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ウェス・アンダーソン監督が話題作『グランド・ブダペスト・ホテル』について語った。
本作は、一流ホテル、グランド・ブダペスト・ホテルのコンシェルジュ、グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)と、彼を慕うベルボーイのゼロ・ムスタファ(トニー・レヴォロリ)が繰り広げる冒険を描いたドラマ。常連客マダムD(ティルダ・スウィントン)と関係を持ったグスタヴは、彼女の殺人事件と遺産争いに巻き込まれるが、自らの誇りとホテルの威信を守るため、ゼロと共に奔走する。ビル・マーレイ、ウィレム・デフォー、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナンなどが共演している。
〈中略〉
衣装デザインは、スタンリー・キューブリック作品のミレーナ・カノネロで、セットの外観もキューブリック作品をほうふつさせる。「おそらくこれまで僕が製作した全作品は、何かしらキューブリック映画に影響を受けて撮影したものばかりだ。好きな作品や好きな監督から学んだことは、映画製作上では問題解決にもなってくれている」と大のキューブリックファンでもあることを明かした。
『時計じかけのオレンジ』『バリー・リンドン』『シャイニング』に参加し、『バリー…』と『炎のランナー』『マリー・アントワネット』でアカデミー賞を獲得したミレーナ・カノネロが衣装デザインですか。肝心の映画ですが上記の予告編を観ればなるほど、キューブリックの影響大ですね。