【名曲】幻想交響曲 第五楽章(Symphonie Fantastique〈Songe d'une nuit du Sabbat〉)

 『シャイニング』のオープニングで使用されたのはウェンディ・カルロスによるアレンジ版ですが、上記はオリジナルの第五楽章です。作曲は17世紀に活躍したフランスの音楽家エクトル・ベルリオーズ。

 第五楽章の『怒りの日』(3:30から)のパートが印象的にアレンジされていますが、この『幻想交響曲』、ベリオーズ自身の実体験を元にし、アヘンを吸いながら作曲したそうで、作者自身によって解説がされています。それによると、失恋により服毒自殺しようとしたがかろうじて一命をとりとめ、やがて新しく恋をする。だが失恋するのではという恐怖から彼女を殺害し、殺人罪で断頭台で死刑になり悪魔や魔女と響宴を繰り広げる・・・という内容。この第五楽章はこの「悪魔との響宴」の部分でタイトルは「ワルプルギスの夜の夢」。その狂気じみた激しい曲調はまさに『シャイニング』にぴったりですね。

TOP 10 POSTS(WEEK)

【関連記事】「十代のキューブリックがニューヨークの地下鉄であなたの祖母を密かに撮影したのでしょうか?」キューブリックのルック社時代の写真『地下鉄シリーズ』、新たに18枚のプリントが見つかる

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【考察・検証】『シャイニング』の【初公開版(146分)】【北米公開版(143分)】【コンチネンタル版(119分)】の違いを検証する

【関連動画】4K UHD『時計じかけのオレンジ』とDVD、BDの画質を比較した動画

【関連記事】IMDbのユーザー投票によるキューブリック作品ベスト10

【パロディ】『時計じかけのオレンジ』のルドヴィコ療法の被験者にさせられたアニメキャラのみなさまのまとめ

【考察・検証】『アイズ ワイド シャット』の儀式・乱交シーンについてのスタッフの証言集[その1]儀式シーンのリサーチについて

【台詞・言葉】『時計じかけのオレンジ』に登場したナッドサット言葉をまとめた「ナッドサット言葉辞典」

【関連記事】『ロリータ』の暗部。主演の少女女優の処女を奪ったプロデューサーのジェームズ・B・ハリスとその後のスー・リオンの人生

【スペシャルレポート】TOHOシネマズ六本木にて「新・午前十時の映画祭」『2001年宇宙の旅』を鑑賞