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 上記動画のペンが浮かんでいるシーンの説明「ガラスに挟んだペンをナイロンの糸に這わせ、回転させる事で」・・・って意味、分かりますか?私には全く意味が分かりません。ちゃんと調べましたか?電通さん、日本語になっていない説明をドヤ顔でされても視聴者は困惑するばかりですよ?

 正しくは「ナイロンの糸で吊るしたり、ガラスにくっつけたペンをガラスごと回転させる事で」です。『メイキング・オブ・2001年宇宙の旅』にもしっかりとその記述があります。上記動画でスチュワーデスがペンを取る際、ガラスにくっついていたのがよく分かります。ガラスは直径8フィート(2.4m)の円形をしたもので、それにペンをくっつけてゆっくり回転させながら撮影しました。また、単純にペンが浮いているだけのカットはナイロンの糸で吊るしています。つまり、そのカットに適した方法でペンを浮かせ、それを繋ぐことでペンが浮いているように見せかけているのです。

 しかも最初の字幕に「1986年公開」とありますが、これは明らかな間違いで正しくは「1968年公開」です。校正はしましたか?ちゃんと調べて裏を取りましたか?安い制作費で下請けに丸投げしてあとは知らんぷりですか?でも、最後に堂々とロゴを掲げているのは電通さんですから、恥をかくのはあなた方ですよ?こんな短い番組でミス連発なんて痛い事をしているから「電痛」呼ばわりされているのにいい加減気づきましょうよ。

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