【名曲】ジョニーが凱旋するとき(When Johnny Comes Marching Home)

 『博士…』でコング少佐のB-52のシークエンスには必ずかかっているマーチ。なんだか勇ましいようで、ちょっと腰砕けな感じもあり、なんだか微妙ですが、それもそのはず

 19世紀後半に勃発した南北戦争の北軍の帰還兵を迎えるために、アイルランド出身の作曲家パトリックがアイルランドの古い反戦歌“Johnny I Hardly Knew Ye”からメロディーを用いて新たに詞をつけたものとされている。マーチ曲は勇ましく、テンポのいいものが多い。しかし、これは南北戦争という悲惨な内戦を歌っているものなので、悲壮感の漂う曲となっている。

引用:ジョニーが凱旋するとき/Wikipedia

 だそうです。まあ、単機で敵のICBMサイトに突っ込むわけですからそれは悲壮ですよね。上記のバージョンはけっこう力強くていい感じ。あえてああいう風にアレンジしたのはキューブリックが意図的にしたのでしょう。なにせ核爆弾投下→全世界滅亡で、凱旋する故郷なんて存在する訳ないですからね。

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