【パロディ】イマジン・ドラゴンズ/オン・トップ・オブ・ザ・ワールド(Imagine Dragons - On Top Of The World)

 どうやらビートルズの4人になぞられたメンバーが宇宙飛行士になり、月へと向かうが実はそこは・・・というストーリーの様です。いきなりローアングルの三輪車とシャイニング・カーペット。2001という番地の家からサイケ野郎はジョン、六角サングラスがポール、ヒッピーはジョージ、ライダー風はリンゴのつもり?その4人が横断歩道でアビイ・ロードして、0009LAHという監視カメラに、双子の少女ならぬ少年もいますね。

 つれてこられた月面セットにはディレクターチェアーに座ったいかにもユダヤ人くさい風貌でアーミーパーカーを来た人物、多分これがキューブリックですね。その隣のうさんくさい政治家はニクソンでしょうか。思いっきり『アポロ陰謀説』を茶化しています(笑。

 このイマジン・ドラゴンズ、サマソニに来日経験もあるそうですが全く知りませんでした。wikiにはラスベガス出身の4人組で、ジャンルはオルタネイティヴ・ロックとなっていますが、オルタナって広義過ぎて掴みどころがないんですよね。この曲は南米?フレーバーが特徴的ですが、どうやらこのバンドはドラム、特にバスドラにこだわっているようで、いわゆる大太鼓的な音色を好んでいるようです。スケールの大きいワールドミュージック系オルタナという感じでしょうか。

 ただこういうバンドは日本では一部の愛好家以外全く受けないでしょう。日本で洋楽と言えばダンス系かR&B、あってもヘビメタやハードロックくらい。しかも市場は縮小の一途・・・どうしてこうなった?

TOP 10 POSTS(WEEK)

【インスパイア】『2001年宇宙の旅』のHAL9000に影響されたと思われる、手塚治虫『ブラック・ジャック』のエピソード『U-18は知っていた』

【関連記事】キューブリックは『時計じかけのオレンジ』のサントラにピンク・フロイドの『原子心母』の使用を求めたがロジャー・ウォーターズが拒否した話をニック・メイソンが認める

【関連記事】撮影監督ギルバート・テイラーが『博士の異常な愛情』の撮影秘話を語る

【関連記事】英誌『Time Out』が選ぶ「映画史上最高のベストセッ●スシーン50」に、『アイズ ワイド シャット』がランクイン

【関連記事】抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り続ける理由

【台詞・言葉】ハートマン先任軍曹による新兵罵倒シーン全セリフ

【オマージュ】キューブリックの孫、KUBRICKの『MANNEQUIN』のMVがとっても『時計じかけのオレンジ』だった件

【台詞・言葉】『フルメタル・ジャケット』でのハートマン軍曹の名言「ダイヤのクソをひねり出せ!」のダイヤとは「●ィファニーのカフスボタン」だった件

【関連記事】2021年9月30日に開館したアカデミー映画博物館の紹介記事と、『2001年宇宙の旅』の撮影プロップ展示の画像

【インスパイア?】「白いモノリス」らしき物体が登場するピンク・フロイド『ようこそマシーンへ(Welcome to the Machine)』の公式MV