【関連記事】「スティーブン・キング原作映画ベスト10」米タイム誌が発表
米タイム誌が、現在クロエ・モレッツ主演のリメイク版「キャリー」が公開中の、モダンホラーの巨匠スティーブン・キング原作の映画ベスト10を発表した。
1974年に発表されたキングの処女作「キャリー」が、ブライアン・デ・パルマ監督によって映画化されたのが1976年。以来40年、変わらぬ創作意欲で新作を発表し続けるキングの小説は、その多くが映像化され、現在も複数の映画化企画が進行中だ。
以前、英Total Film誌がキングの原作映画50本をランキングしたことがあるが、一人の作家のシリーズ作品以外の映画化だけで50本を選ぶことができるのも驚嘆に値する。またキングは、米業界誌ハリウッド・レポーターが選ぶ「ハリウッドで最も影響力のある作家」2012年度版の第1位にも選ばれている。
タイム誌によるベスト10は以下の通り(製作年度順)。
▽「キャリー(1976)」(ブライアン・デ・パルマ監督)
▽「シャイニング」(1980/スタンリー・キューブリック監督)
▽「デッドゾーン」(1983/デビッド・クローネンバーグ監督)
▽「スタンド・バイ・ミー」(1986/ロブ・ライナー監督)
▽「ミザリー」(1990/ロブ・ライナー監督)
▽「ショーシャンクの空に」(1994/フランク・ダラボン監督)原作「刑務所のリタ・ヘイワース」
▽「黙秘」(1995/テイラー・ハックフォード監督) 原作「ドロレス・クレイボーン」
▽「ゴールデンボーイ(1998)」(ブライアン・シンガー監督)
▽「シークレット・ウインドウ」(2004/デビッド・コープ監督) 原作「秘密の窓、秘密の庭」
▽「ミスト」(2007/フランク・ダラボン監督) 原作「霧」
以前も似たような企画がありましたが、セレクトがちょっと違いますね。でも『キャリー』、『シャイニング』、『デッドゾーン』、『スタンド・バイ・ミー』、『ミザリー』、『ショーシャンク…』まではかぶってますから、この6作品は鉄板と考えてよさそうです。評価が定まった、とも判断できますね。もちろん、異論はないです。