【トリビア】ニンフェット(Nymphet)


 少妖精の意。転じて、10代前半の美少女を差す。小説『ロリータ』で、ハンバートはロリータを始めとして彼の感性に添う美少女をこう呼んでいるが、年齢制限を9~14歳までとし、しかもそのニンフェットの呪縛を受けるには30~40歳の年齢差が必要とまでしている。ニンフェットの定義も非常にシビアで、「一般人が女学生の中から美少女を選んだとしても、その中にニンフェットは含まれていない」とまで言い切っている・・・というか、もう「しなやかな骨組み」とか「かん高い耳障りな声」とか「逆立つうぶ毛」とか「汗でべたつく首」とか「ふくらはぎの傷あと」とか「脇腹のほくろ」とか「足首でぴくぴく動く骨」とか、常に妄想炸裂。特にロリータを妄想の中で独占し、コトを成就させる(実際のロリータはただ普通にじゃれてるだけ)くだりに至っては変態以外の何ものでもありません。でも笑えます。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』は、なぜクリスマスシーズンの物語なのか?を検証する

【関連動画】『2001年宇宙の旅』の未公開シーンとセット画像を集めた動画と、クラビウス基地で登場したハンディカメラをニコンがデザインしたという説明の信憑性について

【オマージュ】King Gnu(キング・ヌー)の新曲『一途』のMVがとっても『2001年宇宙の旅』だった件

【ブログ記事】NHK『映像の世紀~バタフライエフェクト~映像プロパガンダ戦 嘘と嘘の激突』で紹介されたプロパガンダ映画『ユダヤ人ジュース』とキューブリックとの「接点」

【インスパイア】とっても『2001年宇宙の旅』な、旧ソ連謹製SF映画『モスクワ-カシオペア(Москва – Кассиопея)』

【パロディ】映画版『バービー』の予告編がまるっきり『2001年宇宙の旅』でどう反応して良いのやら(汗

【関連記事】映画ファンが「こんな世界絶対嫌だ…」と絶望する!オススメの「ディストピア映画」10選

【関連書籍】忘れ去られた『2001年宇宙の旅』のもうひとつの原典、アーサー・C・クラーク『地球への遠征』

【オマージュ】MV全編がまるっきり『時計じかけのオレンジ』な、コットンマウス・キングス『Stomp』のMV

【パロディ】まるっきり『時計じかけのオレンジ』のアレックスのファッションをしたマーク・パンサーが登場するglobeの『genesis of next』