【関連記事】LACMAでのスタンリー・キューブリック展は人気はあったが、ティム・バートン展ほどではなかった

 ロサンゼルス郡立美術館で開催されていた完璧主義の映画監督に捧げられた巨大な展覧会「スタンリー・キューブリック」は、一般の人々の人気を集め、同美術館によれば、8か月の会期中に243,792人の来場者を集めた。

 11月に開幕し6月30日に閉幕したこの展覧会は242日間開催され、1日平均1,000人強の来場者があった。LACMAが実施した調査によると、来場者の約28%が同美術館を初めて訪れた人だったと推定されている。

 この数字はロサンゼルスの美術館の展示会としては健全だが、同展は、より短期間で363,271人の来場者を集めたロサンゼルス・カウンティ・アート・センター(LACMA)での2011年の「ティム・バートン」展を上回ることはできなかった。

(引用:Los Angels Times/2013年7月10日



 LACMAで開催されたキューブリック展ですが、242日間の開催期間中の来場者は24万3792人だったそうです。ティム・バートン展はそれより短い135日間で約36万人を集めたそうですから、ちょっと物足りない数字ですね。原因は展示物の一部が若年層に向いていなかった点を挙げていますが、これはしょうがないですね。キューブリック作品にエロはつきものですから。

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