【関連記事】英誌が選ぶ、映画の中のクレイジーなキャラクター10組

 英Total Film誌が、クレイジーなキャラクター10組を選出した。「ダークナイト」のジョーカーや「シャイニング」のジャック・トランスといった狂気にとりつかれたキャラクターから、巨大なうさぎが親友だと思い込んでいる「ハーヴェイ」の主人公など、クセ者ぞろいのラインアップとなった。

 「毒薬と老嬢」は、毒殺魔の老姉妹エビイとマーサ(ジョセフィン・ハルとジーン・アディア)、老姉妹の甥で、自分がルーズベルト大統領だと思い込んでいるテデイ(レイモンド・マッセイ)、もうひとりの甥で殺人鬼のジョナサン(ピーター・ローレ)と、甲乙つけがたかったようでブルースター一家として選出された。「ファイト・クラブ」はネタバレになってしまうので、ナレーターとなっている。

 クレイジーなキャラクター10組は以下の通り。

▽ケビン(イライジャ・ウッド)/「シン・シティ」
▽ゴラム(アンディ・サーキス)/「ロード・オブ・ザ・リング」3部作
▽ガーランド・グリーン(スティーブ・ブシェーミ)/「コン・エアー」
▽ドレフュス署長(ハーバート・ロム)/「ピンクパンサー」シリーズ
▽ジョーカー(ヒース・レジャー)/「ダークナイト」
▽ブルースター一家(ピーター・ローレら)/「毒薬と老嬢」
▽ピーター・ロウ(ニコラス・ケイジ)/「バンパイア・キッス」
▽ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)/「シャイニング」
▽エルウッド・P・ダウド(ジェームズ・スチュアート)/「ハーヴェイ」
▽ナレーター/「ファイト・クラブ」

(引用:映画.com ニュース/2013年1月6日)



 でましたジャック・ニコルソン。やっぱりこうなりますよね。どれもまあ順当な選出な気がしますが、『ファイト・クラブ』の「ナレーター」には笑いました(笑。

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