【関連動画】キャット・バルー(Cat Ballou)

 ジェーン・フォンダ主演のウェスタン・コメディ『キャット・バルー』。この1965年製作のアメリカ映画を何故関連作品として紹介するかというと、『時計…』でアレックスが第九を聴きながら見る暴力的な夢で、ウェディングドレスを着た女(?)が絞首刑台から落とされるワンカットはこの映画からの流用だそうです。

 キューブリックは「アレックスは映画で見たことを想像するだろう」としてこれらのシーンを採用したそうですが、ジェーン・フォンダといえば当時のセックス・シンボル。それに本作はアカデミー賞主演男優賞をリー・マーヴィンが獲得するなど大ヒットした事もあり、エロとサディスティックが同時に感じられるこのカットを採用したのかも知れません。

 だからといって現在、このワンカットだけ観て『キャット・バルー』やジェーン・フォンダを連想するのは至難の業です。特に日本では本作は知名度が低いですし。でも意外に評価が高いようなので、機会があれば観てみたいと思ってます。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【考察・検証】キューブリックはなぜ『2001年宇宙の旅』の美術デザインを手塚治虫に依頼したか?また、もし参加していればどうなっていたか?を検証する

【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」

【考察・検証】作品タイトルを『短期除隊兵(ショート・タイマーズ)』から『完全被甲弾(フルメタル・ジャケット)』に変更したキューブリックの真意とは

【考察・検証】『シャイニング』の【初公開版(146分)】【北米公開版(143分)】【コンチネンタル版(119分)】の違いを検証する

【上映情報】『2001年宇宙の旅』の日本での上映記録のまとめ

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【関連動画・関連記事】1980年10月24日、矢追純一氏によるキューブリックへのインタビューとその裏話

【関連動画】4K UHD『時計じかけのオレンジ』とDVD、BDの画質を比較した動画

【関連動画】『2001年宇宙の旅』の未公開シーンとセット画像を集めた動画と、クラビウス基地で登場したハンディカメラをニコンがデザインしたという説明の信憑性について