【音楽家】ウォルタ(ウェンディ)・カルロス(Wendy(Walter) Carlos)
『時計じかけのオレンジ』で、ベートーヴェンの『第九』などをシンセサイザーでアレンジした、シンセ・ミュージックの第一人者。1972年になぜか性転換手術をし、名前も「ウェンディ」に改名した。『シャイニング』でもシンセの楽曲を提供しているが、以前仕事をした音楽家がいきなり女になって現れたものだから、さぞかしキューブリックもびっくりしただろう。映画では他に『トロン』(1982)、『ブランニュー・ワールド』(1998)などを手掛けている。写真はまだ男だった頃のもの。
1936年11月14日アメリカ・ロードアイランド出身。