【オマージュ】『カプリコン・1』

  この頃には、この後まさか『2010年』を監督する事になろうとは思いもしなかっただろう、ピーター・ハイアムズ監督のポリティカル・フィクション。「月面着陸がアメリカ政府の仕組んだヤラセだったら・・・」というプロットを軸に、隠蔽しようとする政府側、陰謀に加担させられた宇宙飛行士、それを暴こうとするジャーナリストとの攻防をスリリングに描いた傑作・・・というのが当時の評価だったけど、今観るとさすがにショボイ。国家的陰謀のはずなんだけど、隠蔽側も暴露側もなんだか牧歌的で緊張感があまり感じられないし。当時は手に汗握って観た記憶があったんだけどなぁ。

 で、オマージュシーンですが、逃げ出した宇宙飛行士が廃屋のガソリンスタンドでコーラの自動販売機を壊す、というもの。まあ、それだけと言えばそれまでですが。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【関連記事】「十代のキューブリックがニューヨークの地下鉄であなたの祖母を密かに撮影したのでしょうか?」キューブリックのルック社時代の写真『地下鉄シリーズ』、新たに18枚のプリントが見つかる

【考察・検証】キューブリックはなぜ『2001年宇宙の旅』の美術デザインを手塚治虫に依頼したか?また、もし参加していればどうなっていたか?を検証する

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【考察・検証】作品タイトルを『短期除隊兵(ショート・タイマーズ)』から『完全被甲弾(フルメタル・ジャケット)』に変更したキューブリックの真意とは

【ブログ記事】スタンリー・キューブリックが遺した約1万6千枚もの写真がネット上に公開中

【考察・検証】キューブリックの死因にまつわる噂について

【考察・検証】『2001年宇宙の旅』に登場したコンピュータ「HAL9000」の変遷と「IBM→HAL説」の真偽を検証する

【関連書籍】戸田奈津子 金子裕子著『KEEP ON DREAMING』で語った、『フルメタル・ジャケット』翻訳家降板事件の戸田氏の言い分

【関連記事】イラストレーター、フィリップ・キャッスル(スタンリー・キューブリック監督作品のポスターデザイナー)へのインタビュー

【関連記事】手塚治虫『惑星ソラリス』『2001年宇宙の旅』を激賞する