはこの事実を受け入れ、ネルソン提督との友情を保っていたそうです。...

【インスパイア】ガンズ・アンド・ローゼズ/ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル(Guns N' Roses - Welcome To The Jungle)

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 言わずと知れたガンズ・アンド・ローゼズ(ガンズ)の1987年の大ヒットナンバー。 海外の記事に 「キューブリックにインスパイアされたPV」と紹介されていて、「あれっ?そんなシーンあったっけ?」と思ったのですが、3分28秒からのブリッジの部分が『時計じかけのオレンジ』のルドビコ療法のシーンにそっくり、ということだそうです。当時さんざんこのPVを見ましたが、なぜかそんな風に感じたことはありませんでした。理由は多分デヴィッド・ボウイ主演の1976年公開の映画『地球に落ちて来た男』の拷問シーンを連想していたからだと思います。でも、元を辿ればこれも『時計…』に行き着くので、「インスパイアされたものにインスパイアされた」ってことになるんでしょうね。

【考察・検証】キューブリックの字幕や吹替に対するスタンスを検証する

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セリフや声優のキャスティングなど様々な意見はあるかと思いますが、管理人個人としてはリリースしてくれたことに価値があると思っていますので、評価は避けたいと思います。  幻とされていた『フルメタル・ジャケット』の日本語吹替版BDがリリースされ、話題になっています。『フルメタル…』の日本公開は1988年3月ですが、ちょうどその頃のキューブリックのインタビューがありましたので、ここに一部抜粋して引用してみたいと思います。  (外国語版は)できる限り最高のメンバーに依頼する。ダビング(吹替)版なら、最高のライター、最高の監督に、最高の俳優。スペイン語版でカルロス・サウラに頼んだこともあるよ。スーパーインポーズ(字幕)版、私はこの方が良いのだが、ダビング(吹替)版主体の国が多いのが現状だ。興行者が主張するから仕方なく作ってはいるが。スーパーインポーズ(字幕)版では、英語の話せる優秀な翻訳者に頼むのが第一。今、ドイツ語版では優秀な翻訳者がいる。ジャーナリストだが。日本ではスーパー主体だね。 〈中略〉  なにしろ日本語のシンタグム(構文法)は、我々(欧米人)には普通じゃない。 (引用元: イメージフォーラム1988年6月号/スタンリー・キューブリック・ロングインタビュー )  以上のように、キューブリックは外国語版にもチェックを怠らなかったのですが、ポイントは2つ。 (1)キューブリックは吹替版より字幕版を好んでいた (2)字幕であれ、吹き替えであれ優秀な翻訳者にオファーする となるでしょう。 (1)は吹替が当たり前のアメリカ生まれ、アメリカ育ちのキューブリックにしては意外な感じもしますが、それだけセリフに込めた意味を重要視していたのでしょう。 (2)は、コントロールフリーク(原田氏談)のキューブリックらしいこだわりで、自分が認めた優秀な人材であれば専門の翻訳家でなく、映画監督でもジャーナリストでも構わない、ということでしょう。つまり専門家の「 誤訳の女王 」はキューブリックのお眼鏡には叶わなかったんですね。  キューブリックの人材登用の特徴は、優秀であれば専門外の人材でも積極的に採用する点です。役者でさえ素人(『2001年…』の地上管制官、『シャイニング』のバスルームの美女、『フルメタル…』の少女狙撃兵など)を採用するくらいです。脚本も専門の脚本家に頼まず、小説家(もしくは小...

【関連動画】かつて吉祥寺に存在した『時計じかけのオレンジ』のコロバ・ミルクバーに似たバー、『MILK BAR』の動画

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  数年前(2015年頃?)惜しくも閉店してしまった『時計じかけのオレンジ』のコロバ・ミルクバーに似たバー、『MILK BAR』ですが、その店内を撮影した動画がYouTubeにアップされていましたのでご紹介。  管理人も何度か店を訪れたことがありますが、吉祥寺は居住地から遠かったので常連になるほど頻繁に店には通えませんでした。マスターともちょこっとお話しした程度ですし、このブログのことも特に話題にしていません。でも懐かしいです。トイレの便器が小さかった(子供用?)のが面白く、それが特に印象に残っています。それとカウンターに照明が仕込んであって、ちょっと『シャイニング』のバーっぽいな、と思ったこともありました。  映画やロック、サブカル好きは「将来は店をやりたい!」と思ったりするのが定番の「夢」だったりするのですが、昔に比べて版権管理がシビアになっていますので、勝手に音楽や映像を流して・・・なんてことはできなくなっているようです。でも、こんなバーが再び出現すればぜひ訪れてみたいですね。えっ?お前がやれって?? うーん、やるんだったら徹底的にこだわりたいので、ワーナーさんに話を通して、ってことになるでしょう。そうなると一介の素人にとってはやっぱり「夢」でしょうねぇ。

【関連動画】超レア! キューブリックのPC指南役、アラン・ボーカーが撮影したキューブリックのプライベートビデオ2本

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 アラン・ボーカー氏は、キューブリックがPC(IBM XT)を導入した際に助言をしたIT技術者で、以前 この記事 でも貴重な写真とともにご紹介していましたが、なんとその時のビデオが残っていたらしく、この度YouTubeにアップされていました。撮影時期は1983年年末から1984年初めにかけて、場所はハートフォードシャーの自宅の仕事部屋で、『フルメタル・ジャケット』のプリプロダクションが始まっている頃です。1本目ではその頃一般家庭にも普及が始まったビデオカメラ(ソニーのベータマックス)がロケハンなどに使えないか、2本目では映画予算の計算にPC(IBM XT)が使えないか検討している様子が映し出されています。1本目に映っている男性はプロデューサーでキューブリックの義弟、ヤン・ハーランで、2本目にはデスクの上で横になるキューブリックの愛猫も登場しています。  キューブリックの服装が同じなので近い日に撮影されたものだと思いますが、日時は明確ではないようです。キューブリック独特の落ち着いた、深みのある声を思う存分聞くことができますので、もうこれで偽物インチキ動画(アポロがどうのこうの)を真に受ける人は一人もいなくなるでしょうね。

【関連動画】『2001年宇宙の旅』の遠心機へ降りるシーンの特撮解説動画

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 役者が手前の通路を通っているときは遠心機を右回転させ、役者が遠心機に乗った瞬間に遠心機の回転を止め、通路を左回転させる・・・という理解でいいんでしょうか。キューブリックは合成による画質劣化を嫌がり、ありとあらゆるアイデアとテクニックを駆使して、なるべく合成をしない「一発撮り」をしていたそうですが、このシーンだけはどうやって撮ったかはわからないままでした。ちなみにアイデアはトニー・マスターズによるもので、キューブリックさえもこのトリックを理解するのに苦労したそうです。  ディスカバリー号の操縦室でボーマンとプールがありえない角度で立っているシーンは鏡を使い、宇宙遊泳や緊急エアロック、HALのメモリ室などの無重力シーンは垂直にセットを建て、真下から真上にカメラを向けて撮影したそうです。遠心機はセットが縦に二分割できるようになっていて、その合わせの隙間の上にカメラのドリーを乗せてぐるぐる回る映像が撮影されました。隙間にはゴムがついていてカメラの支持棒が通り過ぎると自然に塞がれるようになっていました。  わかってしまえば非常にシンプルで原始的ですが、それにしてもよくこんなトリックを思いつきますね。

【オマージュ】キューブリックファンなら知っておきたい『ターミネーター2』の正しいの鑑賞の方法

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 キューブリック・フォロワーでもあるジェームズ・キャメロンが1994年に監督、公開した傑作SFアクション映画『ターミネーター2』ですが、キューブリック作品のオマージュ(したと思われるシーンも含む)がいくつかありますのでそれをご紹介します。  まず、ターミネーターがショットガンをバラの花束の箱に隠していたシーン。これとほぼ同じシーンが『現金に体を張れ』にもあります。  主人公のジョニーが競馬場にショットガンを持ち込んだのもシュワちゃんと同じ方法でした。ちなみに『ターミネーター2』の主題歌を担当したのが「ガンズ・アンド・ローゼス(銃とバラ)」。こことも繋がっていますね。  シュワちゃんがサラにスカイネットの攻撃の正確さを機械的に説明するシーン。「正確無比」は「a perfect operational record」。  同じ台詞は『2001年宇宙の旅』にも登場。HALが自身の正確さを機械的に説明するシーン。訳は「完全無欠」ですがセリフは全く同じの「a perfect operational record」。  ダイソンの自宅で子供がラジコンカーで遊ぶシーン。これはこのローアングルを見れば一目瞭然、『シャイニング』のこのシーンを思い出します。  ラジコンカーで遊んでいたダイソンの息子の名前は「ダニー」でした(笑。ここ、キューブリックファンなら笑うところですね。  瀕死のダイソンが爆弾の起爆装置を握っているシーン。このアングルとアップの顔は・・・  同じく『シャイニング』でハロランがダニーのシャイニングを受け取るシーンにそっくりです。これも意識したのか偶然なのか・・・。上記の「ラジコンカー」の確信犯っぷりから偶然とは考えにくいですね。  以上ですが、こんな穿った見方をしなくても『ターミネーター2』は十分楽しめる傑作映画です。TVオンエアも何度かされていますし、レンタルでも置いていない店はないと言えるほどの定番作品ですが、「もう何度も観てるよ」という方は、こんな楽しみ方をしてみるのも一興かと思います。ぜひ、一度お試しあれ。 追記:2021年8月20日

【プロップ】『2001年宇宙の旅』でフロイド博士がオリオン号で観ていた映像に登場したGMのコンセプトカー「Runabout」

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判別しにくいが、車のシルエットがRunaboutであることがわかる。車の外観のロングショットはデトロイトで撮影された。 GM(ゼネラル・モータース社)が1964年に発表したコンセプトカー「Runabout」 カップル(夫婦?)が語り合うシーン。この映像はロンドンで撮影された。 上記のシーンの撮影風景。椅子はセットで運転席や外の風景はリアプロジェクションのように見える。 Runaboutのフロントパネル。上記の映像と酷似している。 Runaboutのリアに大判カメラ(バイテン?)を突っ込んで撮影中のスタッフ。『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ』より キューブリック邸にあった資料を保管しているロンドン芸術大学の「スタンリー・キューブリック・アーカイブ」で展示された『2001年…』の資料にも、「Runabout」の写真が残されている。 Another 3-wheeled concept car by GM is the “Runabout”. The vehicle had a front wheel that could turn 180 degrees to allow parking in the tightest of spots and the rear end of the car contained two detachable shopping trolleys with wheels that would fold away when the trolley was parked in the vehicle. The Runabout had space for 2 adults in the front and 3 children in the rear. The vehicle was first presented at the General Motors Futurama Exhibit in 1964 at the New York World’s Fair.  GMのもう一つの3輪コンセプトカーは「Runabout」です。車両には180度回転可能な前輪があり、車後部には停車したときに折り畳まれる車輪付きの取り外し可能な2つのショッピングカートが収納されていました。Runaboutには、前部座席に2人の大人、後部座席背面に3人の...

【リリース情報】クライテリオン版BD『バリー・リンドン』、キューブリックが指示したアスペクト比1.66でリリース

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Barry Lyndon (The Criterion Collection)(Amazon)  一体今までの混乱は何だったの? と言いたくなりますが、やっと正しいアスペクト比1.66のヨーロッパビスタでリリースされました。  キューブリックは『現金に体を張れ』から『バリー・リンドン』まで、ヨーロッパビスタの1.66で視聴されることを念頭に映画製作をしてきました(例外は『スパルタカス』とシネラマの『2001年宇宙の旅』)。しかし状況はキューブリックの希望とは異なり、アメリカンビスタ(1.85)がヨーロッパビスタを押しやって業界標準の地位を築いてしまいました。仕方なくキューブリックは『シャイニング』から、TV放映やビデオ化を睨んで撮影はスタンダード、上映はその上下をトリミングしてヨーロッパビスタとアメリカンビスタ両方に対応できるフォーマットで映画製作を行いました。なぜならビスタサイズでフィルム制作してしまうと、テレビのスタンダードサイズ(1.33)に収まりきらず、勝手に左右をバッサリカットしてオンエアされてしまう可能性があったからです(あの時代の映画のTV放映ではそれが当たり前で、切れると読めなくなるタイトルやスタッフロールなどは無理やり長体変形をかけてオンエアしていました)。  キューブリック逝去後、テレビはワイド(1.78)が標準になったため、「ビスタサイズのフィルムの左右をバッサリカットしてオンエア」という問題はなくなり、上映サイズ(ヨーロッパビスタ・アメリカンビスタ)≒ワイドテレビサイズでの視聴が当たり前になりました。それに対応して『シャイニング』以降のワイドTV対応のDVD/BDはピラーボックス(左右の黒い帯)はありません。しかしヨーロッパビスタでの上映のみを想定していた『現金…』(BDは日本未発売)『突撃』(BDは日本未発売)『ロリータ』『博士…』『時計…』『バリー…』のDVD/BDには1.78と1.66のサイズ差を埋めるピラーボックスがなければなりません。それが守られていなかったのは『バリー…』のBDだけでしたが、今回のクライテリオン版の登場で、やっとそれが果たされたというわけです。  一時期行方不明と言われていたマスターが見つかったなど、事の詳細はプレスリリースがないので不明ですが、マスターから4Kスキャンされたという画質も見本映像を観る限り期待できそ...