【登場人物】コング少佐(Maj. T.J. 'King' Kong)
『博士の異常な愛情』で、核爆弾でロデオするB-52の機長。名前の由来はもちろん「キング・コング」から。緊急キットの点検の際の台詞、「これだけあればヴェガスでたっぷり遊べるぞ!」は、本来「ダラス」だったが、公開直前にダラスでケネディ大統領が暗殺されたため急遽「ヴェガス」に変更になった。
あちこちでパロディにされた「爆弾に跨がってロデオ」の元ネタで有名なこの役は、本来ピーターセラーズが4人目として演じるはずだった。だが、テキサス訛り丸出しのこの役をセラーズが気に入らず、怪我を理由に降板したのだが、ピケンズの素晴らしい演技を見た後、演じなかった事を後悔したという。