【考察・検証】キューブリックが選ぶ映画ベスト10
- 『青春群像』(1953年/監督:フェデリコ・フェリーニ)
- 『野いちご』(1957年/監督:イングマール・ベルイマン)
- 『市民ケーン』(1941年/監督・主演:オーソン・ウェルズ)
- 『黄金』(1948年/監督:ジョン・ヒューストン /主演:ハンフリー・ボガード)
- 『街の灯』(1931年/監督・主演:チャールズ・チャップリン)
- 『ヘンリー五世』(1945年/監督・主演:ローレンス・オリヴィエ)
- 『夜』(1961年/監督:ミケランジェロ・アントニオーニ)
- 『バンク・ディック』(1940年/監督:エドワード・クライン)
- 『ロキシー・ハート』(1942年/監督:ウィリアム・ウェルマン)
- 『地獄の天使』(1931年/監督:ハワード・ヒューズ)
キューブリックが1963年にアメリカの映画雑誌「シネマ」誌上で公表したベスト10。以降、この手のランキングは発表されていないので非常に貴重な証言と言える。その時代のものから過去の名作、フェリーニやチャップリン、アントニオーニなどの巨匠まで、ジャンルも多岐に渡り、バランス良く選択さえれいる。
1963年といえば、『博士の異常な愛情』の製作中か公開中の頃なので、それを踏まえて判断しなければならないが、各作品については追々論評していきたい。